「朝5分」と銘打っているが,ほんの数ページほどで関連づけているだけ.後ろのほうにはその気配すらない.
かなりの部分が他の速読法の批判に割かれている.確かに怪しい速読法も多いとは思うけど...
佐藤泰正氏の速読トレーニング(講談社ブルーバックスから出ている)と,斉藤英治氏のシステム速読法はほめていたけど.
この著者のオリジナルな部分はほとんど無く,大部分は他人から借りてきた勉強法を並べ立てたといった印象(なるほど,『手抜きをしても成果』なわけか).なんだか名前をつけているが,そのネーミングセンスも全く好きになれない.
『サーカディアンリズムが朝に始まる(p.200)』というのはどういう意味なのだろう?
やっぱり買わなければ良かったというのが正直な感想.この著者の本,二つとも外れだったなぁ.
コメントする