能力開発・自己啓発の最近のブログ記事

タイトルにつられてうっかり買ってしまったが,買ってまで読む価値がある本ではないし,こんな本に時間を割くのはもったいないと思った.速攻で廃棄本コーナー行き.

残念な人の思考法

残念な人の思考法

価格:893円(税込、送料別)

とにかく散漫.論点はぼやけているし,話の展開の構造もきちんと形作られていない.適当に書き散らかしたエッセイという感じ.サブセクションのタイトルと中身があっていないようにも感じる.

著者の体験や,他人から聞いた話が色々載っているが,それが何らかの形できちんと収束するわけでもない.プライオリティがどうのとこうのとか書いてはいるが...「やる気も能力もあるのに仕事がうまくいかない人」の話でまとめるなら,それできちんとまとめればよいのに.

多少は面白い話も載ってはいるだけに残念な本だ.わざとか?

プロローグ なぜ残念なのか
1章 残念な人はつくられる
2章 二流は掛け算で考え、一流は割り算で考える
3章 残念な人は「塗り絵」ができない
4章 機能だけを磨いても二階には上がれない
5章 人生を残念にしないためのプライオリティ


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行動科学で3倍の成果を上げる方法とも書いてあった.確かに学習心理学の授業で習ったことがいろいろ登場.

ただし,書店で現物を見ていたら買わなかったレベル.文字数が少なくてスカスカな本なので1時間もあれば余裕で読み終わる.立ち読みでも十分な気がしたというか立ち読みしなくてもいいかも.

 超!自分マネジメント整理術

中身は,帯にも書いてあるが要するに,ピンポイント把握(成果に直結しているかどうかに基づいて,重要なことと不要なことを見分ける不要なものは除外する),ビジュアル化・言語化(なすべき行動を明確化,具体化する),ピンポイント行動の計測(成果に直結しているか,頻度は適切か),強化(行動できたら丸印等)の4つのプロセスがポイントらしい.

行動分析学での『行動』とは具体性の原則に4つに基づいて定義される.「測定できる」「観察できる」「信頼性がある」「明確である」らしい(一部書き換えたけど).

机の中が整理された状態をビジュアル化というのは良さそう(どこに何を入れるのかイラストや写真で表現).ゴミ箱の場所にバツ印を書いておくというのも職場が整理されて良さそうかも.特にモノがあっちに移動されたりこっちに移動されたりしがちな場合は.

あとは,時間割を作るとか一定期間使わなかった物は捨てるとか,名刺やファイルの管理のやり方,メールは読んだらすぐに整理等がさらっと載っていたが,この辺は他の整理術系の本にはしばしば書いてあるような内容だった.


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ノートの使い方に関する本.三冊のノート(メモノート,母艦ノート,スケジュールノート)を使おうといのと,そのノートの選び方,使い方など.ノートに何を書いているかという所に力点があるようには感じなかった.

ただ,この手のもの(ノートの使い方)は人それぞれのスタイルというものがあるわけで,成る程と思える部分もあれば,それはちょっとと思える部分もあるという感じだ.

例えば自分はスケジュールノートはシステム手帳の方が好きで,そのシステム手帳の中にメモノートが挟んであるのだけど,それが一番使いやすいと思っている.今まで使ったことがない文房具なども載っていて,その辺りは興味を引いた.

 「結果を出す人」はノートに何を書いているのか

メモノートとスケジュールノートは何となくイメージが湧くのだけど,母艦ノートというのどんな感じになるのかよく分からない.何か,今やっていることを全部一緒くたにするように読めるのだけど,そのやり方は個人的にはあまり好きでないのだけど...

確かに,Googleなどで検索しただけではあまり身につかない気がする.

自己投資
知識,経験,人脈を得る
複利で効く
付加価値はどのぐらいか
短期で運用する


資格試験の勉強
何のために資格を取るのか(目的の明確化)
とった後の自分の姿をイメージする(資格の活用)
資格取得までの期間とプラン(期限設定と計画立案)

読書

セミナーや勉強会
何を持って帰るか
今抱えている問題は何か

・同じページに色分けしながら追記する「プロジェクトノート」
・競馬と同じ、予想と結果の「会議ノート」
・オリジナルシール&付箋で簡単「スケジュール管理術」
・メモノートを持って移動しながらネタを出す「アイデア術」
・タスク管理も自由自在な「付箋『超』活用術」
・必ずアクションにつなげる読書ノート「A書評」
・最も簡単でシンプルな「読書スクラップ術」
・何よりリターンにこだわる「セミナーノート術」
・ノートと名刺を使った「人脈管理術」
・資格を取るための「勉強ノート術」
・面倒くさがりやのための「イメージ検索」
・iPhoneを活用した「データベース術」

第1章 ノートは仕事でどう使うのか?
第2章 仕事ノートの選び方・使い方
第3章 ノートを使った仕事術
第4章 ノートを使った時間管理術
第5章 自己投資のためのノート術
第6章 デジタルを使ったノート術
第7章 仕事ノートに使うお勧め文房具

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電車の中でざーっと読むのに向く本.
時間管理の主導権を握るための色々な工夫とか,数分程度の空き時間にできる仕事のリストを作るとか,「自分でやった方が速い」を止めるなど,意外に簡単に実行できて効果がありそうな方法が結構載っていた.

もっとも,類書を持っていれば似たようなことは書いてあると思うが.
 ひねり出す時間術


第1章 「人よりひと足早く」が時間を生む
第2章 集中すれば一日の時間が濃くなる
第3章 行き詰まったときの対処法
第4章 時間を奪われないための頭のいい対処法
第5章 他人の力で時間を節約する方法
第6章 夢を持てば「ない時間」をひねり出せる

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マインドマップを描いている様子の動画のCD-ROM?つきだった.

他の人たちがどんな道具でマインドマップを描いているかなどの紹介は意外に興味深いものだった(身近にマインドマップを描いていますという人がいないので).

 マインドマップが本当に使いこなせる本

収穫としてはマインドマップとマインドマップもどきというのはどうやら結構違うようだと分かったことだろうか.

なんとなく,マインドマップだけを見てその事柄の中身を確実に思い出せた方が良いと思っていたので,枝の上に単語ではなく文章を書いていたのだけど,それだとマインドマップ擬きということになるようだ.

それと,今まではパソコンソフト上で描いてたのだけど,紙とペンで描いてみようという気になった.


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副題は「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術.

フォーカス・リーディングというタイトルといい,「1冊10分」というフレーズといい,また怪しい速読術の本が出たかと思ったが,思ったほどは怪しくはなかった.

フォーカス・リーディング

時間を設定し,目的をはっきりさせ,状況認識をせよということらしい.
あとは姿勢を正しくとか,丹田呼吸とか,目の動かし方とかだった.眼の動かし方は実際にやってみると結構大変.力が入っているということなのだろうけど...あと,瞬きの回数が減ってしまうようで,涙が出てしまった.却って目が疲れるかも.

読書の時間を天引きしておこうとか,アウトプットにも投資対効果をとか,複数回読み重ねようとかいうことも書いてあった.

既に比較的まっとうな読書法の本を持っているならば,改めて買う必要はないかもしれないが,
まあ極端に悪くはなさそうといった印象.ただまあ,何回も読み返す価値があるかといえば微妙なところ.

P.53,最近の本がスカスカな気がするのは気のせいではないようだ.1ページあたりの文字数が小学校中学年向けの本と変わらないらしい.うーん,次から次へと本がやたらと出版されるなあと思っていたが,スカスカ本の大洪水か...

理論編
第1講 あなたがはまりがちな"読書のワナ"
「要領のいい読書」と「勘違い系の読書」とは?
本を読むと思考力が衰える?
わかったつもりが成長のジャマをする
たくさん読むから悪くなる
オススメ本には安易に手を出すな!
「がんばって読もう」と思うと本は頭に入らない

第2講 読書に何を求めるのかをはっきりさせる
読書の目的を明確にする
リターンを最大化する読み方を考える
リターンは二系統を意識しよう
TPOを踏まえた読書を目指せ!

鍛錬編
第1講 速読は体育会系のノリで身につける
反復練習なしに速読術は身につかない
目と意識とフォーカスをコントロールする
達人へと至る三つのステージ
体育会系メソッド五つの原則

第2講 「体」を極める
本は立って読め,さもなくば正座だ!
呼吸を感じ続ける
目は前に,心は後ろに
「見る」を極める
フォーカスを変えよう
「読めた」「読めなかった」の間をつかむ
文字はやわらかく包みこめ

第3講 「技」を極める
理解度をシフトしよう
トップダウンでつなごう
擬似的な速読で感覚を磨こう
スキミングとスキャニングを駆使しよう

第4講 「心」を極める
「速さ」の価値を高めよう
2つの△を書いてみよう
TPOで攻略しよう
アンテナと受け皿を育てよう
「1冊10分を完成させよう

実践編 最終講義 フォーカスの力を最大限引き出す読書術

戦略的に"積ん読"しよう
「その先」を見極めよう
重ね読みで「体」を磨こう
無駄なメモは取るな,線と付箋で十分だ
名文の筆者で言葉を磨こう
耳からの読書で言葉をインストールしよう
成長志向で読書を楽しもう

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 キラー・リーディング 「仕事脳」が劇的に回り出す最強の読書法速読多読省読
字間がスカスカなので読むのに余り時間がかからない.速読,多読,省読とか,考える,まとめる,メモするとか,色々言っているけど結局は他の読書法の本に載っている内容の二番煎じ,三番煎じといったところ.個人的には買って損したと思った.

かけ算になっていないものを×����˜号で結んでいるのがなんか違和感.カタカナ語が多くて分かりにくい.『3000冊読破』って,この人のやっていることは読破とは言わない.『腑分けできる』って解剖してるんかいな?『使い勝手がある』って変な気が?などなど,何だか気持ちが悪い本でもある.本を書く前に日本語の勉強も,して欲しい気が...

要するに,内容は別に目新しくもないし,この人の言葉の使い方は全然好きになれないし,わざわざ買う価値はなかったというのが正直な感想.

本のネット注文は良くないなぁ...

世界一やさしい問題解決の授業
話題の本だったので読んでみたけど,特に得るものはなかった.なにが『世界最高峰のコンサルティング会社で学んだ問題解決の考え方』って感じ.

中に書いてあるようなことは,普通の社会人なら意識せずにやっているようなことでは?まあ職種にもよるのかも知れないが.

子どもが読むのには良いのかもという気も一瞬したけど,何か子ども向けにもなりきっていなくて中途半端な印象もある.

30分もかからずに読める.立ち読みで十分.

 なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣

是非真似をしたいと思える箇所と,導入はちょっと向かないかなと思った部分とがあるが,基本的にはまあオススメできる本かな.特に机の上に未処理の書類の山を作っている方には.

たとえば,一章の『書類,メールはすぐ処理をする』という箇所をちょっと採用しただけで結構能率が上がるように感じられる.

処理しなければいけない事務書類は最初に見たときに処理してしまう.これだけでも十分に実践する価値があると思う(とはいうものの意識していないとやはり忘れてしまいがちだが).

『保留事項』の考え方も納得(後回しにするという意味ではなく今すぐに処理ができないものという意味.打ち合わせの相手がいないとか.銀行が閉まっていて処理できないとか).

2章のすぐ整理するについても,たとえば,とっておいても目を通さないであろう雑誌は思い切って処分したら部屋がすっきりした.

 「1日30分」を続けなさい!
個人的には買って損をした本.筆者の言う,『本自体に有益な情報がない(p.37)』の状態だった.毎日少しずつでも良いから勉強しなさい,というのはまぁ良いとしても...これから買おうと思っている方には,買う前に同種の書と見比べることを是非オススメしたい.

この本がビジネス系のベストセラーって,日本はいったいどうしちゃったんだろう?

MBAを取っているという割には,主張したいことをモデル化して表現することができていないのも引っかかる(p.47の式).これではプログラミングも満足にできないのでは?とちょっと心配.

また,一章などで条件(ex. のべの勉強時間数)が異なるものを比較して一方が他方より良い主張している.おかしな話だ.

自分の主催する英語学校の売り込みとかもあって,何か読んでいてイヤになった.

著者が取得したと書いている主な資格(p.8)の中で,まあいいなぁと思えるのはTOEIC980点ぐらい.

P.S. 理科の時間に胃液って酸性だと習ったけど,炭水化物を消化するためにアルカリ性(p.190)になったりするの???肉とご飯を両方食べると胃液が中性になるの???簡単に説明をするためにしても何だかすごいような...

 セールス文章実践ドリル
ネットで稼げるコピーが3日で書ける! と書いてあった.

練習問題が載っているのは面白い.

『なるほど』と思える部分もあるし,くだらないものをウソをつかずに立派そうに表現する方法なんかも興味深い(なるほど,こうやって作っているのね.だまされないように気をつけねば).

ただし,『こんなメルマガが届いたら,開いたとたんに削除するなぁ』『サブジェクトだけで捨てそう』という表現もあるので全体としては微妙.

今では珍しくもないし興味も感じないどころか,山ほど送りつけられる広告メールの中でみかける食傷気味な表現もあって,正直に言って読んでいてウンザリしたところもある.

それに,大して良いとは思わない商品を他の人に売りつけたいとも思わないし.

まあ,自分の感覚がずれているのだろうけど.


 プチ速読

CDが付いている.それに従って,スピードチェックの後,色残像を見る練習や,眼球を動かす練習,2倍速や4倍速のCDを聴きながら文章を目で追う練習,ページをめくる練習をするとちょっと速読が出来るようになるということらしい.呼吸法?の類はなしみたい.

確かにCDのメトロノーム音に合わせて目の運動をしたり,ページをめくる練習を一通りしたりした後は読める分量が増えていた(やったのは一回だけ).

しかし,これはページをめくる練習の際に,二回目のスピードチェックで使う文章を見ているからでしかないと思う.全く別の読んだことがない本で試したらほとんど変わっていなかったので.

本の半分ほどは,スピードチェック等に使うガリバー旅行記のリリパットのお話.というわけで速読のノウハウやうんちくについては書いてある分量が少なめ.簡単にできる部分だけを練習してちょっとだけ本が早く読めるようになろうという意味合いなのだろう.

ページをめくるのがどうも上手くいかないのだけど...

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