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これもアフガン編みの基礎本.残念ながら新品はもう売っておらず,自分もアマゾンのマーケットプレイスで入手をした.


タイトル通り,マフラーとベストの編み方が紹介してある.作品数は少なく,プレーン編み,裏編み,鹿の子編み,透かし編みのマフラーとベストが4種類というか3種類(プレーンアフガン編みのV衿とラウンドネック,ストライプと長編み引き上げ編みのもの)だけ.

作品数は少なくても,作品を作るプロセスが順を追って比較的細かく解説してあるのがとても良い.ベストの場合は左右の減目,左右の増し目,肩下がり,さらに前身頃の裾の中央部分が尖ったデザインの場合の編み方から,肩や脇のはぎ,縁編みの方法,ボタンの付け方までちゃんと載っている.

なので,この本一冊でアフガン編みの基本的なベストの作り方は何とかマスターできそうな気がする.基礎を押さえて自信をつけたら,広瀬光治氏の大人のニット アフガン編みに進むというのが良さそうな気がした.

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タイトル通り,アフガン編みのいろいろなパターンが紹介してある本.基本的に,見開きに4種類ずつ,アフガン編みの編み地とその編み図がひたすら載っている.配色模様は編み図の方も色が変えてあるので見やすいと思う.

詳細な編み方は載っていないので,編み図を見て何とか出来る人向けだとは思う(編み図の段ごとにどちらから編むのか矢印で表記してあるが,同じ方向の矢印が連続しているものなどはダブルフックアフガン針で編むということなのだろうか?).

それでも,スワッチはカラフルだし,アフガン編みでこんなにいろいろなパターンが編めるのかと思いながら眺めるだけで結構楽しい.

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編み目記号とその編み方のうち,基本的なものは一応p.60~65に載っている(大きなイラストで説明してあるのでわかりやすいとは思う).ただし,くさり編みの仕方は載っているけど,最初の拾い目の仕方は載っていないという感じなので,アフガン編みが全く初めての人は別の入門書を買った方が良いと思う.あとは,作品の編み図が欲しいという人も,別の本の方が良いと思う.

間違った裏編みのやり方はp.61に載っている.

内容:
配色模様
透かし模様
地模様
立体的な模様
リバーシブル模様
編み目記号とその編み方

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広瀬光治氏のアフガン編みの本.ジャケットやベストなど,(自分にとっては大物と感じられる)作品の作り方が紹介してある.デザインは全体としてミセス向きのような気がするが,アフガン編みで小物を作るのに飽きたら挑戦してみたいけど,バッグ,帽子,ストール以外はベストやジャケットなど編むのが大変そうな印象のものが多い.

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針の持ち方や糸を手にかけるやり方などはイラストで解説してある.編み目記号と編み方も基本的なもの(鎖編み,表編み,戻り編み,裏編み,メリヤス編み,掛け目,ねじり編み,長編み,中長編み,玉編み,すべり目,交差編み,目通し編み,チェーンペトゥール編み,3目の編み出し増し目,2目一度,戻り2目一度,3目一度,戻り3目一度,引き抜き編み,戻り編みの目から拾う)は後ろの方に載っている.

作品を仕上げる上で必要になる,左右の減目,肩下がり,袖ぐり,肩はぎ,すくいとじのやり方は『花とボッブルのカーディガン』を例に説明してある.これ以外にも各作品を作る際のポイントは比較的たくさんの写真を使って説明してあるけど,全体の手順が細かく載っているわけではないので,編み図を見てセーターを編んだことがない人には結構大変そうな気がする.

アフガン編みはボッテリとした厚手の編み地のものが出来るという印象があるけど,模様編みのやり方によってはずいぶん繊細な作品ができるんだなぁと感心した.一続きの説明が後ろではなく前のページにあったりするのでちょっと戸惑った.

内容:
新鮮!アフガン編み(シェル模様のフレア・ニット、マニッシュ感覚のプルオーバー、軽やかロングベスト、ロマンティック・ジャケット)
アフガン編みは楽しい(フェミニンなプルオーバー、切り替えが新鮮!Uネックベスト、ストレートライン・ボレロ、Yネックのシンプルジャケット、花とボッブルのカーディガン、ヘアリーなシンプル・プル、シャネル風定番ジャケット、タックスリーブのブラウス、大人のストール、エレガント・ハット、モコモコバッグ)

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基本的なアフガン編みの方法の他に、ルームシューズ、ベレー帽、マット&バスケット、鍋つかみ、ネックウォーマー、靴下、ハンドウォーマー、バッグ、チェアカバーとチェアマット、などの小物の作り方を中心に紹介してある。ただ、個人的には作ってみたいと思える作品は取りあえずなかった。

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正直に言うと図も説明文もあまり分かりやすい感じがしないので、初めて買う一冊としては別の本を薦めたい。しかし、2冊目に買う本としてオススメかというと微妙。日本語の他に英語でも説明文が書いてあるので、日本語はあまり分からない人向けなのだろうか?

それと、どうもこの人の表記の仕方にはなかなか慣れることができない。戻り目(戻り編み)のことをまとめ編みと表記している(個人的にはやはり違和感.用語は業界内で統一して欲しいものだ)。鹿の子編みとか長編みは普通だけど。というわけで、書店で現物を見ていたら多分買わなかった一冊。

その他の編み方としては一目ゴム編み、すじ編み、ツイル編み、クロス編み(交差編み)など。

内容:
シングルフックの基本編み
ダブルフックの基本編み(輪編み)
両面編み
1目ゴム編み、かのこ編み
長編み、すじ編み
ツイル編み、クロス編み
How to Make


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アフガン編みの表編み、戻り編み、裏編み、メリヤス編み、ねじり編み、二目一度などの基本的な編み方は紹介してある(戻り編み目の鎖をそっくり拾う編み方はむしろ編みと表記している)。分かりやすさはまずまずだと思うけど、個人的にはアフガン編み(ヴォーグ基礎シリーズ)の方が好みだ。

作品も若干紹介してあるが、コースター、箱と巾着、帽子、リストウォーマー、針刺し、ルームシューズ、あずま袋のような形の袋などの小物ばかり。

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扱っているのが小物ばかりなので、増し目、とじ、はぎ等は載っているが、ボタンホールや棒針を使った縁編みなどセーターやカーディガンを編むときに使いそうな技法は載っていなかったと思う。

あと、ダブルフックアフガン針(両端がかぎ針になっていて、リストウォーマーのような輪状の作品が簡単にできる)を使った編み方も紹介してある。これはアフガン編み(ヴォーグ基礎シリーズ)には載っていなかったと思う。

アフガン針と糸の組み合わせに関しては、アフガン編み(ヴォーグ基礎シリーズ)とほとんど同じ内容のことがp.45に載っている。

内容:
アフガン編みってなに?
アフガン編みの基礎知識
編み地ちがいのコースター4種
アフガン編みをマスターしよう!プレーンアフガンのコースターをつくる
いろいろな編み目を楽しもう!裏編み、かのこ編み、メリヤス編みのコースター
色替えのマジックいろいろな鍋つかみ
ZIGZAG BOX
8角形のピンクッション
こびとの靴
四角×3のBAG


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アフガン編み(チュニジアン・クロッシェ)の基礎本。アフガン編みの記号、増し目、減目、引き返し技法、とじ、はぎの仕上げ、縁編み、ボタンホールやポケットの付け方まで一通りのやり方が載っている。

縁編みは、プレーン編み、鹿の子編みの直線部分や、Vネック、ラウンドネック、裾のカーブのやり方などいろいろ載っている(かぎ針を使う場合と棒針を使う場合)。

ボタンホールも掛け目、引き抜き止め、巻き止め、縦穴のやり方が載っているし、ポケットも貼り付けポケット、フラップをつける方法、切りポケット、斜め切りポケットまで載っている。

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というわけで、発行年は比較的古いけど、図も写真も比較的大きめで見やすいし、カバーしている範囲も広いので、アフガン編みの基礎本を一冊買うのなら個人的にはオススメできる内容だと思う。ただし、作品の作り方は紹介していないので編み図が欲しいのであれば別の本もあった方が良い(クロバー株式会社のダブルフックアフガン針で編む作品などからダウンロードさせてもらうのでも良いかも)。

針の太さと糸の目安はp.57に載っている。5号は中細や極細2本、6号で中細や合細、8号で並太、10号は極太や中細2本、12号では極太や極太変わり糸、15号は超極太や並太2本となっていた。どのアフガン針を使ったらよいのかいつも悩むので参考になった。(しかし、この基準だとフェリシモのアフガン編みサンプラーの会はちょっと太めの編み針を使っているような気がした。)

あと、間違った裏目の編み方の例2つはp.54に載っている。

目次:
1 アフガン編みの基礎の基礎(針の持ち方と糸のかけ方/作り目数の決め方、一段目の編み方、二段目の編み方、配色)
2 形をつくる(減らし目/増し目/引返し編み)
3 まとめ(止め/はぎ/とじ)
4 仕上げ(縁編み/ボタンホール/ポケット)


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横長の小さな本.小さなモチーフを一つまたは幾つか組み合わせた作品が多く,初心者向けと思われる.

あとは,お花がテーマかな.ミモザ,デイジー,小手毬,ユキヤナギなどを表現したモチーフも載っている.派手な黄色の糸で編むと確かにミモザっぽく見えるかも.

ハンカチの縁やブラウスの襟に付けるエジングも数点.タティングレースで作ったネットもあった(コームに添えてある).

ただし作品数は多くない.多分35点だったと思う.

カラー写真は前半の作品紹介部分だけで,糸の巻き方,基本の結び目(ダブルステッチ)などの基本部分や作品の作り方などは基本的に白黒のイラストか写真.

ただ,意外にも白黒のイラストは糸の状態がどうなっているのか等が写真よりも見やすいかもしれない.

作品に添えられた飾りは好みが分かれるかもしれないが,それなりに良い雰囲気.
ただし,タティングレースの初心者が編み方を知りたくて一冊だけ本を買うとしたら,これではないような気がする.

章立ては以下の通り.
1. Round Motif
2. Square Motif
3. Small Flowers
4. Chain
5. コデマリモチーフ
6. Corsage and Wreath
7. クラシックなつけ衿
8. レースのネットをあしらって
9. Edging-タティングレースの縁飾り
10. How to Make


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タイトルから類推されるとおり,初心者向けのタティングレースの本.同一著者の『優雅なタティングレース』よりもこちらの方が明らかに入門的な部分の説明が詳しい.

基本的な所(リング編み,リングとブリッジ編み,シャトル2個を使った編み方)はカラー写真で手順を追って紹介してあるので,比較的分かりやすいと思う.

大きな物を除けば初心者にも編めそうな作品が多いと思う(スミレ,アネモネ,バラといったお花のモチーフとそれを繋いで出来るドイリー,ミニマフラー,ブレードなど).ただし,逆に言えばある程度タティングレースを編んだことのある人には物足りないのではないかと思われる.

使用糸はオリムパスのエミーグランデ(レース糸としてはかなり太い)で,角ありのシャトルを使っている.エミーグランデのハーブスを使ったシックな色合いの作品が多い(全体的に表紙の写真のイメージ通り).

ちなみに,p.12の小花モチーフはそのまま編んだだけでは形が整わない(リングの結び目に近い側にもピコを入れて連結すれば形が安定するが.もっともピコに連結するというところで躓く人もいるかもしれないので,一番最初は連結なしの方がいいのかもしれない).


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基礎ページが充実していると紹介しているサイトもあるようだが,少なくとも初心者向けとは思わない.もしも初めてタティングレースに挑戦する人が参考書を探しているのであれば,もっと別の本を薦めたいと思う.シャトルに糸を巻く方法などの基礎編が一応p.34から始まっているけど.

短時間で仕上がる初心者向きと思えるのはミニドイリーとネックレス,ピアス,ブレスレットとコサージュあたりかな?

バッグやミニマフラー,ショールなど,作るのにかなり手間がかかりそうな作品が結構載っている(ただし,個人的には作ってまで欲しい感じの作品とは思わなかった).

カラー写真が載っているのは全体の半分ほどで,作り方の部分はあまり詳しくない.その意味でもタティングレースの経験者向けの本かと思う.また,ピコが多い作品は編み図?がとても見にくい.

オリムパスのエミーグランデ(レース糸としてはかなり太い.明記されてはいないがおそらく20番か18番ぐらいの太さだと思う),または金票#40レース糸と,角ありのシャトルを使ったタティングレースの作り方が紹介してある.

全体としては表紙の写真のイメージ通り,落ち着いた印象の作品が多く,ビーズを入れたものもある.


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ビーズがたくさん入ったタティングレースの作品例が多い.タイトルは『タティングレースの首飾り』となっていて,実際にビーズを入れたネックレスの作り方が多く載っているが,ショール数点や縁飾りの作り方も載っている.写真も結構きれい.

表紙を見たときは難しそうに思ったが,簡単に作れそうなものも載っている.実際,最初の方にはビギナー向けデザインとして19作品が紹介してある(カテゴリーとしては,ビギナー,サマー,アンティーク風,パール,チョーカー,アダルト,エスニック,スカーフ,ブレード).

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糸の巻き方,ダブルステッチなどの基本部分はp.38から.

ビーズを編み入れる方法,シャトルを二つ使ったリング付きブリッジの編み方,スプリットステッチ(スプリットリング),モックリング(芯糸でリング見せかけのリングを作る),3本取りでの編み方などはカラー写真で手順が説明してあり,分かりやすいと思う.糸を二色用意して実際に作ってみたらちゃんと形になったし.

ビーズ入りだと豪華な感じになるし(特に天然石を編み込むと.ただし重くなって首に掛けると肩こりになるのでほどほどに),ネックレスなどは比較的単純な模様の繰り返しになるので,初心者でも思ったより簡単に作れそうだと思う.

ただし,タティングレースは編み方を間違えたときに解いて直すのがとても大変だけど...


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普段,お店で買ってきてしまうような食べ物を家で作る方法が紹介してある本.作り方が手取り足取り詳しく載っているわけではないが,いろいろなものが家庭で作れることが実感できる.

地球丸 の本繋がりということで.


 おいしいものは家でつくれる

Sweets-おやつ: ジャムいろいろ いちご・キウイ・パイン・りんご,フルーツサワー いちご・キウイ・ライム・ブルーベリー・クランベリー,ジンジャーシロップ等
dish-おかず: ベーコン&中華風干し肉,ボイルソーセージ&焼きソーセージ,ビーフとチキンのジャーキー等
seadoning-調味料: トマトソース,フレッシュバター ハーブ・オレンジ,カッテージチーズ レーズン等

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果物とお酒の写真がたくさん載っている.写真集というわけではないが,カラフルな写真を眺めているだけで結構楽しい.地球丸 って,結構面白そうな手作り関係の本を出しているみたいだ.

大体,見開きで2,3種類のお酒とそれに関連する果物や作業の様子などのカラー写真と簡単な説明があり,その次のページにレシピと作り方の手順,作業途中の白黒写真が載っているという感じ.

ワインを作ると言っても,赤ワインだけで,ヤマブドウ,巨峰,マスカットベリーA が紹介してあり,ロゼだと甲州,白ワインだと,ナイヤガラ,スパークリングワイン,ロザリオビアンコ・スイートワインが載っている.その他,メロンワイン,桃ワイン,マンゴーワイン,キウイワイン,西洋なしワイン,柿ワイン,林檎ワインとその絞りかすで林檎ジャムを作る方法などもある.

 手づくりのお酒を楽しむ本
後は,新米どぶろく,骨酒,古代米どぶろく,雑穀酒,マテバシイ酒,本格麦芽ビール,ビール風味の麦茶,低アルコール健康飲料,さつまいも焼酎,トウモロコシ焼酎なんていうのもあった.

しかし,この本に書いてある通りにお酒の類を作ったら大部分のものは,日本ではまずいのではないだろうか?

ホワイトリカーにつけて作る果実酒の類はほんの少し紹介してあるだけだが,朝鮮人参酒,レモン・ライム酒,ナナカマド酒,ハマナス酒,サルナシ酒,マタタビ酒,ケヤマウコギ酒,ヤマモモ酒,ガマズミ酒,クコ酒,カリン酒,梅酒がちょっとずつ載っている.

手づくりのお酒の魅力
ワインをつくる
どぶろくをつくる
ビールをつくる
焼酎をつくる
果実酒・薬用酒をつくる


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タイトル通り,ワインの作り方が概説してある.アルコール反応式から分かるアルコール度数p.13で化学式を出したりしているが,要するに糖度の約50%が最終的なアルコール度数だと述べている.ブドウの糖度の情報はp.14.

白ワインのバリエーションとして,ペットボトルを使ったシャンパンの作り方などが載っている.甘いワインは飲む前に補糖というのは笑った.

p.75,76に日本に自生する野生ブドウの果実特性,加工特性の一覧表が載っている.

 誰でもできる手づくりワイン

第1章 ワインつくりの基礎知識
 ワイン発酵のメカニズム,酵母の種類,糖度とアルコール度数の関係,器材をそろえる,「こだわりのワインつくり」のアウトライとブドウの品種
第2章 ワインつくりの実際-市販の生食用ブドウでつくる
 赤ワインつくり:赤ワイン用のブドウ品種,仕込みの実際,こんな失敗に注意
 白ワインつくり:白ワインの魅力,白ワイン用のブドウ品種,仕込みの実際,白ワインのバリエーションを楽しむ
第3章 ワイナリーを超えるヤマブドウワインつくり
 ヤマブドウワインとの出合い,ヤマブドウの多様性,日本の野生ブドウの特徴
 ヤマブドウワインつくり
 ヤマブドウワインの原料,仕込みの実際
第4章 各種ワインの味わい-ティスティングコメント集


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前半は基本的にどぶろくの話で,清酒については第三章にまとまって載っている.清酒でこだわるべきものとして9点が上げてある.それらは,くみ水歩合,麹歩合,精米歩合,段仕込み,酵母,仕込み時期,くみ水,麹,米とのこと.

酵母とか各種種麹,米の産地と酒造好適米についての情報も載っている.種麹から麹を作る方法も載っているが,これは同じ著者による「わが家でつくるこだわり麹」の方が詳しい.

 わが家でできるこだわり清酒

第1章 ドブロクのつくり方は多様多彩―もと立てのちがいによるドブロクの素性
 1 アルコール発酵の原理
 2 「発酵」(酒つくり)のかたち
 3 ドブロクのかたち
 4 もとの系譜
 5 伝統的な酒つくりの原理

第2章 永田流ドブロクづくり
 1 「ドブロク」という呼称
 2 我流のドブロクづくりはやめよう
 3 ドブロクづくりの実際
 4 乳酸菌ドブロク

第3章 市販の清酒を超えるこだわりの清酒づくり
 1 こだわり清酒の形式
 2 清酒づくりの手順
 3 酒つくりは芸術だ
 4 究極の手づくり清酒にカンパイ!!

付録 麹のつくり方,本格的なもとのつくり方

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ドブロクをつくろう
の編者は前田氏だが,各章は別の人がそれぞれ書いている.どぶろくの作り方が詳しく載っているというよりは,酒と文化的背景などが大部分を占めており,酒造りについては第三部に記載がある.
40ページほどでどぶろく,清酒,焼酎,ワイン,ブランデーについて書いてあるので,中身はかなり概説的.もしもお酒の作り方や発酵の原理等について知りたいのであればこの本は向かないと思う.むしろ姉妹編の趣味の酒つくり
の方が役に立つと思われる.

最後の酢の作り方は4ページほどで簡潔に紹介してある.

序 今、「ドブロクをつくろう」と何故いうか
第一部 どぶろくを民衆の手に
 1 酒税法は憲法違反である
 2 自立、自醸、自給の思想
 3 清酒ばなれの防止はどぶろくの解禁で,清酒への薬品添加の実態
 4 世界中で流行しだした酒づくり
第二部 どぶろくのある風景
 1 酒と農耕文化-どぶろくに思う
 2 穏健的ドブロク復権論
 3 農の心とドブロクと
 4 南島人の心を支えた泡盛
 5 村に、湧きたつ哄笑と空想を!
第三部 ドブロクつくり全科<焼酎・ブドウ酒・ブランデーその他も詳述>
 1 簡単なドブロクつくり
 2 本格派のドブロクつくり
 3 その他のドブロクつくり
 4 焼酎のつくり方
 5 高級ブドウ酒のつくり方
 6 ブランデー製法の秘訣
<付>酢のつくり方


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趣味の酒つくりは「ドブロクをつくろう」の姉妹編だが著者は違う,と思ったがよく見たら「ドブロクをつくろう」の
第三部の酒造りについて書いている人が著者だった.
どぶろくだけではなく,蜂蜜酒,ハニーワイン,ワイン,ビール,紅茶キノコ,クワス,マッコリ,清酒や,焼酎,ブランデーといった蒸留酒や蒸留装置の作り方等についても載っており,お酒について幅広く紹介してある感じ.

p.164~現代版の口噛み酒と称して,唾液の代わりに三共新タカジアスターゼを入れる方法が紹介してあった.

入門篇
 第一章 花嫁にもつくれる蜜月の酒・ミード
 第ニ章 ミードからハニーワインへ
 第三章 レモンティーワインのすすめ
 第四章 ちょっといい酒の話、二つ

中級篇
 第一章 ブドウとワインの予備知識
 第ニ章 ワインつくりの基礎知識
 第三章 ワイン手造りの実際

高級篇
 第一章 穀物の酒は糖化から始まる
 第二章 さあ、ビールの手造りだ!
 第三章 ドブロクをつくろう
 第四章 ドブロクから清酒へ

蒸留酒・混製酒篇
 第一章 火の酒を君の手で
 第二章 原酒を調合して市販品に差をつけよう

自由を我等に


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第一章は蒸留装置の作り方,第二章は米焼酎の作り方.要するに米麹で甘酒を作ってどぶろくにして,それを蒸留すると出来るらしい.

第三章はサツマイモの焼酎の作り方.原理は同じみたいで,ふかしたサツマイモを米麹で糖化して,どぶろくにして,それを蒸留するという感じ.麦麹の利用も含めてより詳しい話は第四章にある.

第五章は麦焼酎,そば焼酎,トウモロコシ焼酎,黒糖焼酎,ワイン焼酎の作り方.ちなみにトウモロコシ焼酎はバーボン,ワイン焼酎はブランデーということらしい.

焼酎を造るって,どうやって蒸留するのだろう?と思っていたら,蒸留装置を自作する方法が載っていてびっくり.

 趣味の焼酎つくり

序章 焼酎つくりの工程

第1章 蒸留装置は売っていない、自作しよう
1 蒸留鍋と冷却装置の構造
2 蒸留装置の製作に必要な資材
3 蒸留鍋のつくり方
4 冷却部のつくり方
5 蒸留鍋と冷却部の連結

第2章 さあ、米焼酎をつくってみよう―米四合から四〇度の焼酎が一〇日でできる
1 焼酎つくりはドブロクつくりから
2 米焼酎蒸留の手順
3 伝統的なドブロクつくり

3章 いも焼酎は三日でできる
1 いも焼酎つくりの工程
2 仕込みのための材料と器具
3 仕込みの手順
4 経過観察
5 蒸留の手順

第4章 伝統的ないも焼酎つくり― さつまいもドブロクも楽しむ
 1 「米こうじ仕込み」さつまいもドブロク
 2 「麦こうじ仕込み」さつまいもドブロク
 3 「米こうじ仕込み」いも焼酎の蒸留
 4 「米こうじ仕込み」いも焼酎の利き酒
 5 「麦こうじ仕込み」いも焼酎の蒸留と利き酒

第5章 市販品では味わえない各種本格焼酎のつくり方
 1 麦焼酎のつくり方
 2 そば焼酎のつくり方
 3 とうもろこし焼酎(バーボン)のつくり方
 4 黒砂糖焼酎のつくり方
 5 ワイン焼酎(ブランデー)のつくり方

<付章>昔の本格焼酎蒸留装置のつくり方

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もやしもん8巻を読んでビールの作り方について色々読んだついでに,別の種類のお酒の手作りに関する本 についても読んでみることにした.ちなみにもやしもんの第一巻では,口嚼みの酒,第三巻では足で葡萄をつぶしている場面何かが出てきている.

この 台所でつくるシャンパン風ドブロク は,コップに注ぐとぶくぶくに泡つどぶろくを造る方法が説明してある本.炊飯器の中で腐ったご飯にしか見えない写真が載っている.これが「くされモト」ってこんな感じ?

第一章は普通のどぶろく?とシャンパン風どぶろくの作り方.どぶろくは白米,米麹,水,ドライイースト,あとはせいぜいヨーグルトの種菌で作れるらしい.材料を見て思ったのだが,これは普通に米麹を使って作る甘酒に酵母菌が混入して腐った時と同じ状況ではないだろうか?そう考えるとちょっと気持ち悪いのだが...

第二章はもう一工夫したらどうなるかといった話題で,三段仕込みをするとか,濁り酒を酒母にするとか,整腸剤を使うとどうなるかなどが書いてあった.

第三章は日本の酒造りの歴史の話が中心.一番古い文献は延喜式らしい.

第四章はなぜかビールとワインの作り方が載っている.赤ワインと白ワインはブドウをつぶす方法で,ビールはビールキットを利用する方法なのだが,全部で10数ページほどなので,内容的には薄い.

第五章はタイトル通り著者の主張が載っている.


はじめに 「酒屋の酒」と「民衆の酒」
第1章 僕のシャンパン風ドブロクづくり簡略化への道
(マンションぐらしでも酒がつくれるぞ!,シロウトの酒づくりは夏がいちばん!,究極のシャンパン風ドブロクのつくり方)
第2章 シロウトにふさわしい酒づくりとは(さらにうまい酒をつくるために,その後の実験報告)
第3章 ドブロクを歴史的に考えてみる(酒づくりの歴史はここまでわかっている!,ふたたび生酒の時代へ)
第4章 都市生活者のためのワインとビールづくり(手軽につくるワインとビール)
第5章 自家醸造酒を解禁せよ!(僕が自家醸造酒を解禁せよと主張するワケ)

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タイトルどおり,ビールの自家醸造について書いてある本を翻訳したもの.著者のパパジアンという人は,米国ホームブルワーズ協会の創設者でこの分野では相当な有名人らしい.アメリカでの自家醸造はこんな感じなんだろうなぁというイメージが湧いてくる.

lbとかgalとかいう表記が使われていて分量の想像がつかないが,21ページに単位についての説明があった.5ガロンと書いてあったら19L見当らしい.正誤表がついているのでチェックした方がよさそう(特になんか変と思ったら).

 自分でビールを造る本

第一章はビールの歴史やホームブルーイングの基本的な事柄が紹介してあり,基本的にモルト缶を使うというか,手作りビールキットを使ってビールを造る感じ.自ビールの本などで解説してある手順とほぼ同じことがより多くの情報(ex.コーンシュガーの分量と風味等)と共に書いてある.

第二章は中級編でモルト缶を使ってもっと美味しいビールを造る方法について説明してある.大麦モルトはどのように作られるかとか,ホップの種類とその特性,水質,砂糖,その他の添加物,衛生管理等について書いてある.いきなり難易度が上がる感じ.

第三章は世界のビアスタイルということでいろいろなビールが紹介してある.ポーター,エール,バーレワイン,ピルスナー,ドルトムンダー,ラオホビア,ドライ,アメリカンダーク,低カロリービールなどが簡単に説明してある.どんなものなのか想像がつかないものが結構あるかも.

第四章は文字通りビールのレシピ集で,モルト,ホップ,イースト,コーンシュガー等のいろいろな組み合わせが紹介してある.残念ながら見たこともない原料が多く,どんなビールができあがるのかも想像がつかない.石膏って書いてあるものが結構あるのだけど,本当なんだろうか?と思って調べてみたところ,食品に添加されるのは本当のようだ.

第五章は上級編で,オールグレインでビールを造る方法が説明してある.マッシングをして糖化が進んだら麦汁抽出(ロータリング)とか,大麦の種類とか,イーストの管理などについても書いてある.

第六章はなぜかハニー・ミード(蜂蜜酒)の作り方.アイリッシュモスとか,石膏とかも使って作る方法が書いてある.

第七章は補講で,トラブルシューティングとテースティング,樽詰め,ホップの栽培など.トラブルシューティングは結局ちゃんと消毒すればトラブルは起こらないということのようだ.


第1章 初級入門編― ホームブルーイングとは
第2章 中級編 ― Better Brewing
第3章 世界のビアスタイル― The World Classic Beer Styles
第4章 ホームブルーレシピ集― Worts Illustrated
第5章 上級編― Advanced Homebrewing
第6章 蜂蜜の酒― ハニー・ミードを造る
第7章 補講― By Professor Surfeit

これを書いている時点では,普通に書店で注文して購入可能な様子.アマゾンの出品者から購入を選んだりすると,とても高くつくと思う.


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第一章は10ページ程度で,市販のモルト缶を使ってビールを造る方法が説明してある.カラー写真等はなくイラストによる説明だが,比較的分かりやすいと思う.

ただし,ホップのペレットを入れる等の説明はない.おそらく東急ハンズなどで売られている手作りビールキットの説明と同程度かやや詳しい程度ではないだろうか?

第二章は経験者は語るという感じで,計120ページほどに,20組程度のホームブリューアー達の
失敗談やノウハウや自慢などが載っている.参考になりそうなもの,ならないものが入り交じった感じ.

第三章は手作りビールキットにもう一工夫という感じで,消毒の話やホップを追加する,イーストを変えてみる等の話が載っていた.マッシングなどという言葉も出てくるが,具体的なことについては殆ど書かれていないので,その辺りの技術を勉強したい人には全然参考にならないと思う.

 図解・とことん自ビールの楽しみ方

しかし,これって第一章に書いてある通りに作るとアルコール度が1%を超えちゃいそうな気がするのは気のせいだろうか?

1章 あなたも絶対つくれる『自ビール・レシピ』:ビールづくりに必要な材料と道具,さあ、旨いビールをつくろう!,失敗しないためのポイント

2章 自ビールを200%楽しむ『ナマの声』:自家製酵母と沢の水が自慢の「瑠璃屋の自ビール」,旨くて手軽にできる超簡単ビールの合成法,自ビール研究会を設立、地区文化祭で大好評だった試飲会等

3章 これで自ビールは、もっと旨くなる!:発酵容器は密閉できるものを!,洗浄と消毒は丹念に!,温度管理に要注意等

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最近の読んだ本の紹介はインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。