コボウズオトギリ?(小坊主弟切,ヒペリカム)
4/2, オトギリソウ科 オトギリソウ属.
最近,園芸店などでもヒペリカムの名前で売られているのを見かけるようになりました.
葉っぱも実もかなり大きいですが,確かにオトギリソウの仲間のような雰囲気です.花の色は黄色です.

写真のものは切り花として市販されていたものです.ピンク色の実が付いていますが,
他にも赤やオレンジ色の実がなるものもあります.

エゴノキの葉?
10/8, エゴノキ科 エゴノキ属.別名:チシャノキ(萵苣の木),ロクロギ.
この木にエゴノキという名札がついていたのですが,こんな葉っぱでしたっけ?もっと薄い葉っぱだったような?
Styrax japonica

チシャノキ(萵苣の木),エゴノキの幹
10/8, エゴノキ科 エゴノキ属.別名:チシャノキ(萵苣の木),ロクロギ.
何となく思っていたのと違うのですが,エゴノキという名札付きでした.

Styrax japonica.初夏に白っぽい沢山の花を下向きに付けます.
果実にえぐみがあるからエゴノキという名前になったようです.果実は石けん代わりに使われていました.
ハクウンボク(白雲木)は葉っぱが大きくて丸いので見分けられます.

イワガネソウ(岩ヶ根草)
10/8, ホウライシダ科 イワガネゼンマイ属.
薄暗い林の中の下草のように生えていました(Coniogramme japonica.名札付き).
似た植物にイワガネゼンマイがあります.イワガネゼンマイとの見分け方ですが,イワガネソウと違ってイワガネゼンマイは葉っぱの先端部分が急激に細くなります.

シダの仲間なのでいわゆるお花は咲きません.

コシガヤホシクサの花(越谷星草)
10/8, ホシクサ科 ホシクサ属.
植物園の人が観察用にルーペを貸してくれたので,コシガヤホシクサの花を拡大してじっくり観察しました.
花茎の先に付いた玉状の部分に白い小さな花が付いています.確かにお星様の形でした.

コシガヤホシクサ(越谷星草)
10/8, ホシクサ科 ホシクサ属.
1938年に越谷市で発見されたのでコシガヤホシクサという名前なりました.1994年に野生絶滅とのことです.
普段の栽培の様子は非公開だそうですが,アリタキ植物園開園一周年記念ということで特別展示されていました(2011年10月16日まで).

現物を見るまでは,茎の先に付いた玉状の部分が白い星のように見えるから星草なのだろうと思っていたのですが,玉状の部分につくとても小さな花が5枚の花びらをもつ星のような形だからということのようです.

キュウリの雌花(胡瓜)
9/30, ウリ科 キュウリ属.
野菜としておなじみのキュウリで,夏すずみという品種です.鉢植え栽培だったのですが意外と良く育ちました.
雌雄異花で,こちらは雌花です.黄色い花びらの付け根の部分がとても小さな胡瓜の形をしているので,すぐに見分けが付きます.

ホウキグサ(箒草),コキア
9/20, アカザ科 ホウキギ属.別名:コキア,ホウキギ(箒木)
Kochia scoparia.昔は刈り取って箒にしたそうです.実の部分はとんぶりとして売られている事があります(食用).
秋の紅葉はなかなかきれいです.

(照葉バンジロウ,ストロベリーグアバ)
8/11, フトモモ科 バンジロウ属.別名:ストロベリーグアバ,ストロベリーグァバ.
テリハバンジロウの実がこのぐらいまで大きくなりました.まだまだ青くて食べられそうにありません.残念ながらこの後落果してしまいました.

フサスグリの白実(房酸塊,カーラント)
6/23, スグリ科(ユキノシタ科) スグリ属.
園芸店で赤い実の写真が添えてあったフサスグリの苗を買ってきたのですが,どういう訳か白い実がなりました.いつまで待っても赤くなりません.少し赤っぽく見えるのは中の種子が透けて見えるからです.
こういうものレッドカーラントというのでしょうか?白実のレッドカラント?

バショウ(芭蕉)
6/22, バショウ科 バショウ属.
関東地方でも露地栽培でバナナの花が咲き,実がなるのか?と思ってビックリしたのですが,この株は冬の間もずっと屋外に植えてあったのでバナナではなくてバショウと思われます.バナナの実とよく似た形ですがバショウの実は食用には向かないようです.

ちなみに,しばらく後に見に行ったら,ほとんど落果していました.

コオニユリ(小鬼百合)
6/21, ユリ科 ユリ属.
見切り品としてスーパーで売られていたユリ根を植えてみたところ,期待した以上に立派な花が付きました.ただし食用のユリ根を転用する場合はネダニなどが付いていないか気をつけた方が良いかもしれません.
ユリの花粉は手に付くとなかなか落ちないので大変です.

フサスグリの実(房酸塊,カーラント)
6/12, スグリ科(ユキノシタ科) スグリ属.別名:レッドカーラント,レッドカラント,アカスグリ,アカフサスグリ.
先日のレッドカーラントの実がさらに赤く色づきました.さすがにそろそろ収穫した方が良いでしょう.ちなみに,このまま放っておいたところ一部は落果し,一部はぶら下がったまま干からびてきました.


フサスグリの実(房酸塊,カーラント)
6/6, スグリ科(ユキノシタ科) スグリ属.別名:レッドカーラント,レッドカラント,アカスグリ,アカフサスグリ.

レッドカーラントの実もかなり色づいてきました.透明感のある赤い実です.もう少し赤くなります.レッドカーラントの場合は,意外に果実がポロポロとこぼれ落ちないので,ほとんどの実が完熟するまで木になったままにしておいても大丈夫です.

セイヨウザイフリボクの実(西洋采振木),ジューンベリー
6/3, バラ科 ザイフリボク属.別名:ジューンベリー,アメリカザイフリボク?,サービスベリー?,ハンノキバノザイフリボク?
4月の下旬に白い花がたくさん咲いていたのですが,その後2ヶ月足らずでこのように実が赤く色づいています.この後,ラビットアイ系のブルーベリーの実のように紫色に熟します.

ただし,この果実は若干甘みがあるものの物凄く甘いわけでもなく,酸味があるという訳でもなく,あまりハッキリしない味で特に美味しいという訳ではありません.というわけで,園芸店などで美味しい実がなると書いてあってもあまり期待しない方が良いと思います.

果実酒にすると赤紫色のきれいな色が付きます.

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