けいざい心理学!

けいざい心理学! けいざい心理学!

人間の経済活動と心理面での要因の関連性などの軽い読み物.TverskyやKahneman(ノーベル経済学賞をもらった人ね)あたりを読んだことがある人や,社会心理学をちょっと囓ったことがある人には珍しくもなんともないお話が多いと思われる.はっきり言って内容が薄いと感じた.

ハードカバーで1200円だったのだけど,本文はすかすかで,一ページ丸ごと使った挿絵も多く,新書で十分だったのでは?という感じ.

それでも,商品などに対する嗜好に関する日本と外国との差異,関東と関西での差異,厚生労働省官僚からの電話(シンクタンクが出した結果に対するものp.91),意思疎通のための螺旋階段などは面白いかもしれない(ただし,内容が薄いのはここも同じ).

用語解説の部分は軽妙な書き方だったりする(良いかどうかは話が別).

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このページは、2007年1月15日 00:00に投稿した読んだ本の紹介です。

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