イチゴの作業便利帳増補改訂

 イチゴの作業便利帳増補改訂

5t,550万円の収穫なんて書いてあり,要するに一般家庭でイチゴを育てる方向けではなく,イチゴの営利栽培をされる方向けの本.

ただし,一般の方がイチゴ栽培を楽しむ場合にも,参考になるような項目は多数載っている.ランナーの向きのそろえ方(p.38,ランナーをのばしたい方向にクラウンを傾けて植える)とか,花芽分化の温度(p.70,15度ぐらいで良いらしい等).

また,p.12に苗,芽,果房,葉をどのように呼ぶのかがまとめてある.頂果房というのは,頂芽のてっぺんにつく果房のことらしい.

新品種に関しては,章姫,さちのか,とちおとめ,さがほのか,紅ほっぺ,あまおうの特徴(果実の特徴,花芽分化促進処理への反応)等について記載がある.

さちのかの特徴を読むと(p.140),頂果では空洞などが出来やすいと書いてあった.確かにそうかもとちょっと納得.

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このページは、2007年8月22日 00:00に投稿した読んだ本の紹介です。

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