2009年5月アーカイブ

このスウェーデン刺繍というのは,先がちょっと曲がったスウェーデン刺繍針などを使って,二重織りになっている布の目を数えながら繰り返し模様を刺していくものといえばよいだろうか(布の裏面には糸がでない).

布目を数えて拾うように刺繍をする感じなので,あまり目が疲れないし,あまり時間をかけずに大きな刺繍ができるのがよい.ちなみに,結構前に一度日本でも流行したことがあるらしい.

 スウェーデン刺しゅう
日本語で書かれたスウェーデン刺しゅうの本のうち,今,普通に入手できるのはこの一冊しかないようだ.

作品例やパターンの例がカラーでたくさん載っている.ただ,個人的には色の組み合わせやパターンなどが必ずしも魅力的には感じなかったので,この本を参考にしつつ,配色やデザイン等は自分の気に入るように変えている.

まあ,基本の刺し方さえ覚えてしまえば後はそれらの組み合わせなので,自由な発想で刺繍をしていけば良いと思う.

おだやかに流れる優しい時間
お気に入りを探す色とりどりのバッグと小物
図案のサンプラー
材料と用具
基本の刺し方
作品の作り方

布はスウェーデン刺繍専用のもの以外にも使えるものがあるが,針はやはりスウェーデン刺しゅう用の針の方が作業がしやすいと思う.

タイトルどおり,バターと,一応チーズを作る方法が紹介してある本.

生クリームをひたすらかき混ぜてバターを作り,残ったバターミルク(って脱脂乳みたいなものか)に酢を加えてカッテージチーズとホエーを作る方法,バター,バターミルク,カッテージチーズ,ホエーを使ったレシピまで紹介してある.

ただし,レンネットなどを使ったチーズの作り方は載っていないので,そちらを知りたい人には向かない.

 手作りバター&チーズの本

それぞれの作業をしている様子がカラー写真で紹介してあるので,どんな状態になったら次の作業をしたらいいのかが分かりやすいと思う.また,確かに生クリームから4種類のものができていて,何も無駄にならないのがとても良いと思う.

カッテージチーズを作るときのバターミルクの温度はやや高め派かな?(沸騰はさせない)

第1章 ひと目でわかる 一度で四度おいしい手作りバター
 まずはこれだけ!基本の材料
 タイプ別 あなたにピッタリの道具選び
 ペットボトル,ホイッパー,フードプロセッサー,パックのままなんていうのが載っていた.

第2章 手作りならではのコクと香りを楽しむ バターレシピ
 ほくほくじゃがバター
 スイートコーンバター
 ホタテのエスカルゴ風など

第3章 濃厚で栄養満点!バターミルクレシピ
 捨てるなんてもったいない!貴重な食材バターミルク
 初心者に贈る バターミルク超簡単レシピ
 コーヒーに入れる,ミルクシチューやスクランブルエッグに入れる
 抹茶蒸しケーキ,ソフトチーズキャラメルなど.

第4章 さわやか風味と低カロリーでダイエットにも!カッテージチーズ&ホエーレシピ
 バターミルクに飽きたら...低カロリーチーズと栄養たっぷりホエーに!
 火加減に注意!カッテージチーズ&ホエーの作り方
 カッテージチーズの白和え,トマトのチーズマリネ,ホエードレッシングの作り方などが載っている.

| | 料理

農文協の新特産シリーズの一冊で,シソとよく似たエゴマの栽培に特化した本.一部は,『現代農業』に掲載されていた記事っぽい.

 エゴマ
畑に直まきなら一アールあたり50ml等の規模で栽培方法が紹介してあることから,都市部の家庭菜園でほんの少し作ってみたいという人向きではないかもしれない.

しかし,種子を収穫した後,脱穀,搾油,エゴマ料理まで載っており,その辺りに関心がある人にはとても参考になりそう.脱穀車や搾油器の作り方まで載っていた.ちなみに,エゴマは水に浮く種子の方が良いとのこと.

話が脱線するが,p.100のエゴマランプをみて,同じ形のオイルランプを思わず買ってしまった.植物油を燃やすランプは暗いだろうけど,いざというときには役に立ちそうな気もするし.

なお,エゴマはシソと交雑するけど,種子の大きさは全然違って,エゴマの方がかなり大きい.

第1章 エゴマ栽培の魅力
第2章 野育ちの強さ、エゴマの特性
第3章 エゴマ栽培の実際
第4章 油を搾る
第5章 調理・加工の工夫と販売
第6章 各地で広がるエゴマ─栽培実例

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