2007年3月アーカイブ

 超図解ビギナーズデジカメ新版

デジカメの使い方入門の本.500円程度で売られている類書の中では比較的分かりやすいように見えたので選んだ.

2章に書いてある露出とホワイトバランス,絞りなどの話は全然知らなかったので,とても参考になった.

後半,特に4章は基本的にPicasa2というソフトの使い方が中心になっている.デジカメ初心者にとっては,値段の割には役に立ったという印象.


Web屋のためのRSSガイド
先日,これからはネットラジオで放送局、DJ、ネットアナを目指せ!を読んだ際に,RSSについても勉強した方が良いだろうと思って買ってきた本.

RSSの書き方も少しは書いてあるが,体系的という感じでもない.むしろ,RSSの導入について,考え方等の説明が主のように思える.だから『Web屋のための』なのか...ちなみに,第三部はRSSを導入しているサイトの例.

というわけで,初学者がこの本だけでRSSがかけるようになるとは思えないが,まあ普通はブログのシステムがはき出してくれるので問題がないといえばない.ただ,自分が期待した内容ではなかった.

略語や言葉の意味を初出の時点で説明せずに,後の方になって説明しているのでわかりにくい.シンディケーションとかASPとかって業界では当たり前の言葉なのかもしれないが,真っ先に思いついたのはそれぞれ別の意味の方だった.

Movable Typeで挑戦!かんたんビジネスブログ作成術

本屋で手に取ったMovable Typeの本の中では比較的取っつきやすいと思った.後ろの方に,アフィリエイトの導入やデータベースとしての利用の実例が載っていて,そのソースはCD-ROMの中に入っている.

ただし,本に書いてあるソース中の行番号は最新のMovable Typeでの実際のものとマッチしていないことが多々ある点には注意が必要かと思われる.

無料(タダ)で楽しむインターネット電話

まず,インターネット電話とは何かという説明から始まって,必要な機材の紹介がある.無料で楽しむとは言ってもやはり最低限の機材は必要だ(もっともパソコンに付いていることも多いけど).

次に各種インターネット電話のためのソフト(スカイプ,Windows Live メッセンジャー,Yahoo! メッセンジャー)の導入について解説してある.この中ではスカイプについて一番ページ数を割いて説明している.
ちなみに,スカイプ3.0では会議通話が可能なのは10人になっているようだ.

最後に,Macユーザーがインターネット電話をしたいときにはどうしたら良いかの解説もある.
要するにスカイプ,Windows Live メッセンジャー,Yahoo! メッセンジャーにはMac版があるが,この本が出た時点ではスカイプが一番良いらしい.

表紙は微妙な雰囲気を漂わせているが,中身はまあ普通だと思う.

無料のスーパー電話スカイプ(楽)活用術

Skype(スカイプ)を全く使ったことがない人向け.これから始める人にはオススメできるかも.

スカイプとは何かからダウンロード,インストールの方法,ビデオ機能,会議通話,有料サービスについて一通りの説明がある.
フルカラーで画面のキャプチャーも豊富なので分かりやすい.ヘッドセットやWebカメラなどが実売価格例と共に載っているので,どんなものを買えばいいのかもイメージしやすい.

ただし,どれを選ぶとどんなメリット・デメリットがあるのか等の情報はないので,具体的な選択の参考にはあまりならないかも.

対応しているバージョンは2.5.それと,大部分の情報はWebサイトを見て回れば入手可能.

スカイプを導入するとバラ色の世界が広がりますと言わんばかりに,スカイプの良さはいろいろ書いてあるが,まずいところや危険性についての説明はないようだ.その点はちょっと気になる.

 これからはネットラジオで放送局、DJ、ネットアナを目指せ!

Windowsユーザーが自分のブログなどでポッドキャスティングを始めるときの具体的な方法が書いてあって,なかなか分かりやすい.これなら自分でできそうという気がしている.

音声などを編集するためのフリーソフトやシェアウエアなどが付属のCD-ROMに入っている点も便利.これから音声配信を始めたい人にはお薦めの本だと思った.

ただし,動画配信はこの本の対象ではないので,動画配信の具体的な方法を知りたい人は別の本をあたった方が方が良いとも思う.

中身は,
序章 あなたはポッドキャスト派?ストリーミング派?
第1章 いま話題のポッドキャストとは?

第2章 ポッドキャストを楽しもう!
オススメのポッドキャストなど.

第3章 実際に番組を作ってみよう
対談が半分ぐらい.mac使いの人には参考になるかも.

第4章 ポッドキャストを録音する
ソフトの操作方法から録音に関するノウハウまでかなり具体的に載っているので良い.Windowsユーザーならば付録CDのソフトでできそう.
もっと簡単にできるならなお良いのだけど.

第5章 ポッドキャストを配信しよう
ID3タグの書き方からオススメのブログサービスとその使い方まで.さらにブログサービスがポッドキャストに未対応の場合に便利な,Podfeedの使い方も載っている.
RSSを記述する具体的な方法は載っていない(ポッドキャストに対応しているブログサービスを利用するのが一番簡単).

第6章 ライブ放送を楽しもう
録音したものではなく,生番組を放送する方法について.livedoor ネットラジオ/ねとらじライブでの配信について.

第7章 自前のサーバでストリーミング配信するには?
JetCastやSHOUTcastでネットラジオを配信する方法が紹介してある.
個人だと設備的に何百人にも配信というのはちょっと難しいのかな.


 アロマテラピー図鑑

アロマテラピーバイブルを読んで,もうちょっと別の精油についても知りたいという方向け.

1ページに一つの精油が紹介されているという形式.精油の元になる植物のイラストがカラーで載っている(イラストは今ひとつ).精油の色も写真で分かるし,相性がよい他の精油も紹介してある.

ベースオイルが25種も紹介してある点も評価できる.一応,マッサージの仕方や芳香浴などの基本的な方法の紹介もしてある.

ただ,レシピの類が精油を紹介している途中に挟まれる形になっているので,ちょっと読みにくいかもしれない(一カ所にまとめてある方が便利だと思う).

 アロマテラピー検定試験1級・2級に一回で合格するための問題集

なかなか良い本だと思う(実際,この本を中心に一週間足らずの勉強でアロマテラピー一級に一発合格した).

参考書と問題集が一体化した感じで,2級を受験する方はパート1を,1級を受験する方はパート1,パート2の両方を勉強すればよい.

大切なところは赤く色が変えてあるし,チェック用の赤いシートも付いている.章末にまとめの問題が付いているし,模擬試験も1級用,2級用それぞれ二回分が載っている.

本書の中に登場する問題を全部すらすら解けるようになれば,1級合格はいただきかも?
使いやすいので,自分はアロマテラピー検定テキスト2級(改訂版)アロマテラピー検定テキスト1級(改訂版) よりもこの本で勉強をした.

 アロマテラピー・バイブル

アロマテラピーを始めたばかりの方へ是非オススメしたい一冊(似たタイトルの ではない).

精油の選び方や扱い方,香りの系統などの基本的な情報から,メジャーな精油の紹介,いろいろなアロマテラピーの方法,アロママッサージのやり方(ベビーマッサージやペットマッサージも),トラブル別のアロマテラピーの処方箋,手作りコスメ,ナチュラルハウスキーピングなどが載っている.

どんな症状にどの精油が向いているのかなどは比較的詳しく載っている.紹介してある精油の種類は43種類で少ないという意見もあるが,十分だと思う.精油を使ったコスメの作り方も分かりやすい.

これだけの内容が載っていてカラーなのだから,相当お買い得な感じ.満足.

 アロマセラピーとマッサージのためのキャリアオイル事典


タイトル通り,キャリアオイルに特化した本で,40種以上のキャリアオイルが紹介してある(アロマテラピーとマッサージにはほとんど使われないオイルまで載っている).ハードカバー.

内容は,キャリアオイルの元になる植物(とそのイラスト),その学名,名前の由来,植物が生育する環境,油の特徴,抽出方法,主な成分特性,物理的特性(色,比重,融点,沸点,引火点など),治療特性,使用上の注意などが,植物ごとに載っている感じ.

ただし,全てのオイルについて全ての項目が記載してあるわけではない.付録としてキャリアオイルの特性と適応症の表が載っている.

キャリアオイルについて全体的な特徴を把握したいなら良いかもしれないが,読んでいてそんなに楽しくはないかも知れない.白黒だし.

 アロマ組み合わせ手帖

入手した時点では,黄緑色の表紙の上に,カラーの(中途半端な大きさの)カバーが付いていた.

色々なレシピが載っているし,レシピ中に持っていない精油が登場したとしても,代用できる精油の紹介もしてあるのが便利だと思う.

アロマテラピーの基本的な本を既に一冊持っている方が,もう一冊応用的な本を探しているというときに良いかもしれない.最初に買う一冊ではないと思う.


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