2004年4月アーカイブ

イワウチワの群落(岩団扇)
4/17, イワウメ科 イワウチワ属.
奥の院の近くに,特にまとまって咲いている場所がありました.注意して下を見ていないと気づかずに通り過ぎてしまうかもしれません.

イワウチワ(岩団扇)
4/17, イワウメ科 イワウチワ属.
イワカガミとイワウチワの葉っぱは似ています.茎に花が一輪つくのがイワウチワで,複数つくのがイワカガミです.色も,今まで見た感じではイワウチワの方が白っぽいようです.

カタクリの群落(片栗)
4/17, ユリ科 カタクリ属.
鍋割山から大岳山へ向かう途中の道にたくさんのカタクリが咲いていました.

ハシリドコロ(走野老)
4/17, ナス科ハシリドコロ属.
大岳山手前の林に生えていました.茶紫色の花が下向きにまばらにつきます.
この草を食べると錯乱状態になって走り回るなどと言われています.薬草としても使われるようですが,一般的には有毒植物として扱われます.

ヨゴレネコノメ(汚猫目)
4/17, ユキノシタ科 ネコノメソウ属.
ロックガーデン付近にありました.確かに,名前の通りに汚れたようなというか,全体的にくすんだ色あいです.

ヒトリシズカ(一人静)
4/17, センリョウ科 チャラン属.
ロックガーデンの終端部付近で見つけました.白い花に見える部分は本当は花ではありません.

コチャルメルソウ
4/17, ユキノシタ科 チャルメルソウ属.
はっきり言って変な形の花です.花後につく実がチャルメラのような形をしているので付いた名前です.チャルメラソウとかチャルメソウと表記されている場合もあるようです.

Dscn1549.jpg
4/17, バラ科 キジムシロ属.
当初ミツバツチグリ(三葉土栗)だと思っていたのですが,よく見ると花びらの付け根が濃色でした.ちなみにミツバツチグリというのは葉っぱが三つ葉で,根がツチグリ(というキノコ)に似ているので付けられた名前です.

花はキジムシロとよく似ていますが,キジムシロの葉っぱは三つ葉ではありません(奇数羽状複葉.小葉の数が5枚とか7枚とか,もっと多いことがある).またキジムシロはランナーのようなものを出さないそうです(出すのはツルキジムシロ).

アカバナミツマタ(赤花三つ叉)
4/10, ジンチョウゲ科 ミツマタ属.
民家に植えてあったものです.
普通,ミツマタの花は黄色いのですが,朱色の花が咲くものもあるようです.

花が終わってから葉っぱが出てきます.名前の通り,枝が三又になっています.

ヒメレンゲ(姫蓮華)
4/10, ベンケイソウ科 マンネングサ属.
黄色い星状の花がたくさん咲いていました.詳細な種は自信がありませんが,セダムの仲間であることは間違いないでしょう.
逆さ菩提樹の近くに生えていました.

マンネングサ科ではなく,マンネンソウ属です.

マムシグサ(蝮草)
4/10, サトイモ科 テンナンショウ属.
秋にはトウモロコシのようなつぶつぶの,赤い実がなります.

マムシグサの花(蝮草)
4/10, サトイモ科 テンナンショウ属.
この辺りのマムシグサの花(正確には仏炎苞)は紫に縞々がついたものが多いようです.

フッキソウ(富貴草)
4/10, ツゲ科 フッキソウ属.
膝ぐらいまでの高さの木にちょっと変わった感じの花がついていました.葉っぱもちょっと変わっているかな.秋には白くて丸っこい実がなります.

常緑性で良く増えるとのことです.

ヤマルリソウ(山瑠璃草)
4/10, ムラサキ科 ルリソウ属.
ルリソウなのかヤマルリソウなのか自信がありません.背丈が低いのであまり目立ちませんが,二重の滝の少し先に咲いていました.

葉っぱにはかなり毛が生えています.

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