不明または咲かないの最近のブログ記事

イワガネソウ(岩ヶ根草)
10/8, ホウライシダ科 イワガネゼンマイ属.
薄暗い林の中の下草のように生えていました(Coniogramme japonica.名札付き).
似た植物にイワガネゼンマイがあります.イワガネゼンマイとの見分け方ですが,イワガネソウと違ってイワガネゼンマイは葉っぱの先端部分が急激に細くなります.

シダの仲間なのでいわゆるお花は咲きません.

スギナ(杉菜)
3/29, トクサ科 トクサ属.別名:ツクシ(土筆).
場所によってはそろそろツクシ摘みの適期が終わりかけで,この付近のツクシもかなり乾燥した状態のものが多くなっていました.
そんな中,よく見ると手前にツクシ,そのすぐ後ろにスギナが生えていました.

スギナ(杉菜)
5/5, トクサ科 トクサ属.別名:ツクシ(土筆).
春の味覚としても親しまれているツクシです.
一般的には胞子を作る方がツクシ,この緑色のもさもさしたものはスギナと呼ばれることが多いようですが,どちらも同じ植物です.いわゆるお花は咲きません.

湿地に生えていたのでイヌスギナかもしれないと思ったのですが,イヌスギナはツクシの頭のような部分(胞子嚢穂)が先端についていて,つくしんぼとスギナが合体したような感じになっていることがあります.

ヤマドリゼンマイ(山鳥薇)
7/4, ゼンマイ科 ゼンマイ属.
湿原の中に入り込んでいるのをよく見かけるシダです.
一応食べられるようで,ゼンマイとして加工販売されるものの少なくとも一部はこのヤマドリゼンマイだそうです.
シダの仲間なのでお花は咲きません.

ゼンマイ(薇)
7/4, ゼンマイ科 ゼンマイ属.
ゼンマイが生えていました.
春の若い芽は山菜として利用されます.
シダの仲間なのでお花は咲きません.

玉原湿原・尼ヶ禿山, ヤマドリゼンマイ(山鳥薇)?
5/23, ゼンマイ科 ゼンマイ属.
お猿さんを連想させる,薄茶色の毛に覆われたシダの芽が出ていました.少し小さい気もしますが,ヤマドリゼンマイではないかと思います.

湿原などで妙に縦長で立った印象のシダが生えていたら,ヤマドリゼンマイであることが多いようです.ゼンマイよりも茶色っぽい綿毛に包まれています.
ヤマドリゼンマイもゼンマイと同様に山菜として利用されるのですが,味が劣ると言われています.

ちなみに,ゼンマイは一カ所から何本もまとまって芽が出てきます.
その中に真ん中がぼっこり膨らんだ芽と平らな芽があるのですが,子どもの頃に『膨らんだ方はオスだから食べてはいけない』と言われました.丸く膨らんだ芽は胞子葉なので,取ってしまうとゼンマイが減ってしまうからそのように言い習わされているのでしょう.

イワヒバ(岩檜葉),紅孔雀
4/19, イワヒバ科 イワヒバ属 .別名:イワマツ.
品種名は紅孔雀です.
写真だと分かりにくいのですが,緑色に少し赤紫色が入っていてなかなかきれいです.

イワヒバ(岩檜葉),九重錦
4/18, イワヒバ科 イワヒバ属 .別名:イワマツ.
品種名は九重錦です.
イワヒバは水がなくなるとこのように葉っぱを丸めて休眠します.
水を与えるとまた元通りになります.

イワヒバ(岩檜葉)
4/2, イワヒバ科 イワヒバ属 .別名:イワマツ.
九重錦という園芸品種です.なんか先端部分がオレンジ色っぽくて,人工的な雰囲気を醸し出しています.
イワヒバは乾燥するとクルクルに丸まって枯れたようになるのですが,雨が降るともとの状態になります.

プテリス・エバージェミエンシス
3/22, イノモトソウ科 イノモトソウ属(プテリス属).
プテリスとついているのでイノモトソウの仲間なのでしょう.
濃い目の緑に白い斑が入った葉っぱです.意外に丈夫で大きくなります.
園芸店などで観葉植物として普通に市販されています.シダの仲間なのでお花は咲きません.

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