もやしもん(4)
日吉酒店にいたゴスロリ女(日吉の妹となっていた人物)の正体が判明.沢木は及川の部屋へ.
UFO研は武藤を取り返そうとするが,逆に廃部に.
沢木は菌が見えなくなったけれど,後に復活という感じ.

七面鳥大量死事件やアフラトキシンのことは知っていたけれど,A.オリゼーとよく似た菌がアフラトキシンを作るというのは知らなかった.

表紙の雰囲気が毎回変わるので,書店で平積みになっていると探すのが大変.本の下側にはUFOの絵が.



 もやしもん(3)
長谷川は水虫が完治.武藤のUFO研引退届を沢木と及川が届けに行く.

樹先生はボトックス注射でぷりぷりに.美里,川浜のアルバイト合格祝いにシュールストレミングをあける.美里らのアルバイト先に長谷川が...

沖縄での農場実習先に結城とそっくりな女性が,といった感じ.

P.8に納豆の作り方が載っているが,その通りのやりかたで作れる.
UFO研の蜂蜜や土の中にいるというのはすぐに想像がついたけど,実は1巻でも登場していたんだなぁ.
甲標的というのは要するに小型の特殊潜航艇のことらしい.




 もやしもん(2)
美里,川浜,及川がナウシカのコスプレ.
いろんな発酵食品を買い集めた武藤が帰国.武藤が会長を務めるUFO研で鶏と豚を一緒に飼い新型インフルエンザを作成?

半分ぐらいは春祭の話で,美里らは樹先生が作った媚薬セットを買おうと奮闘する.長谷川の酒癖が発覚.

春祭のどたばた騒ぎがちょっと面白い.



 もやしもん(1)
種麹屋の息子で菌が肉眼で見える沢木と,幼なじみで造り酒屋の息子の結城が農大に入学して,どたばた騒ぎを繰り広げる.
一話目は農大物語となっているが,二話目では農大物語もやしもんとなり,三話目からはもやしもんというタイトルになっている.

発酵ものとしては有名どころのキビヤックやホンオフェが登場.

二巻目では長谷川は酒癖に問題があるので,人前ではお酒は飲まないようにしている様子だが,この巻ではマッコリをごくごく飲んでいるようだ.




 わが家でつくるこだわり麹

種麹の種類や選び方,麹の作り方について載っているが,どぶろく造りを念頭に置いた麹作りのように思われる.

タイムスケジュールが載っているので便利かも.味噌や甘酒を造るときにも,麹造りからやってみたいという方にはとても参考になると思う.

一番最後の章だけが,『麹の魅力を味わう』ということで,日本酒,マッカリ(小麦どぶろく),泡盛ともろみ酢,味醂,黒酢,醤油,米味噌,麦味噌,豆味噌,甘味噌(西京味噌のたぐい)の作り方が簡潔に載っている.



発酵食品に関する様々なお話.なかなか面白い.手軽に読めるし,発酵食品に興味があるならばオススメの一冊.
 発酵は力なり

乾燥納豆の作り方がp.42に載っている.その他,ヨーグルトp.71,甘酒p.99の作り方も載っている.甘酒は作ってみたが,本当に信じられないほど甘くなった.砂糖は一切入れていないのだけど,コウジカビでこれほど甘いものが出来上がるというのはビックリした.

世界で一番臭い食べ物シュールストレミングの膨らんだ缶の写真が載っている.ちなみに,二番目に臭いのがフォンオ・フェ,4番目はキビヤック,5番目が焼きたてのくさや,納豆は7番目だそうだ.

著者は学生に蒸し米を噛んでもらって口噛みの酒も造ったらしい(p.92).

ちなみに,『もやしもん』に登場する発酵食品のお話は,ほとんどこの本が元になっているのではないかという印象をもった(こっちの本を先に読んでいたので,『もやしもん』を読んだときに元ネタはこの本かな?と思ったというのが正しい).

   

章立て
第1章 臭くておいしい発酵食品
第2章 納豆礼賛
第3章 世界一硬い食品・鰹節
第4章 乳酸菌が作る美味・チーズとヨーグルト
第5章 発酵の主役は酵母・パン
第6章 知恵が漬け込まれた漬物
第7章 麹と日本人
第8章 麹が作り出す伝統の調味料
第9章 アジアに広がる熟鮓文化
第10章 魚の発酵調味料・魚醤
第11章 国の数だけある酒
第12章 遊牧民が愛飲する発酵茶
第13章 珍しい発酵豆腐
第14章 肉の発酵食品
第15章 奇跡の発酵・毒抜き
第16章 日本食再考
第17章 人類を救う発酵革命

普通の文庫本よりはちょっと大きい.



「世界征服」は可能か?

ノリとしては途中までは空想科学読本の系統か。途中から社会に関する考察?といった感じ。1時間もあれば十分読み終わる内容。世界征服を目指す連中を4タイプに分類していたりする。

4タイプのうち人類の滅亡を目指すタイプだけは,世の中がどうであろうと世界征服をしようとするような気がする.

あちこちのレビューでおもしろいと評判だったので、笑い転げられるだろうと思って買ってきたけれど、評判なほどはおもしろくなかった。

バビル二世もナディアもドラゴンボールも自分はよく知らないからなのだろうけれど。。。
意外にヨミ様って良いやつなのかもと思ったりもした。

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遺伝的アルゴリズムと遺伝的プログラミング


これはCD付き.omakeフォルダの中には『応用事例でわかる遺伝的アルゴリズムプログラミング 』と『Cでつくるニューラルネットワーク 』のソースも入っているのでちょっとお得感があるかも.



応用事例でわかる遺伝的アルゴリズムプログラミング

山登り,巡回セールスマン問題,積木問題,迷路,最適スケジュール問題を取り上げている.
紙が妙に黄色っぽい.

本の後ろの方半分以上がソース.CDをつけてくれれば良いのに.

CDは有料で取り寄せることもできるが,『遺伝的アルゴリズムと遺伝的プログラミング 』を持っていれば,その中に入っているから取り寄せる必要はないと思う.



Cでつくるニューラルネットワーク

最初は基本的な考え方の説明をしている.しかし,マッチ箱を使った説明は,文句なしに『マッチ箱の脳 』の方が分かりやすい.

取り上げているのは基本的に階層型ニューラルネットワークとホップフィールドのネットワークだけ.
紙が妙に黄色っぽい.

後ろ1/3はCのソース.これを全部載せるならば,CDをつけてくれれば良いのに.

CDは有料で取り寄せることもできるが,『遺伝的アルゴリズムと遺伝的プログラミング 』を持っていれば,その中に入っているから取り寄せる必要はないと思う.



NEUROSIM/Lによるニューラルネットワーク入門

タイトル通り,ニューラルネットワークの入門書.あまり難しくはない.というか,あまりつっこんだことは書いていない.

付いているCD-ROMにはNEUROSIM/Lが入っていて,180日間使える.ただし,登録できるデータは20件までとのこと(要するに,たいした実験は出来ない.製品版はちょっと高すぎるお値段).

ホームページからもダウンロードできるので,CD-ROMのためにこの本を買う必要はなさそう.というか適当なソースを拾ってきて読解した方が勉強になるかも.



マッチ箱の脳

現時点では品切れらしい.
文系の人にも分かるように人工知能の説明をしている本.大部分のページは遺伝的アルゴリズムとニューラルネットワークについてだ.

著者は『アストロノーカ』や『頑張れ森川君2号』といったゲームの開発に携わっていたとのこと.それらのゲームを例としつつΣ�‚„expを出さずに説明しており,挿絵も多く分かりやすい内容になっていると思う.特にマッチ箱とマッチを使った例はとてもわかりやすかった.

しかし,分かりやすいけれども,それ以上のものではない.考え方をざっくり理解するだけならば用は足りるが,ある程度既に知識を持っている人には全然もの足りないと思われる.

ホップフィールドモデルの章などは,考え方は載っているけれど具体的な学習方法は省略されてしまっているし...

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