2008年10月アーカイブ

こちらも石けんの作り方の本だけど,作り方そのものというよりは,タイトル通りにいろいろな石けんのレシピが載っている.

一応,最初の方に石けんの作り方が写真入りで紹介してあり,その後,基本的に見開きの一方に石けんの写真,もう一方に石けんのレシピといった形でいろいろな石けんの作り方が紹介してあるといった形式.

オイルの特徴や石けんの作成方法を詳しく知りたいというのであれば,オリーブ石けん、マルセイユ石けんを作るの方が向いていると思う.


石けんのレシピ絵本

石けんのレシピは基本的に四季に分かれていて,こんな感じのものが載っている.

春:イースターラビットの卵石けん,水仙,松葉の石けん,桜吹雪など.

夏:朝のアロエの石けん,花嫁のはにかみ ,透明石けんを作る(基本の透明石けん,バスキャンディ),ハンガリー女王エリザベスの石けんなど.

秋:秋の麦わら帽子等クラシックなひげ剃りのためのベイラム石けん,ヘーゼルナッツの石けん,ククイナッツの石けんなど.

冬:ゆずとひのきの石けん,お母さんのミルク石けん,北欧のクリスマスブレッド,バレンタインのチョコレートバーなど.

石けんに母乳を入れるというのはちょっと驚いた.石けん好きな人ならば写真を眺めているだけでも結構楽しめるのではないだろうか.

オリーブの栽培方法に関する本を読んでいるうちに,ついつい脱線して購入したオリーブ石けん、マルセイユ石けんを作る-お風呂の愉しみテキストブック.オリーブのあく抜きをするときに使う水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を他に使う方法はないかと考えて調べているうちに見つけたもので.

タイトル通りにオリーブオイルをベースにした石けんの作り方が詳しく載っている.これからマルセイユ石けんを作りたいという人にはお勧めの一冊だと思う.中身も,石けんを作るための基本的な知識から,入門編の「オリーブ石けん」から,「牛乳石けん」「変わり石けん」「卵石けん」や,さらに石けん道を極めた上級者用レシピも載っている.

それにしても,キッチンでマルセイユ石けんが作れるとはちょっとびっくり.ただ,やはり水酸化ナトリウムを使うのは怖いな.

ちなみに,使用する材料を集めるのが大変という人には,手作り石けん-お風呂の愉しみstore手作り石けん基本道具セット あたりを買えば良いと思う.ボウル,温度計,苛性ソーダを少量ずつ投入するための蓋に穴が開いた瓶,石けんを固める型など,一通り入っている(自分もそのお店でセットを買ったけど,結構丁寧で親切な感じだった.基本的に苛性ソーダ以外は全部まとめて買えるみたいなので便利かも.もちろん,近所の百円ショップやドラッグストアで買い集めた方が安上がりとは思うが).

オイルの配合等を自分でやるのや,オイルをいろいろ集めるのは面倒というのであれば,初めて手作り石けん挑戦者にピッタリ!アレンジも自由! ブライダルの手作りギフトにおすすめ。...最高に贅沢な石けんオイルミックス2個セット といった,あらかじめオイルが適切な割合で混ぜてあるものもあるし.

   オリーブ石けん、マルセイユ石けんを作る

 女子大生会計士の事件簿(DX.5)
全体として,美人でお嬢様の新キャラ村咲紫編といった方がぴったりかな.せっかくの新キャラなんだから,あと半巻ぐらいは活躍させても良かったのではという気も.

それにしても,村咲紫の読み方を説明するシーン,そう来るか?といった感じ.普通に源氏物語と紫のゆかりを言ってから,ふりかけについて語った方が笑いを誘いそうな気も.


カッキーの誕生日は2/22らしい.あと,女子大生会計士,はじめましたのおまけファイル2に出てきた人がなんじゃそら?という形で再登場.


出てくる話題は美術品,コンビニの内部不正,連結外しなど.

いろいろご都合主義なところもあり,最後はベタな終わり方.でもまあ楽しく読めた.5巻で完結という話だったが,まだ続くみたいで嬉しい.

しかし,ドラマ化されるんだ.イメージが壊れなければいいんだけど.


アンケートの自由記述内容を分類してから対応分析か決定木でもしようかと思って,本を探しているときに見つけて,タイトルだけで注文してしまい失敗したと思った一冊.

少なくとも,マーケティングとかそういった分野での活用を考えているなら,今日では多分ほとんど役に立たないと思われる.

CLTOOL(ことえもん)というソフトウェアの使い方を説明した本.手元の本は2003年初版となっている.著者のWebサイトを探したのだけど,Googleでは残骸しか見あたらなかった.つまり,そのソフトを使いたいと思っても,このブログを書いている時点ではダウンロード等はできないということになる.

 Windows PCによる日本語研究法―Perl,CLTOOLによるテキストデータ処理

もちろん,一応CD-ROMつきなので,本を買えば使えなくはない.

ただし,テキストの検索やフィルタリングなどの用途であれば,最近はもっと別のソフトが出ているので,ちょっとしたテキストマイニングもどきをしたいのであれば,わざわざこの本を選ぶ理由はあまりないかも.

分析の例も文学作品のちょっとした集計といった感じなので,大して参考にはならなかった.今時そんなものを集計して誰が嬉しいんだろうかという感じだし.もっとも,当時は有用なツールだったのかもしれないが.

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