数学が教えてくれたお金の法則

数学が教えてくれたお金の法則 数学が教えてくれたお金の法則

数学的な考え方を使えると,投資や転職場面で合理的な判断が出来るというもの.たとえば価値が下がったマンションに住んでいる人がローンを払い続けるのと,別の戸建てに移ってローンを借り換えるのではどちらが合理的か等の状況が設定されている.使われている『数学』もあまり難しくないものだった.

レッスン2は等差数列と等比数列をちょっと復習すれば十分.個人的には数列の部分はちょっと苦手だけど,落ち着いて考えれば複利計算などもちゃんと出来るんだなぁという印象.久しぶりに等比数列の公式の導き方をみたかも.

レッスン3~5は大学などで確率や統計を勉強したことがある人には別に目新しくもなんともないと思われる.期待値の計算などは習っているだろうし.経済系でないと,分散とリスク,ポートフォリオ,現在価値あたりは若干新鮮かもしれないが,大して難しいことは書いてない.

もっとも,いくら数学的な考え方が身についたとしても,前提とする確率が正しくなければ導かれる結果も正しくならないと思うのだけど...その部分についてはどうしようもないような気もする.

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このページは、2007年1月28日 00:00に投稿した読んだ本の紹介です。

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