なんか中途半端な印象の本.それ以前に,自分の文化圏というか領域では普通は縦棒|で表現するものがびみょうな斜線になっていて,それだけで気持ちが悪い.
ベイズを使ったという例がいろいろ書いてあり読み物としてはなかなか楽しいのだけど,それについてプログラムを書いて実装とかを考えると,本筋のところが抜けているようで,この本自体はあまり役に立たないかも.
一応,後ろの方にExcelを使った方法が説明されているので,とりあえず使ってみたいという人には良いのかもしれない.
第1章 「ベイズな予測」で何がわかる?
「ベイズの定理」とは?─ベイジアンクラブへようこそ
ベイズの定理の適用範囲─実はいろいろな場面で使われている
「ベイズの定理」を応用すると)
第2章 予測の仕組みを知ろう!─ベイズの定理のキホン
「ナイーブ」なベイズ??
提供してくれる価値─洞察と予測
モデルの役割
極端な値を出さないために~ラプラス補正~
モデルの精度を高めるために~リフトチャート~
利益を確保するために~ROIチャート~
予測誤差を出さないために~混同マトリクス~
第3章 ベイズの定理実践編─Microsoft Officeへの拡張
Excelで予測をはじめよう!
Visioでもっと予測してみよう!