デンマークに昔から伝わる刺繍のある小箱

表紙は紺色の背景にオリーブの刺繍が額装されたような小箱の写真.デンマークの手工芸,刺しゅう付きの小箱,エスカの紹介という理解で良いのかな?

派手さはないというか物凄く地味な気もするけれど,落ち着いた感じが意外と良い.ボール紙で箱を作り,外側には装幀用の布クロスを貼り,内側にはマーブル紙などを貼った作品が多い.

掲載作品は四角いものばかりで,割とかっちりした感じのものが多い.布クロスのせいか四角い形状のせいか分からないが妙に頑丈そうに見える.

蓋または側面に刺しゅうを飾る枠が設けてある(箱に額をつけて,刺しゅうなどを飾る感じ).そこに飾る刺しゅうの内容は何でも良いのだろうけど,載っているのはオリーブの枝やバジル,ローズマリーなどのハーブ,ピーナッツ,クリ,梨,葉っぱ,蜂など.スタンプワークになっているものもあり,なかなか魅力的.

まあ枠の深さがないと,スタンプワークなどをすると箱を積み重ねることが出来ずに不便な気もする.

「果樹園の小箱」バリエーション1から
「ママの刺繍箱」バリエーション1から
「おしゃべりな落花生の箱」バリエーション6から
「こぐまの宝箱」バリエーション3から,「春の庭の小箱」バリエーション5から
「四つの季節をめぐる、オリーブの箱」バリエーション2から
「輝く秋の箱」バリエーション4から
「森の散歩道」バリエーション3から
「ハーブの引出し」バリエーション7から
刺繍のある小箱は、こうして作ります
小さな刺繍のために、大切なことがら
箱の、製図


このブログ記事について

このページは、2012年2月13日 00:00に投稿した読んだ本の紹介です。

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