原色野菜の要素欠乏・過剰症

 原色野菜の要素欠乏・過剰症

野菜などを育てていて,どうも調子が悪いときに参考になる本.

植物を栽培する上で必要なチッ素,リンサン,カリ,カルシウム,マグネシウム,鉄,ホウ素,マンガン,亜鉛,銅,ニッケル,モリブデンなどの要素が欠乏した場合,過剰だった場合の症状が写真入りで解説してある.

さらに,欠乏症,過剰症と似た症状の病気などの写真も載っているのが良い.タイトルは『野菜の』となっているが,バラ,ハイドランジア,プリムラ,スイートピー等の花での症状も載っている.

これだけの内容が一冊に分かりやすくまとまっている類書は見たことがないので,オススメできると思う.

ちなみに,似たタイトルで1990年に出たものには新版とついている.また,2002年に出たものの方が安いようだ.

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このページは、2007年8月20日 00:00に投稿した読んだ本の紹介です。

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