ナデシコ科の最近のブログ記事

セキチク(石竹)
12/8, ナデシコ科 ナデシコ属.別名:カラナデシコ(唐撫子).
葉っぱが竹のものと似ているということで付けられた名前のようです.多年草で,関東付近では普通に露地で越冬するようです.
ピンク色のものは一重咲きの矮性カーネーションと言われても分からないかも.ガクの雰囲気も煮ていますし.ちなみにカーネーションの別名はオランダセキチクです.また,何となく花の付近が毛深い感じなものはアメリカセキチクと呼ばれるようです.

フシグロセンノウ(節黒仙翁)
8/16, ナデシコ科 センノウ属.
湿り気のある林の中などで見かけます.オレンジ色の5枚の花びらがあるように見える花が数輪まとまって咲き,薄暗いところで見かけるとちょっとぎょっとするぐらい,かなり目立ちます.
名前の通り,節の部分が着色しています.

センジュガンピ(千手岩菲)
8/16, ナデシコ科 センノウ属.
アルプス平の花畑に植えてあったものです.
切れ込みがたくさん入った5枚の花びらがある白い花は,確かにナデシコの仲間の雰囲気です.草丈は膝ほどもありませんでした.
センノウ(ガンピ)に似た植物ということでつけられた名前だそうです.

フシグロセンノウ(節黒仙翁)
8/16, ナデシコ科 センノウ属.
フシグロセンノウを遠くから見るとこのような感じです.
遠見尾根ハイキングに出かける時に泊まった白馬のペンションの近くの林の入り口付近に生えていました.

ナンバンハコベ(南蛮繁縷)
8/14, ナデシコ科 ナンパンハコベ属.別名:ツルセンノウ.
入笠山の登山口付近に生えてしました.
白い小さく細長い花びらと,それに不釣り合いな大きさの子房やガクとの組み合わせはかなり変わった形ですが,ナデシコの仲間といわれればなんとなく納得できはします.風変わりな花姿から南蛮という名前をもらったようですが,日本にもともと自生していた植物のようです.

茎の雰囲気はハコベに似ているような気も.

花後は黒くて丸っこい実ができます.

関東の平野部, ノミノツヅリ(蚤の綴り)

ノミノツヅリ(蚤の綴り)
5/22, ナデシコ科 ノミノツヅリ属.
綴りというのは,粗末な衣とか僧衣とかいう意味のようです.

最初はハコベの仲間か,ツメクサ(爪草)の仲間か,ノミノフスマ(蚤の衾)の仲間か?と疑問に思いました.

しかし,白い花びらが裂けておらず普通に5枚の花びらがあるように見えるのでハコベやノミノフスマとは違うし,ツメクサとは葉っぱの形が違うので何だろうと思っていました.

一見,小さくて弱そうに見えますが,アスファルトの隙間などにも生えてきます.草丈はとても低く,地面を這うように広がります.

フシグロセンノウ(節黒仙翁)
9/2, ナデシコ科 センノウ属.
オレンジ色の花が点々と咲きます.
湿り気のある林の中や,湿原の縁などで見かけます.

ツメクサ(爪草)
8/1, ナデシコ科 ツメクサゾク属.別名:タカノツメ(鷹の爪).

庭や畑,道路脇によく生えている小さな雑草です.茎の先端に小さな白い花をつけます.

深緑色のつんつんととがった葉っぱが特徴的です.この葉っぱが,鳥の爪の形に似ているということでツメクサ(爪草)という名前になったようです.爪を切ったものに似ているからという訳ではないようです.

タカネツメクサ(高嶺爪草)はタカネツメクサ属で,ツメクサとは属が違うようです. イワツメクサ(岩爪草) はハコベ属です.いずれもナデシコ科ではありますが.

ちなみに,いわゆるクローバーは シロツメクサ(白詰草) で,詰め物(荷物の緩衝材)として使ったことが名前の由来です.

ウシハコベ(牛繁縷)
4/18, ナデシコ科 ウシハコベ属.
ウシハコベの花を拡大してみました.めしべの先端が5つの白い紐状に分かれているのが見えるかと思います.

ウシハコベ(牛繁縷)
4/18, ナデシコ科 ウシハコベ属.
10枚の白い花びらがあるように見えます.最初は栄養状態が良いハコベなのかと思いました.少なくともハコベの仲間だと思っていたのですが,コハコベやミドリハコベはハコベ属,ウシハコベはウシハコベ属という具合に属が違うようです.

見分け方のポイントとしては,めしべの先端が五つに分かれているのがウシハコベです.それ以外のハコベはめしべの先端が3つに別れているはずです.

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