図鑑という名前の通り,水草の写真,学名,分布,光量,耐寒性と簡単な説明が載っている.
Web上で水草の写真を見ると,カタカナ表記の名前と学名だけが載っていることが多いが,
科ごとに分かれているのが意外に便利.
全種に栽培の難易度まで記載されているともっと良かったのにと思う(一部には栽培が容易等の表記がある).
値段の割にボリュームたっぷりなので,全体的としては満足できる.
ただし,手元の本は2007年改訂版となっていたが,ボタンウキクサやオオフサモなどの特定外来生物指定についての説明はない様子.
1.アクアリウム向けの水草(緑藻類,車軸藻類,蘚苔類,シダ類等)
2.ビオトープ向けの水草(シダ類,単子葉類,双子葉類,離弁花,双子葉類,合弁花)
ただし,ビオトープといっても日本の在来種で構成ということを意図しているわけではない様子.