科学・技術・工学の最近のブログ記事

出版されたのが1997年なのだが,テーマの選び方,読書と速読,留学,特許,資金集めなどについて,眼科医の体験に基づいて書いてあり,なかなか興味深い.

 理系のための研究生活ガイド
本を書いたら患者が増える等,さすがに自分には全然関係ないこともあるが,在野で研究活動を行うにしてもなかなか刺激される.自分が何をしたいのかを振り返ってみることや,読書記録や論文を読んだ記録,日記をつけるというのはなかなか良いかも.

ガイド1 研究者になるための8つのチェックポイント
ガイド2 ボスを選ぶ6つの条件
ガイド3 研究テーマを決める14の原則
ガイド4 コミュニケーションのABC
ガイド5 研究生活のためのパソコン利用11カ条
ガイド6 研究者のための「超」読書術
ガイド7 研究のための知的時間管理法
ガイド8 楽しい研究生活のための体調維持術
ガイド9 論文を書く20のコツ
ガイド10 学会発表の6法則
ガイド11 マスコミとことん利用マニュアル
ガイド12 絶対留学するためのテクニック
ガイド13 研究費を集める14のノウハウ
ガイド14 研究をビジネスにする方法


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Movable Type 4でつくる!最強のブログサイト

Movable Type のほぼデフォルト状態でブログ的なページを作って,若干手を加えている程度の初級ユーザーとしては,買わなくても良かったと思っている.前半部分は適当に試行錯誤して出来てしまったことが多い.

自動保存機能を停止する方法などが分かったという点では役に立った.携帯電話でブログというのは自分は試していないから分からない.

手元に参考書があると確かに便利だとは思う.ただ,趣味で使う分には当面オンライン・ドキュメントでしのいで,Movable Type 4.2 対応の本がでてからで良いのではという気がしている.

たとえば,4.1と4.2ではテンプレートの置いてあるページの様子が違ったりするので,初心者なら混乱するのではないだろうか?



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Movable Typeテンプレートタグ虎の巻


タイトル通り,Movable Typeで使うタグの解説がしてある.

タグは訳も分からずに適当に切り貼りをして使っていたのだが,ざっと目を通してみたら,その後テンプレートの編集等が若干やりやすくなった気がする.

MTでブログを作っているけど,タグのことは全然という方にはおすすめできるかもしれない.

 その数学が戦略を決める
タイトルからは何となくもうちょっとソフトな統計的意志決定の本かなと思ったのだけど,データを使ってバリバリという感じ.

そろそろデータマイニングという言葉が古くさくなってきたところで,今度は絶対計算といったところか.


ちなみに『やばい経済学』の著者の一人と同僚らしい.それと,p.244ジョン・ロット(メアリー・ロシュ)に難癖つけられたようだ.

p.37付近のガルトンって書いてあるのは心理学の分野ではゴルトンと表記されることが多いかな.

回帰分析の類を使って専門家をなぎ倒すって感じを出したかったのだろうか?それはともかくとして,回帰分析ってそんなに良いかな?自分が使った経験からは,当たり前だけど式に突っ込む変数が適切でないと大して上手く予測できないような気が...

もちろん,適切なデータが存在し,適切な変数を使用した場合には予測の類も上手くできるわけだけど,結局それ以外の何物でもない.その難しさが問題になるわけだが,その解決策が示されているわけでもない.例えば,ワインの値段(品質?)を予測する変数は一体どのように決めたのだろうか?

 「量子論」を楽しむ本
タイトル通りに量子論を楽しめるかどうかは微妙.

この手の本としては比較的読みやすいという印象(少なくとも文章は理解できる).図が多すぎず少なすぎず挿入されている点も好感が持てる.

ただし,読み終わっても「やっぱり量子論ってよく分からないなあ」というのが正直な感想.もっとも,著者はそれで良いと考えているようだ.

遺伝的アルゴリズムと遺伝的プログラミング


これはCD付き.omakeフォルダの中には『応用事例でわかる遺伝的アルゴリズムプログラミング 』と『Cでつくるニューラルネットワーク 』のソースも入っているのでちょっとお得感があるかも.

応用事例でわかる遺伝的アルゴリズムプログラミング

山登り,巡回セールスマン問題,積木問題,迷路,最適スケジュール問題を取り上げている.
紙が妙に黄色っぽい.

本の後ろの方半分以上がソース.CDをつけてくれれば良いのに.

CDは有料で取り寄せることもできるが,『遺伝的アルゴリズムと遺伝的プログラミング 』を持っていれば,その中に入っているから取り寄せる必要はないと思う.

Cでつくるニューラルネットワーク

最初は基本的な考え方の説明をしている.しかし,マッチ箱を使った説明は,文句なしに『マッチ箱の脳 』の方が分かりやすい.

取り上げているのは基本的に階層型ニューラルネットワークとホップフィールドのネットワークだけ.
紙が妙に黄色っぽい.

後ろ1/3はCのソース.これを全部載せるならば,CDをつけてくれれば良いのに.

CDは有料で取り寄せることもできるが,『遺伝的アルゴリズムと遺伝的プログラミング 』を持っていれば,その中に入っているから取り寄せる必要はないと思う.

NEUROSIM/Lによるニューラルネットワーク入門

タイトル通り,ニューラルネットワークの入門書.あまり難しくはない.というか,あまりつっこんだことは書いていない.

付いているCD-ROMにはNEUROSIM/Lが入っていて,180日間使える.ただし,登録できるデータは20件までとのこと(要するに,たいした実験は出来ない.製品版はちょっと高すぎるお値段).

ホームページからもダウンロードできるので,CD-ROMのためにこの本を買う必要はなさそう.というか適当なソースを拾ってきて読解した方が勉強になるかも.

マッチ箱の脳

現時点では品切れらしい.
文系の人にも分かるように人工知能の説明をしている本.大部分のページは遺伝的アルゴリズムとニューラルネットワークについてだ.

著者は『アストロノーカ』や『頑張れ森川君2号』といったゲームの開発に携わっていたとのこと.それらのゲームを例としつつΣ�‚„expを出さずに説明しており,挿絵も多く分かりやすい内容になっていると思う.特にマッチ箱とマッチを使った例はとてもわかりやすかった.

しかし,分かりやすいけれども,それ以上のものではない.考え方をざっくり理解するだけならば用は足りるが,ある程度既に知識を持っている人には全然もの足りないと思われる.

ホップフィールドモデルの章などは,考え方は載っているけれど具体的な学習方法は省略されてしまっているし...

 超図解ビギナーズデジカメ新版

デジカメの使い方入門の本.500円程度で売られている類書の中では比較的分かりやすいように見えたので選んだ.

2章に書いてある露出とホワイトバランス,絞りなどの話は全然知らなかったので,とても参考になった.

後半,特に4章は基本的にPicasa2というソフトの使い方が中心になっている.デジカメ初心者にとっては,値段の割には役に立ったという印象.


Web屋のためのRSSガイド
先日,これからはネットラジオで放送局、DJ、ネットアナを目指せ!を読んだ際に,RSSについても勉強した方が良いだろうと思って買ってきた本.

RSSの書き方も少しは書いてあるが,体系的という感じでもない.むしろ,RSSの導入について,考え方等の説明が主のように思える.だから『Web屋のための』なのか...ちなみに,第三部はRSSを導入しているサイトの例.

というわけで,初学者がこの本だけでRSSがかけるようになるとは思えないが,まあ普通はブログのシステムがはき出してくれるので問題がないといえばない.ただ,自分が期待した内容ではなかった.

略語や言葉の意味を初出の時点で説明せずに,後の方になって説明しているのでわかりにくい.シンディケーションとかASPとかって業界では当たり前の言葉なのかもしれないが,真っ先に思いついたのはそれぞれ別の意味の方だった.

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