斜め読みしただけだが,本題とは関係がない箇所で驚いてしまった.
P.27精神科医は心理統計を学ばないような事が書いてある.ところが,心理統計は大学の教養の統計を取っていればほぼその延長のようなものだ.医学統計の人たちがEBMだなんだってやっていることと比べれば,遙かにシンプルに見えるのだけど(どちらも統計学初学者にはなかなか理解しがたいものかもしれないが)...
もしかして,医者って統計学を勉強しないでもなれるんだろうか?
内容に関しては,納得がいく部分といかない部分がある.
朝,さっさと布団から出るとか,朝食を食べるとか,短時間の仮眠を取る等は納得がいく話(でも目新しくもなんともないが).逆に,昼食を抜けば眠くならないようなことが書いてあるが,自分ならば昼食を抜くとその後は気が散って仕事にならない.服を選ぶのに10分はかからないしなぁ.それに妻は時間が有り余っているとでも?
結局,人それぞれなのだから取り入れられそうな所だけ取り入れる程度の使い方をすればよいのだろうけど...
それと,この本もほぼ同じ内容の本が新書版か何かで出ているような気がする.重複購入に注意がいるかも.
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