アフガン編み(ヴォーグ基礎シリーズ)

アフガン編み(チュニジアン・クロッシェ)の基礎本。アフガン編みの記号、増し目、減目、引き返し技法、とじ、はぎの仕上げ、縁編み、ボタンホールやポケットの付け方まで一通りのやり方が載っている。

縁編みは、プレーン編み、鹿の子編みの直線部分や、Vネック、ラウンドネック、裾のカーブのやり方などいろいろ載っている(かぎ針を使う場合と棒針を使う場合)。

ボタンホールも掛け目、引き抜き止め、巻き止め、縦穴のやり方が載っているし、ポケットも貼り付けポケット、フラップをつける方法、切りポケット、斜め切りポケットまで載っている。

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というわけで、発行年は比較的古いけど、図も写真も比較的大きめで見やすいし、カバーしている範囲も広いので、アフガン編みの基礎本を一冊買うのなら個人的にはオススメできる内容だと思う。ただし、作品の作り方は紹介していないので編み図が欲しいのであれば別の本もあった方が良い(クロバー株式会社のダブルフックアフガン針で編む作品などからダウンロードさせてもらうのでも良いかも)。

針の太さと糸の目安はp.57に載っている。5号は中細や極細2本、6号で中細や合細、8号で並太、10号は極太や中細2本、12号では極太や極太変わり糸、15号は超極太や並太2本となっていた。どのアフガン針を使ったらよいのかいつも悩むので参考になった。(しかし、この基準だとフェリシモのアフガン編みサンプラーの会はちょっと太めの編み針を使っているような気がした。)

あと、間違った裏目の編み方の例2つはp.54に載っている。

目次:
1 アフガン編みの基礎の基礎(針の持ち方と糸のかけ方/作り目数の決め方、一段目の編み方、二段目の編み方、配色)
2 形をつくる(減らし目/増し目/引返し編み)
3 まとめ(止め/はぎ/とじ)
4 仕上げ(縁編み/ボタンホール/ポケット)


このブログ記事について

このページは、2011年11月 1日 00:00に投稿した読んだ本の紹介です。

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