2008年9月アーカイブ

アラビアコーヒーノキ(珈琲の木)
9/27, アカネ科 コーヒーノキ属.別名:コーヒーノキ.

一番下の一対の丸っこい葉っぱは双葉です.

アオキを連想させる深い緑色の艶々した葉っぱがきれいなのと,意外に耐陰性があるので観葉植物として利用されることも多いようです.葉っぱを折ったりすると,独特な草っぽいニオイがします.越冬には10度以上欲しいところです.

白い花が咲いた後,赤い実がなります.その赤い実の中にいわゆるコーヒー豆が二つずつ入っています.コーヒー豆を焙煎して,粉砕して,熱湯をかけて抽出した黒っぽい液がいわゆるコーヒーでしょう.

キンカン(金柑)
9/27, ミカン科 キンカン属.
金柑の実はこのぐらいまで大きくなりましたが,まだまだ青くて硬いままです.
品種はぷちまる.

古くなった金柑の葉っぱは,他の柑橘類の葉っぱと比較して濃い色のようです.

ヒガンバナ(彼岸花)
9/16, ユリ科(ヒガンバナ科) ヒガンバナ属.別名:マンジュシャゲ,シビトバナ.
ユリ科からヒガンバナ科へ移動?

墓地に植えられるせいか縁起が悪い花とされることもありますが,最近は花がきれいだということで庭に植える人もいるようです.

花が咲いているときには葉っぱが出ておらず,花が終わってからつやのある深緑色の長い葉が出てきます.

リコリスの名称で市販されている球根の中にはヒガンバナそのものもあります.
花は,写真のように赤いものが一般的ですが,白っぽいものもあります(ただし,シロバナヒガンバナはヒガンバナとは別種のようです)

毒がありますが,昔は球根をすり下ろして水にさらし,デンプンを採取したようです.
田んぼの畦や墓地に植えられるのは,毒があるのでモグラよけやネズミよけの効果があるためだとも言われています.

イチジクの実(無花果)
9/7, クワ科 イチジク属.
ホワイトゼノアという名札付きで売られていました.ただ,果実がホワイトゼノアにしては小さすぎるので,ひょっとすると別の品種かもしれません(すべての実がピンポン球よりも小さかった).

完熟しても果皮はやや黄色っぽくなる程度で,赤くはなりません.それどころか少し傷んだような感じになります.
イチジクの実は食べ頃になるとこのように下向きになります.へそのところから蜜がたれてくることもあります.

斑入りヤブラン(藪蘭)
9/3, ユリ科 ヤブラン属.
名前にランとついていますが蘭の仲間ではありません.
紫色の花が穂状にあつまって咲きます.
林の中などに生えているのを見かけます.
写真のものは斑入りで庭に植えてあったものです.

ヤブランは日陰でも花が咲きますので,シェードガーデン用としても人気があるようです.
花の後は青黒い丸い実がなります.

コムラサキ(濃紫,小紫)
9/2, クマツヅラ科 ムラサキシキブ属.コシキブ(小式部).
長く伸びた枝に沿って,小さな紫色の実が点々とかたまってつきます.このつやのある紫色の実が美しいので,庭などにもよく植栽されます.たまに白い実がなるものもあります.

ムラサキシキブ(紫式部)だと思っていたのですが,葉っぱの縁の上側半分だけにギザギザがあるのでコムラサキのようです.ムラサキシキブ(紫式部)だと葉っぱの縁全体にギザギザがあるそうです.

ちなみに,ムラサキシキブはもともとは,紫色の実がたくさんなるということでムラサキシキミと呼ばれていたようです.

花の色は薄ピンクや白っぽいものが多いようです.

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