表紙が白地に赤いドットでけばけばしい感じの本.河出書房新社.一応,タイトル通りにかぎ針編みの作品も,棒針編みの作品も載っている.
棒針編みは,一番よく見かける型が中心(履き口から輪編みで編み始め,かかとは編み図上はオリオン座みたいな形に往復編み(二目一度で減らしてから,滑り目をする)で,足の甲と底の部分は再度輪編みでつま先をメリヤスはぎするタイプ).「手編みのくつした」にも載っている様な形.
かぎ針編みはソックスというよりはルームブーツ,ルームシューズと言った方が正確なものが多い気がする.
個人的にはあまり魅力を感じる作品はなかった.特にかぎ針編みの作品は野暮ったく感じた.靴下の編み方の本を他に持っていれば買うほどでは無いような気がした.