山菜の最近のブログ記事

スギナ(杉菜)
3/29, トクサ科 トクサ属.別名:ツクシ(土筆).
場所によってはそろそろツクシ摘みの適期が終わりかけで,この付近のツクシもかなり乾燥した状態のものが多くなっていました.
そんな中,よく見ると手前にツクシ,そのすぐ後ろにスギナが生えていました.

スギナ(杉菜)
5/5, トクサ科 トクサ属.別名:ツクシ(土筆).
春の味覚としても親しまれているツクシです.
一般的には胞子を作る方がツクシ,この緑色のもさもさしたものはスギナと呼ばれることが多いようですが,どちらも同じ植物です.いわゆるお花は咲きません.

湿地に生えていたのでイヌスギナかもしれないと思ったのですが,イヌスギナはツクシの頭のような部分(胞子嚢穂)が先端についていて,つくしんぼとスギナが合体したような感じになっていることがあります.

ヤマドリゼンマイ(山鳥薇)
7/4, ゼンマイ科 ゼンマイ属.
湿原の中に入り込んでいるのをよく見かけるシダです.
一応食べられるようで,ゼンマイとして加工販売されるものの少なくとも一部はこのヤマドリゼンマイだそうです.
シダの仲間なのでお花は咲きません.

ゼンマイ(薇)
7/4, ゼンマイ科 ゼンマイ属.
ゼンマイが生えていました.
春の若い芽は山菜として利用されます.
シダの仲間なのでお花は咲きません.

玉原湿原・尼ヶ禿山, フキ(蕗)
5/23, キク科 フキ属.
道路脇に小さめなフキが生えていました.日当たりが良くないところの方がよく増える印象があります.フキの茎やふきのとうは山菜として利用されます.
写真中央付近の枯れた植物と綿毛は蕗の薹が成長した後の姿です.

玉原湿原・尼ヶ禿山, ヤマドリゼンマイ(山鳥薇)?
5/23, ゼンマイ科 ゼンマイ属.
お猿さんを連想させる,薄茶色の毛に覆われたシダの芽が出ていました.少し小さい気もしますが,ヤマドリゼンマイではないかと思います.

湿原などで妙に縦長で立った印象のシダが生えていたら,ヤマドリゼンマイであることが多いようです.ゼンマイよりも茶色っぽい綿毛に包まれています.
ヤマドリゼンマイもゼンマイと同様に山菜として利用されるのですが,味が劣ると言われています.

ちなみに,ゼンマイは一カ所から何本もまとまって芽が出てきます.
その中に真ん中がぼっこり膨らんだ芽と平らな芽があるのですが,子どもの頃に『膨らんだ方はオスだから食べてはいけない』と言われました.丸く膨らんだ芽は胞子葉なので,取ってしまうとゼンマイが減ってしまうからそのように言い習わされているのでしょう.

ユキノシタの花(雪の下)
5/20, ユキノシタ科 ユキノシタ属.
5枚の白っぽい花びらのうち,下側の二枚が大きく長いので,袴をはいた人型のようです.
葉っぱは天ぷらなどにして食べることが出来ます.
葉っぱの絞り汁を湿疹に塗ったりします.

ソバナ(岨菜)
5/11, キキョウ科 ツリガネニンジン属.
山菜として利用されます.ザラザラした感じの葉っぱです.
ベル型の薄い紫色の花が下向きに咲きます.

シオデ(牛尾菜)
5/9, サルトリイバラ科 シオデ属.別名:ヤマアスパラガス,ヒデコ.
山菜として利用されます.花が咲かないので,タチシオデなのかシオデなのか分からないままです.

ナルコユリ(鳴子百合)?
4/21, ユリ科 ナルコユリ属.
アマドコロなのかナルコユリなのかよく分からない斑入りの株です.
去年はナルコユリだと思ったのですが,今年の茎は上半分が角張っていて,下半分は丸っこくてなめらかです.

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.04

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち山菜カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリはハーブです。

次のカテゴリは有毒です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。