生物の最近のブログ記事

水草や熱帯魚のちょっとした図鑑にもなっている.
ただし,日本の河川に生息しているタナゴ,ドジョウ,メダカなどの,明らかに室内無加温で育つものを調べたい等の用途には不向きかも.

1 マニアも絶賛!アクアリウムベストデザイン術
2 絶対おすすめ!超人気の熱帯魚・エリア別大図鑑
3 写真がすごい!データがすごい!いますぐほしくなる世界の熱帯魚&水草カタログ
4 初めてでも完璧!10日間でアクアリウムを完成させる!
5 アクアリウムをとことん楽しみたい!熱帯魚の長期的な飼い方とメンテナンス
6 水槽を鮮やかに彩る!水草の育て方とメンテナンス

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野生のメダカがどのような一年を送るのか,豊富な写真で紹介している.

レンゲの花が咲くあぜ道や土の用水路など,いかにもメダカが生息している場所の様子がよくわかる.

メダカのくらし新装版

発生の様子なら他の本にも載っているが,ヤゴやゲンゴロウに襲われるメダカ,氷づけになって死んでしまったメダカ,水があまりない斜面をさかのぼるメダカ,縄張り争い,受精などの様子も載っており,メダカの生態がわかりやすい.

漢字には読み仮名が振ってあり,小学生でも読めるようになっている上,内容はとても良いと思う.子どもに読ませたいと思える本だった.

一応,メダカの飼い方も載っている.


春のおとずれ
流れをのぼるメダカたち
大きな群れをつくるメダカ
メダカの食事
メダカのなわばり
産卵の前ぶれ
メダカの産卵
メダカのふ化
稚魚の食べもの
梅雨のころのメダカたち等.

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水草のことはよく分からないが,タイトル通りに初めて水草を育ててみようという人向けの内容の様子.
ボトルアクアリウム,水草水槽,水鉢それぞれのセッティングの例がカラー写真で掲載してある.
また,必要な機材,水槽の底砂の解説,植え付け方,水草カタログ75種,水生植物カタログ25種,水草水槽に向く生き物,向かない生き物などが簡単に紹介してある.照明の設定等細かいところは分からないかもしれないが,全体像をざっくりと把握するのに良いかも知れない.


かんたんきれいはじめての水草


1.手軽に水草と近づけるボトルアクアリウム(ボトルアクアリウムのメンテナンス,ボトルアクアリウムに向いた生き物)
2.自在にアレンジ水槽の水草レイアウト(水草水槽ってどんな水槽?,水草水槽に必要なグッズ,水槽の底砂選び等)
3.四季の変化を感じる水鉢(水鉢に必要なグッズ,水鉢セッティングガイド,育てやすくて美しい水生植物カタログ25種等)

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図鑑という名前の通り,水草の写真,学名,分布,光量,耐寒性と簡単な説明が載っている.
Web上で水草の写真を見ると,カタカナ表記の名前と学名だけが載っていることが多いが,
科ごとに分かれているのが意外に便利.

全種に栽培の難易度まで記載されているともっと良かったのにと思う(一部には栽培が容易等の表記がある).

値段の割にボリュームたっぷりなので,全体的としては満足できる.

 世界の水草728種図鑑

ただし,手元の本は2007年改訂版となっていたが,ボタンウキクサやオオフサモなどの特定外来生物指定についての説明はない様子.

1.アクアリウム向けの水草(緑藻類,車軸藻類,蘚苔類,シダ類等)
2.ビオトープ向けの水草(シダ類,単子葉類,双子葉類,離弁花,双子葉類,合弁花)

ただし,ビオトープといっても日本の在来種で構成ということを意図しているわけではない様子.

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水質管理や温度管理を行った水草水槽を作りたい人向けの本で,自然な雰囲気で水草や水辺の植物を育てる方法を知りたいという目的には不向きかもしれない.

水槽の選び方や底砂,流木などの選び方等から水草水槽の立ち上げや水草の準備等がカラー写真つきで説明してあり,分かりやすいと思う.
水草カタログは初・中級者向けと上級者向けに分けて説明してあるのが良い.
熱帯魚カタログはグッピーやプラティ,ベタ,オトシンクルスなど水草水槽に向くと思われる生き物が難易度を含めて簡単に紹介してある.

 はじめての水草ガーデニング

熱帯魚・水草楽しみ方bookと同じ写真がある.

1.最新トレンド水草水槽ベストレイアウト術
2.はじめてでも簡単!水草水槽のセッティング,グッズの選び方,水草の下準備等
3.水草ガーデニングにぴったり!世界の水草カタログ145種
4.水草水槽に断然おすすめ!ジャンル別熱帯魚カタログ64種
5.水草ガーデニングをより楽しむために 水草水槽のメンテナンス,トリミング,殖やし方等

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誠文堂新光社のメダカシリーズ?の一つで写真の使い回しがみられる.
メダカの歴史から,繁殖,巻き貝まで,メダカを飼うことに関連する話題をかなりコンパクトに一通り説明した感じ.
ただ,79ページほどの薄い本に色々な話題を詰め込んだために個々の項はかなり短く,物足りなさを感じるかもしれない.メダカの屋外飼育をしたい人向けと思われるので,屋内で水質や温度を管理してメダカを飼いたいという人には向かないと思う.

日本のメダカを飼おう!

色が違うメダカを混ぜて飼育することは絶対にしないで下さいという趣旨のことが書いてあったが,どうしてそこにこだわる必要があるのだろうか?
もちろん,飼育メダカを池や川に放流するのはいけないと思うけど,何色が生まれても個人で飼育している分にはあまり困らないような気がするが.

第 1章 メダカを飼う前に,メダカの歴史
第 2章 メダカを飼うときの心得
第 3章 初めてメダカを選ぶとき
第 4章 メダカの体の特徴
第 5章 メダカに適した水
第 6章 メダカの餌と与え方
第 7章 飼育用具のいろいろ
第 8章 飼育容器の設置
第 9章 メダカの上手な飼い方
第10章 四季の管理
第11章 メダカの繁殖
第12章 ブランド・メダカ
第13章 病気を防ぐために
第14章 水生植物
第15章 巻貝
第16章 野生メダカ(黒メダカ)の捕獲
第17章 水替えを必要としない飼育法
第18章 よくある質問

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誠文堂新光社のメダカシリーズ?の一つ.カラー写真が豊富なのだが逆に言うとあまり読む場所がない.同一著者の本の間で写真の使い回しがみられるようだ.
アクアリウムというタイトルがついていて屋内飼育を念頭に置いているような印象だが,水槽の立ち上げ等についての詳細な説明があるわけではない.

アクアリウムでメダカを飼おう!


メダカの受精卵の変化を,1ページに一枚という大きな写真で示しているのが目立った特徴と言えるかもしれないが,それを見て喜ぶ一般人が多数いるのかはやや疑問.むしろ,アクアリウムに関する情報でも載せた方が有用だったかも.


第1章 日本のメダカの改良品種カタログ(ダルマメダカ,半ダルマメダカ,ヒカリメダカ,ショートメダカ,シロメダカ等)
第2章 日本の野生メダカ(黒メダカ)
第3章 メダカ飼育のためのアクアリウム用品
第4章 メダカのアクアリウム飼育
第5章 メダカが暮らす水草のアクアリウム
第6章 メダカの繁殖
第7章 稚メダカの育成
第8章 メダカ・アクアリウムのメンテナンス

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同一著者のメダカの飼い方の本を買うならこの一冊で広く浅くだが用が足りるような気がするが,同時に物足りなさも感じる.
最近はWeb上の飼育情報の方が詳しかったりもするし.あと,水槽等の最初の設定は別の本があった方が良いかも知れない.
また,誠文堂新光社のメダカシリーズ?の一つ写真の使い回しがみられる.

 ザ・日本のメダカ

Q&Aは長々と書いてあるが,本文を読み直すよりはこちらだけを読む方が手っ取り早く,それなりに役に立つように思う.メダカだけではなく熱帯スイレンの話も載っていたりする.

日本メダカの世界
日本メダカの魅力
原種の日本メダカ
日本メダカの改良品種,アオメダカ,ブチメダカ,シロメダカ,ダルマメダカ,ショートメダカ等
日本メダカの基礎知識
メダカの室内飼育,飼育用品カタログ,水草カタログ等.
メダカの屋外飼育,飼育用品,メダカ池のための水草カタログ等.
メダカの野外採集
日本メダカの繁殖
日本メダカQ&A,後ろの方は白黒.

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マンションのベランダでミツバチを飼う訳にはいかないのは当然だろう(あまり刺さないとはいえやはり蜂だし,ミツバチの糞でその辺が黄色くなるらしい)が,住宅密集地でなければ庭でミツバチが飼えるということらしい.

カラー写真が豊富で,大まかなことを把握するのには良いかもしれない.養蜂ビギナーズセットや養蜂用語がまとめてあるのも良い.

 庭で飼うはじめてのみつばち

養蜂体験が出来る場所,ミツバチやはちみつの博物館,養蜂キットの販売店,養蜂講座,はちみつの直販店などの情報もまとめて載っている.

ただ,
ミツバチ―飼育・生産の実際と蜜源植物 (新特産シリーズ) 角田 公次
日本ミツバチ―在来種養蜂の実際 (新特産シリーズ) 藤原 誠太
ニホンミツバチの飼育法と生態 吉田 忠晴


あたりを読んだ後では,ミツバチの生態や性質,具体的な作業等の情報については,かなり物足りない水準.おそらく,この本の情報だけでは実際にミツバチを飼うことは難しいのではないだろうか?

その意味で,ミツバチやはちみつに興味がある人が読んで,さらに関心を持つきっかけになる一冊ではあるといえるかもしれない.


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 アブラムシ入門図鑑

名前の通り,ひたすらアブラムシのカラー写真が掲載してある.アブラムシといっても本当にカラフルで,色んな種類のものがあるのだなあと思える.

ただし,色々なアブラムシを何科の植物につくかによって分類してあるものの,とても使いにくいと感じた.

たとえば,ネギに付いている黒いアブラムシの名前を知りたいとか,金色の丸々したアブラムシ(実はアブラムシの天敵アブラバチが寄生したもの)は何なのかとか,サニーレタスについたワインレッドのアブラムシの名前を知りたいというときに,簡単に検索する方法がないので役に立たない.

黄色地に大きな黒丸が付いているとか,目立つ横縞があるとかでないと一般人にはアブラムシなんて見分けが付かないのが普通だろうし,まして,何族なんて知っているはずがないような気がする.

また,ネギアブラムシの写真はどこを見ればいいのか(載ってなかった?),ヒゲナガアブラムシの仲間らしいが詳細な種類は不明といったときにはどうしたらいいのかといったことも分からなかった.

さらに天敵は何かとか,どんな病気を媒介するかとか,防除方法を知りたいという目的には全く役に立たない.

まあ,これだけ多くの種類のアブラムシを掲載した手頃な価格の本も滅多にないだろうから,
その点では価値があるかもしれない.

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 恐怖の病原体図鑑

ウィルス,細菌,真菌,原虫ごとに,病原体の電子顕微鏡写真,臨床像,治療方法,予防方法が記載してある.ただし,電子顕微鏡写真は妙にカラフルに着色してあり,はっきり言ってけばけばしすぎるものも多い.感染したりすると危険な病原体のページは背景が黒くしてある.

各病原体に関しては 1ページ,または2ページにまとめられているので,かなりコンパクト.ただし,病原体の名前には学名を併記していない点は今ひとつ.

 新特産シリーズダチョウ導入と経営・飼い方・利用
実際にダチョウを飼う人はあまりいないだろうけれど...
条件さえ整えば,ダチョウも飼うことができるのだなぁと感心.
意外に丈夫な鳥らしい.

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