簡単に言えば,昔から行われている料理の下ごしらえをきちんと行えば,食品添加物や農薬などをけっこう落とすことができるという主張.
食品添加物や農薬がどの程度危険であるかは別の話としても,油揚げに湯をかけるとか,ゴボウをささがきにして水にさらすとか,ごく普通のことが気になる物質を減らすのに良いらしい.こういうことならやってみようかなとも思える内容.
ほうれん草などは切ってから茹でた方が硝酸塩が減るらしい(p.61).昔の家庭科の時間にそういうことをやったら注意されただろうけど,今はどうなのかな?
イチゴを塩で洗うとダイオキシンや農薬が果肉に浸透する(p.156)とのことだが,その他の食材で塩を使ったときにはどうしてダイオキシンや農薬が浸透しないのか?ちょっと気になったりもした.
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