高速音声を聞き取ったりすると頭の回転が速くなるらしい.文庫本ながらCDが付属しており,2,3,4,10倍速の音声が入っている.速読法の本でよく見かけるようなトレーニングの話も載っているが,分量は少なめだった.
読書方法としては,スキミング,スキャニング,キーワード読み,ワードシグナル法(接続詞に注目),カンバン方式(時間制限をおく)と,三系列の読書(速読・食読・実読)などが書いてあった.
前の方の,量子力学やら脳やらについて『科学的』に書いてある部分などに関しては,私の知識不足か理解不足のせいかもしれないが,必ずしも納得ができる内容ではなかった.
むしろ最後の方の文章の書き方の方が参考になったような気がする.たとえば,
1200字を一単位として思いついたところから書く.
たくさん書きためる.
短いキーフレーズを決め,それを中心に文章を組み立てる.
などなど.
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