横長の小さな本.小さなモチーフを一つまたは幾つか組み合わせた作品が多く,初心者向けと思われる.
あとは,お花がテーマかな.ミモザ,デイジー,小手毬,ユキヤナギなどを表現したモチーフも載っている.派手な黄色の糸で編むと確かにミモザっぽく見えるかも.
ハンカチの縁やブラウスの襟に付けるエジングも数点.タティングレースで作ったネットもあった(コームに添えてある).
ただし作品数は多くない.多分35点だったと思う.
手あみ 図書 タティングレースの小さなアクセサリー |
カラー写真は前半の作品紹介部分だけで,糸の巻き方,基本の結び目(ダブルステッチ)などの基本部分や作品の作り方などは基本的に白黒のイラストか写真.
ただ,意外にも白黒のイラストは糸の状態がどうなっているのか等が写真よりも見やすいかもしれない.
作品に添えられた飾りは好みが分かれるかもしれないが,それなりに良い雰囲気.
ただし,タティングレースの初心者が編み方を知りたくて一冊だけ本を買うとしたら,これではないような気がする.
章立ては以下の通り.
1. Round Motif
2. Square Motif
3. Small Flowers
4. Chain
5. コデマリモチーフ
6. Corsage and Wreath
7. クラシックなつけ衿
8. レースのネットをあしらって
9. Edging-タティングレースの縁飾り
10. How to Make