4/27, カバノキ科 ハシバミ属.別名:ナガハシバミ.
ツノハシバミの葉っぱの先端はとがった感じです.相変わらず葉っぱの一部に赤紫色の模様がついています.
2008年4月アーカイブ
4/27, カバノキ科 ハシバミ属.
丸実ハシバミという名札がぶら下がっていました.
身近なところで観察できる三種類のハシバミ類はそれぞれ似ていますが,葉っぱの形はやや違うようです.
また枝の様子も少しずつ違っていて,セイヨウハシバミの枝は白っぽくて白い斑点があります.ハシバミの枝は赤っぽくて白い斑点があります.ツノハシバミの枝は白っぽくて斑点というよりは境界が曖昧な白っぽい模様がある感じです.
ただし,品種差や個体差があるので,これだけでは判断しないほうが良いと思われます.
4/27, マタタビ科 マタタビ属.
花が咲きました.これは雄株だったらしく,雄花が咲きました.キウイフルーツの花と似ていますが,かなり小さいです.
開花期には葉っぱの一部が白やピンク色に染まるのですが,小さな株だと色の変化はあまり起こらないようです.
4/22, イワデンダ科 クサソテツ属.別名:コゴミ.
クサソテツの葉っぱが展開しました.明るい緑色で,柔らかい感じです.
4/22, ユリ科(ネギ科として独立?) ネギ属.
食用の長ネギです.畑に植えたままにしていたら花が咲いてしまいました.
いわゆる葱坊主です.
4/22, キク科 コウモリソウ属.別名:モミジソウ,シドケ,シドキ,シトギ.
湿り気のある林の中に生えます.モミジに似た形の葉っぱです.山菜としてよく利用されます.
秋に白っぽい花が咲きます.
4/22, サルトリイバラ科 シオデ属.別名:ヤマアスパラガス,ヒデコ.
ユリ科に分類されていることもあるようです.
蔓性です.緑色っぽい花?が咲いた後,黒っぽい実がなります.
似たものに,花期が早いタチシオデがあります.
どちらも葉っぱが開く前の若い芽が山菜として利用されます.癖がなくおいしいということですが,食べたことはありません.
4/22, キク科 キンセンカ属.別名:カレンデュラ,ポットマリーゴールド,トウキンセン.
一日ほどでかなり花が開きました.
4/21, アケビ科 アケビ属.
小葉が5つあるアケビです.葉っぱの縁はなめらかです.
小葉が5つあっても,葉っぱの縁が波々になっているのはゴヨウアケビで,ミツバアケビとアケビの交雑種だと言われています.
ムベも小葉が5つですが,葉っぱが肉厚で常緑性で,小葉の先端がとがっているという点から見分けられます.
赤紫色のめしべがある,少し紫がかった白っぽい花が咲きます.
4/21, ツツジ科 ドウダンツツジ属.
条件が良ければ,白い壺型の小さな花が木全体を真っ白にするほど咲きます.
秋の紅葉も,落葉後の枝の様子もきれいなので,庭木としてよく用いられます.
4/21, シソ科 キランソウ属.ツルジュウニヒトエ,ヨウシュジュウニヒトエ,アジュガ.
園芸店ではアジュガという名前で売られていることが多いようです.
何となく紫色っぽい葉っぱで,地面を覆うようにどんどん広がっていきます.
春に茎を10~20cmほどのばして,紫色の花をたくさんつけます.
4/21, キク科 キンセンカ属.別名:カレンデュラ,ポットマリーゴールド,トウキンセン.
もう少しで開花しそうなキンセンカのつぼみです.
どうしてもお供えの花というイメージがあるのですが,花びらはサラダに散らしたり,乾燥して着色に使用したりします.
4/16, イネ科 コムギ属.
秋に小麦の種をまくと,この時期にこのような穂が出てきます.ノギが結構チクチクします.
降水量が少ない場所でも育つというのは社会科の授業で習ったのではないでしょうか.
なんとなく,大麦は大粒,小麦は小粒だと思っていたのですが,大麦と小麦の違いは麦粒の大きさや草丈の大きさの違いではないそうです.
また,オオムギとコムギでは属がちがいます(コムギはコムギ属,オオムギはオオムギ属).
4/16, ブドウ科 ブドウ属.
先端部分だけを見ると,何という植物なのかわかりにくいですが,ブドウです.
葉っぱが開き,蔓が伸び始めました.この若い芽は食べられるとのことですが,食べたことはありません.
4/16, スグリ科(ユキノシタ科) スグリ属.別名:レッドカーラント,レッドカラント,アカスグリ,アカフサスグリ.
先日開花していたフサスグリです.受粉が不完全だったらしく,ほとんど落花してしまいましたが,それでも小さな丸い実がなっています.
今はまだ緑色ですが,この後,透明感のある赤へと色が変わります.
4/16, スグリ科(ユキノシタ科) スグリ属.別名:カシス,ブラックカーラント,ブラックカラント,クロスグリ.
いわゆるカシスで黒っぽい実がなります.品種はベンストークです.
クロフサスグリは全体的にフサスグリ(レッドカラント)よりは樹勢が弱い印象です.
4/16, ユリ科 ナルコユリ属.
3/26,4/6 の株と同じもので,アマドコロなのかナルコユリなのかよく分からないと書いた斑入りの園芸品種です.
急激に伸び,つぼみがついていました.
茎をさわってみたところ,かなり丸っこくて,一部,角張った感じでした.
茎が角張っているのがアマドコロで,茎が丸いのがナルコユリと考えるとちょっと判断に迷いますが,全体としては茎がつるりと丸っこい感じなので鳴子百合ではないかと思いました.
4/11, アヤメ科 アヤメ属.別名:ドイツアヤメ.
花の部分を拡大してみました.
下に垂れ下がった花びら状のものの付け根付近に,もさもさした白っぽい毛のようなものが生えています.
4/11, アヤメ科 アヤメ属.別名:ドイツアヤメ.
ずっとイチハツだと思っていたのですが,どうやらジャーマンアイリスの一種のようです.
最近のジャーマンアイリスはカラフルで下に垂れ下がった部分にフリルがついたものが多いのですが,これは古くからある種類らしく,なんとなく地味です.
4/11, モクセイ科 ソケイ属(ジャスミン属).別名:ゲイシュンカ(迎春花).
オウバイという名前ですが梅の仲間ではなく,マツリカやハゴロモジャスミンと同属です.しかし,特に香りはありません.
梅の花に似た黄色い花が梅と同じころに咲くというのが名前の由来だそうですが,そんなに似ていない気がします.
枝が垂れ下がるような感じの木全体が黄色く見えるぐらいに花がつきます.花が咲く頃には葉っぱはほとんどありません.
4/11, スミレ科 スミレ属.
濃い目の紫色の花が咲くスミレです。
個人的にはスミレといえばタチツボスミレの方が思い浮かぶのですが、スミレという名前の植物はこちらです。
このあたりではアスファルトの隙間に生えていることが多いようです。葉っぱは長細い形です。
4/11, ナス科 クコ属.
川沿いに生えていました。
紫色の花が咲いた後、赤い縦長の実がなります。葉っぱも実も根っこも利用できる有用植物です。
4/11, アヤメ科 アヤメ属.別名:コチョウカ(胡蝶花).
少し紫がかった白い花で、黄色い筋と紫色の斑点があります。5cmぐらいの大きさの花ですが、じっくり観察するとアヤメの仲間であることが納得できる形をしています。
日陰で湿り気がありそうな場所でよく見かけるように思います。
もっと小型のものはヒメシャガ(姫射干)ですが、野生のものは数が少なくなっているようです。
4/11, ユリ科 ハナニラ属(イフェイオン属).別名:セイヨウアマナ.
ニラとついていますが、いわゆる野菜のニラやニラの芽として利用されるものとは別種です。
花びらが6枚あるように見える白~薄紫の花が咲き、葉っぱを触るとニラのような匂いがします。このあたりが名前の由来のようです。
かなり丈夫な植物で一度球根を植えつけると放っておいても増えていくことが多いようです。
群生しているとなかなかきれいです。
4/11, キョウチクトウ科 ツルニチニチソウ属.
道端に生えていました。栽培されていたものが野生化したのかもしれません。
名前のとおり蔓性で、明るい紫色の花がまばらに咲きます。斑入りの葉っぱのものもあります。
もう少し小型のものはヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)です。
4/6, ツツジ科 スノキ属.
サザンハイブッシュ系ブルーベリーのつぼみです.
つぼみの時は少しピンク色がかって見えても,開花すると白いのが普通です.
4/6, ツツジ科 スノキ属.
品種によって異なりますが,初夏から秋にかけてブルーベリーの実が収穫できます.
ブルーベリーの代表的な系統として,ラビットアイ系,ノーザンハイブッシュ系,サザンハイブッシュ系があります.同一系統内の異品種を混植するとよいとされます.
4/6, ツツジ科 スノキ属.
葉っぱの表面には荒い毛が生えていて,ざらざらした手触りです.
秋に実がなりますが,黒っぽく熟したら食べられるそうです.
4/6,ツツジ科スノキ属 .別名:クランベリー,オオミノツルコケモモ.
北米原産の植物で,背は低く横に広がる性質です.園芸店ではクランベリーという名前で売られているのが一般的ですが,たまに,クラウンベリーと書いてあることもあります.
酸性土壌を好むとのことですので,植え付けには酸度未調整のピートモスと鹿沼土を利用しました.乾燥に弱く,毎日の灌水が欠かせない植物です.
薄いピンク色の小さな花が咲いた後,秋に赤くて丸い実がなりますが,酸っぱくてとても生で食べられるようなものではありませんでした.
似たものに,日本でも湿原などに自生しているツルコケモモがあります.
4/6, マタタビ科 マタタビ属.
ミヤママタタビとは異なり,葉っぱはいわゆる心型ではありません.
また,開花期の葉っぱは一部白くはなりますが,ピンク色には着色しないようです.
4/6, マタタビ科 マタタビ属.別名:コクワ,シラクチヅル.
果樹として市販されていたサルナシです.品種はグリーンベルベットです.
花の色は白で,毛がない小さな緑色のキウイフルーツといった感じの実がなります.
サルナシ自体は雌雄異株ですが,このグリーンベルベットは一本で実がなるとのことです.
4/6, マタタビ科 マタタビ属.
つぼみができました.枝の雰囲気はやはりキウイフルーツに似ています.
開花期には葉っぱの一部が白やピンク色に着色しますが,小さな木ではあまり色が変わらないようです.
4/6, カバノキ科 ハシバミ属.別名:ナガハシバミ.
名前の通り,角が生えたようなちょっと変わった形の実がなります.この実も食べることができます.
一部の葉っぱに斑が入っています.
4/6, キク科 ヤグルマギク属.別名:ヤグルマソウ(矢車草),セントレア,コーンフラワー.
小さいながらつぼみがつきました.
4/6, イワデンダ科 クサソテツ属.別名:コゴミ.
葉っぱが伸び始めました.収穫するならばそろそろ適期でしょうか.
茶色っぽい綿毛を取り除いて,軽く塩ゆでをして食べるとおいしいと思います.
4/6, ユリ科 ユリ属.
秋に植え付けた球根から芽が出てきました.
改良ヤマユリという名称で市販されていたので,ヤマユリではなく他のユリとの交雑種かもしれません.
本物のヤマユリならば,球根は食べることができます.
4/6, ブドウ科 ブドウ属.
果物として市販されているブドウがなるブドウの木です.柔らかそうな新芽が開き始めました.
茎などにやや白っぽくて虫の卵のような丸いものがついている場合がありますが,それは真珠腺と呼ばれるもので,病害虫ではありません.
4/6, ユリ科 ナルコユリ属.
3/26の株と同じもので,斑入りの園芸品種です.ラベルに斑入りアマドコロという表記と斑入りナルコユリという表記があり,どちらなのか不明なものです.
次第に伸び始めました.葉っぱはまだ開いていませんが,外側に黄色っぽい斑が入っていそうなことがわかります.
4/6, ユリ科 ユキザサ属.別名:アズキナ(小豆菜).
3/26,4/1,のものと同じ個体です.先端に近い花も咲き始めました.
4/6, カバノキ科 ハシバミ属.別名:ヘーゼルナッツ.
チョコレートの中に入っているヘーゼルナッツがなる木です.葉っぱが開き始めました.
花は雄花と雌花に分かれて咲きます.雄花は穂状のものが垂れ下がった形です.雌花は赤っぽいのですが,小さいので雄花と比較して目立ちません.
4/6, イラクサ科 ウワバミソウ属.別名:ミズ,アカミズ,ミズナ.
3/26の写真と同じ株です.
葉っぱの付け根付近につぼみのようなものが着いているように見えますので,どうやらこれは雌株のようです.
4/6, ミカン科 ミカン属.
サイパンレモンという名札がついていたものです.
屋内で越冬し,花が散った後に残っためしべです.付け根の部分が極小サイズのレモン型をしています.
ただし,レモンの場合は葉っぱ20枚に対して果実が1個以下程度しか実らないようですので,おそらく大部分が自然に落果するものと思われます.
4/1, イワデンダ科 クサソテツ属.別名:コゴミ.
以前はメシダ科だったかもしれません。
ワラビやゼンマイとは違ってあく抜きをしなくても食べられるシダ植物です。
山菜としてはコゴミと呼ばれることのほうが多いでしょうか。
湿った場所でよく見かけるように思います。園芸店でも食用やシェードガーデン用として苗が売られていることがあります。
4/1, ユリ科 ユキザサ属.別名:アズキナ(小豆菜).
3/26のものと同じ個体です。白い雪の結晶のような花が、根元に近い方から順番に開いています.