2008年6月アーカイブ

フサスグリの実(房酸塊,カーラント)
6/30, スグリ科(ユキノシタ科) スグリ属.別名:レッドカーラント,レッドカラント,アカスグリ,アカフサスグリ.
4月に青い実がなっていたレッドカーラントですが,このように透明感のある赤い実になりました.
これは収穫しそびれたもので,本当はもっと早い時期に赤くなっていました.
夏の高温に弱いようなので他の植物の影に避難させています.

サルナシの実(猿梨の実)
6/30, マタタビ科 マタタビ属.別名:コクワ.
大実サルナシという名称で売られていました.
相変わらず,毛がない緑色のデコボコなキウイといった感じです.
二週間前と比較して,ほとんど変化していないような気が.

レモンの実(檸檬の実)
6/30, ミカン科 ミカン属.
屋内で越冬,開花したサイパンレモンの幼果です.
8号の鉢植えで当初10数個の実がなっていたのですが,最終的に2個だけが残りました.
6/8の写真と比較して,かなり大きくなっています.

メボウキの花(目箒,バジル)
6/29, シソ科 メボウキ属.別名:スイートバジル,バジル.
メボウキ(目箒,スイートバジル)に白い花が咲きました.花穂はシソに似ているかもしれません.
ハーブとして葉を利用したい場合は,花穂が出てきたときにつみ取った方が良いです.

グリークオレガノの花
6/29, シソ科 ハナハッカ属.
トマト料理などによく用いられるグリークオレガノの花が咲きました.
写真は花穂の一部分を写したのですが,長く伸びて立ち上がった枝全体に小さな花が大量に付きます.
マジョラムと同じような花の付き方をするのかと思っていたのですが,かなり趣が違います.
花の形はむしろタイムに似ているようです.

オジギソウの葉(御辞儀草の葉)
6/28, ネムノキ科(マメ科に復帰?) オジギソウ属.
マメ科に分類されていたりネムノキ科に分類されていたりするようです.
小さな葉っぱが集まった,四枚の羽根のような葉っぱが長めの葉柄の先についています.

触ると葉っぱが閉じた上で,下に下がってしまうので子どもが喜ぶ植物の一つでしょう.ただし,茎にはトゲがあります.
小さなポンポンのような形のピンク色のが咲きます.

モミジガサの花(紅葉傘の花)
6/28, キク科 コウモリソウ属.別名:モミジソウ,シドケ,シドキ,シトギ.
モミジガサがやっと開花しました.蕾がついてから花が咲くまでずいぶん長くかかるようです.

筒状の花の先だけが開いたという感じで,花びらは白です.

カヤの葉(榧)
6/24, イチイ科 カヤ属.別名:カヤノキ(榧の木).
とても細長い葉っぱが少しガタガタに並んでつきます.
葉っぱの先端が尖っていてチクチク痛いのがカヤで,痛くないのがイヌガヤ(犬榧)です.
雌雄異株で,茶色っぽくて地味な花がつきます.実は食べられます.木は碁盤を作るのにも利用されます.

エノキの葉(榎木)
6/24, ニレ科 エノキ属.
枝が多い木ということでエノキになったようです.ゴマダラチョウやオオムラサキなどの幼虫の食草です.
何となく葉っぱが非対称で,枝もジグザグに伸びる感じがします.葉っぱの先の方にはギザギザがありますが,付け根の方にはありません.
春にクリーム色かうす紫がかった花をつけます.オレンジ色っぽく熟す果実は小鳥が好んで食べるためか,意外なところに小さなエノキが生えていることがあります.

やや硬めの葉っぱは秋に黄くなり,落葉します.短期間で大きくなる傾向がある木です.

ハナカンナ(花かんな)
6/23, カンナ科 カンナ属.別名:フレンチカンナ,カンナ.
主に赤,オレンジ,黄色といった鮮やかな色合いの花が咲きます.燃える松明のような印象です.
葉っぱはウコンやバショウと雰囲気が似ているかも知れません.
地植えにすると人の背丈を超えることも珍しくないぐらいに大きくなりますが,最近は矮性の品種も売られているようです(写真は矮性のもの).

エンゼルストランペット
6/23, ナス科 キダチチョウセンアサガオ属.別名:ダチュラ,コダチチョウセンアサガオ,エンジェルストランペット.
園芸店などではエンゼルストランペットの名称で売られていることが多いようです.まさにラッパ状の花が下向きに咲きます.
有毒なこととエンゼルストランペットという名前から,なんとなく黙示録のラッパを吹き鳴らす天使を連想してしまいます.

ナツハゼの実(夏黄櫨)
6/20, ツツジ科 スノキ属.
3日前と比較して,あまり大きな変化はないようですが,心なしか実のついた部分が垂れ下がってきたようにも思えます.

ミニドラゴンフルーツ
6/20, サボテン科 ヒモサボテン属.別名:セッカゲッカビジン(石化月下美人).
ドラゴンフルーツが採れるサンカクサボテンの仲間で矮性とのことです.
支柱なしで育てると植木鉢の上を緑色の茎がクネクネとしていて,ねじ曲がった月下美人のようです.
白っぽい,いかにもサボテンといった感じの花が咲いた後,濃いピンク色の小さな実がなります.
園芸店のラベルには甘くて美味しい等と書いてありますが,食べたことのある人からそういう評判は聞いたことがありません.
ナメクジの食害をよく受けています.

ビヨウヤナギ(美容柳)
6/19, オトギリソウ科 オトギリソウ属.
黄色い五枚の花びらがある,直径5cmぐらいの花です.
長くて繊細なたくさんのおしべがあるので,一瞬,ギンバイカなどフトモモ科の植物を連想したのですが,オトギリソウの仲間だそうです.名前に柳と付いていますが,柳の仲間でもありません.

マツバギク(松葉菊)
6/19, ハマミズナ科(ツルナ科) マツバギク属.
ツルナ科に分類されることもあるようですが,狭義のツルナ科ではないようです.
葉っぱは肉厚でいわゆる多肉植物です.とにかく頑丈で,道路脇などの乾燥が激しい場所にも広がっています.
紅色の細い花びらがたくさんある花が咲きます.言われてみれば,菊の花に似ているような気もします.この花は夜は閉じます.

リビングストンデージーもマツバギクのことを指すと思っていたのですが,両者は別種のようです.名前がやや似たマツバボタン(松葉牡丹)は葉っぱの雰囲気もやや似ていますがスベリヒユの仲間です.

バラ(薔薇)
6/19, バラ科 バラ属.
この付近では5月ごろがバラの季節で,この時期は四季咲きのものも花があまりついていません.
病気に弱いものも多く,黒星病などがでて葉っぱが落ちてしまうことがよくあります.
赤い実がなるものもありますが,ならないものも多いです.また,香りも強いものからほとんどしないものまであります.

キョウチクトウの蕾(夾竹桃)
6/18, キョウチクトウ科 キョウチクトウ属.
キョウチクトウの花のつぼみです.
葉っぱは細長く槍型です.たまに月桂樹の葉と混同する人もいるようですが,キョウチクトウは有毒ですので,間違っても口にいれたりしませんように.

キョウチクトウの花(夾竹桃)
6/18, キョウチクトウ科 キョウチクトウ属.
花の色はピンク色や白が多いようです.とにかく頑丈な植物で,大気汚染にも強いことから高速道路のそばによく植えてあります.
有毒.燃やした煙すら毒があって危険だそうです.高速道路が火事になったら怖いですね.

ナツツバキ(夏椿)
6/18, ツバキ科 ナツツバキ属.別名:シャラノキ(娑羅樹).
名前の通り,初夏に白い一日花が咲きます(朝咲いて夜に散ります).散るときは花全体がぼとっと丸ごと落花します.
ツバキといえば常緑という印象がありますが,ナツツバキは冬には落葉します.
似たものに,花がもう少し小さいヒメシャラがあります.

ザクロの花(柘榴,石榴)
6/18, ザクロ科 ザクロ属(ミソハギ科に移動?).
ザクロの花を斜め横から見ました.
花びらを囲むようにオレンジ色の部分がありますが,ここがザクロの実になります.

ザクロの花(柘榴,石榴の花)
6/18, ザクロ科 ザクロ属(ミソハギ科に移動?).
前から見たザクロの花です.朱赤の6枚の花びらがあります.おしべは数え切れないほどあります.
一般に見かけるザクロの大部分は,秋に果実が十分熟すと割れて赤い粒々が見えます(外皮が割れないザクロもあります).
この粒々は酸っぱいのですが食べられます.一説によると,人肉の味がすると言われ,お釈迦様が鬼子母神に与えたとか.

ネズミモチの葉(鼠黐)
6/18, モクセイ科 イボタノキ属.別名:タマツバキ,ネズミノフン.
逆しずく型で艶のある厚手の葉っぱです.
葉っぱの縁はなめらかです(ギザギザがありません).別ページの写真の通り,花は白色です.

ネズミモチの花(鼠黐)
6/18, モクセイ科 イボタノキ属.別名:タマツバキ,ネズミノフン.
ネズミモチも生け垣によく使われる常緑樹です.写真のように小さな白い花がたくさん咲いた後,紫色がかった黒っぽい楕円形の実がなります.
この実の形がネズミの糞に似ているとかでネズミノフンと呼ばれることもあります.指でつまむと中の種子が飛び出すので,子どもがおもちゃにするかも知れません.

似た植物のトウネズミモチの実は丸っこいです.

サンゴジュの葉(珊瑚樹)
6/18, スイカズラ科 ガマズミ属.
厚手で艶のある,やや大きめな葉っぱですが,虫食いになることも多いようです.
肉厚な葉の常緑樹は防火樹として垣根に植えられることが多いのですが,サンゴジュ(珊瑚樹)もその一つです.

別ページの写真のとおり,白い小さな花がたくさん集まって咲き,秋には赤い実がたくさんなります.

サンゴジュの花(珊瑚樹)
6/18, スイカズラ科 ガマズミ属.
つやのある厚手で大きめな葉っぱの植物で,大きめな家の生け垣にも使われているようです.
白い花が咲いた後,艶のある赤い実がたくさんなります.
この実を珊瑚の玉に見立てたのでしょう.

ガクアジサイ(額紫陽花)
6/18, アジサイ科(ユキノシタ科) アジサイ属.
中央付近に小さな花が集まってつき,外側には普通のお花にみえる大きな装飾花が付きます.
この大きな花があたかも額縁のように縁取りをしているということで,ガクアジサイ(額紫陽花)と呼ばれるようです.

アジサイ(紫陽花)
6/18, アジサイ科(ユキノシタ科) アジサイ属.
アジサイは梅雨時の代表的な花でしょう.
4枚の花びらがあるようにみえる花が枝先にこんもりと集まって咲きます.
花の色は,白,ピンク,水色,青,紫などが一般的です.

ギンバイカ(銀梅花)
6/17, フトモモ科 ギンバイカ属.別名:ミルタス,ミルトス,マートル,祝いの木.

花の開き初めは梅の花に似ているのでギンバイカ(銀梅花)という名前になったようですが,気づいたら全開になっていました.

おしべは白い花びらよりも長く,豪華な感じです.
花は良い香りがするとのことですが,特に強い香りは感じませんでした.

ナツハゼの実(夏黄櫨)
6/17, ツツジ科 スノキ属.
花が咲いた後,赤い小さな丸い実がなっています.
葉っぱの色は緑色に戻っていましたが,こういうものなのでしょうか?

メボウキの葉(目箒)
6/16, シソ科 メボウキ属.別名:スイートバジル,バジル.
目に入ったゴミを取り除くのに使ったのでメボウキ(目箒)という名前になったようですが,スイートバジルと言った方が一般に分かりやすいかも知れません.
サラダやトマト料理に混ぜたり,ドレッシングに加えたりして利用するハーブです.

耐寒性はあまりなく,種まきは十分に暖かくなってから行います.
種子を水につけると,白っぽいぶよぶよのものが種の周りに広がります.
そういえば,一時,バジルの種子がダイエットに良いとかでもてはやされたことがありますね.

シソの仲間らしい形の白い花が穂状に咲きます.同じ仲間に,紫色のダークオパールバジルや,シナモンのような香りがするシナモンバジルなどがあります.

クチナシの花(山梔子)
6/16, アカネ科 クチナシ属.
艶のある常緑性の葉っぱです.
最初から黄色い花が咲くクチナシもありますが,普通のクチナシの花は咲き始め白く,開花後,時間が経つと黄色っぽくなってきます.
花が散った後,オレンジ色の実ができます.これは染色や薬草として利用されます.
一般に八重咲きタイプのものには実がなりません.

オオスカシバという蛾の幼虫がよくつきます.

タイムの花
6/16, シソ科 イブキジャコウソウ属.別名:タチジャコウソウ(立麝香草).
煮込み料理の香り付けなどに利用されるハーブです.
色々な種類がありますが,写真のものはコモンタイムという名札がついていました.
山などで見かけるイブキジャコウソウと同属です.

枝先にピンク色の小さな花が集まって咲きます.
葉っぱに軽く触れただけでも良い香りがします.

ドワーフマートルの葉
6/16, フトモモ科 ギンバイカ属?.別名:マートル・コンパクタ.
矮性のギンバイカ(銀梅花)ということのようです.
普通のギンバイカと比較して葉っぱもかなり細いです.斑入りの品種もあります.
ドワーフマートルはハーブコーナーで売られていることも多いのですが,葉っぱは触れても特に香りを感じませんでした.

ブラックベリーの実
6/15, バラ科 キイチゴ属.別名:クロミキイチゴ(黒実木苺).
枝先に薄いピンク色の花が何輪か集まって咲きます.
花はいかにもキイチゴの仲間らしい形で花びらは五枚です.
果実はまだ青いですが,このあと赤っぽくなり,完熟すると濃い紫色になります.

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
6/15, ユリ科(リュウゼツラン科) ギボウシ属.別名:ウルイ,ホスタ.
観賞用に栽培されているものです.品種は寒河江で葉っぱの外側に黄色い覆輪が入ります.
食用に栽培されていたものから偶然見つかったとか.

左側に向かって花茎が伸びています.うす紫色の花が咲きます.

サルナシ(猿梨)
6/15, マタタビ科 マタタビ属.別名:コクワ.
大実サルナシという名称で売られていました.ただし,普通のサルナシとは違って葉柄が赤くありません.
果実はちょっとデコボコしていますが,毛が生えていない緑色の小さなキウイフルーツといった感じです.
花の色は白.

マテバシイの花(馬刀葉椎の花)
6/10, ブナ科 マテバシイ属.
マテバシイの雄花と雌花です.
フサフサした白っぽいものが雄花で,写真中央付近のトゲが付いた棒のようなものが雌花です.
この雌花は来年の秋にドングリになります.

アメリカオニアザミ(亜米利加鬼薊)
6/10, キク科 アザミ属.
前回の写真ではアメリカ鬼アザミの花のほうに注目しましたが,今回は茎に着目してみました.
茎にヒレがあることが分かるかと思います.このヒレにも強烈な棘があります.

ギンバイカの蕾(銀梅花の蕾)
6/8, フトモモ科 ギンバイカ属.別名:ミルタス,ミルトス,マートル,祝いの木.
おしべがとてもよく目立つ,白い花が咲きます.結婚式などに飾られるので祝いの木と呼ばれることもあります.
葉っぱは皮のような感じで艶があり,先端はとがります.斑が入るものもあります.
花が咲いた後,黒っぽい実がなり,食べられます.

レモンの実(檸檬の実)
6/8, ミカン科 ミカン属.
屋内で越冬,開花したサイパンレモンの幼果です.
開花後,5,6月頃にごっそり落果することをジューンドロップと呼びますが,その後に残ったものです.

コムギの穂(小麦の穂)
6/8, イネ科 コムギ属.
秋に蒔いた小麦の色が変わってきました.そろそろ収穫期を迎えます.意外に粒が落ちてしまうことがあるので,注意が必要です.

ビワの実(枇杷の実)
6/6, バラ科 ビワ属.
少し前まで緑色だったビワの実もそろそろ黄色く色づいてきました.
果実の表面にも短い毛が生えています.

クロマメノキ(黒豆の木)
6/6, ツツジ科 スノキ属.別名 アサマブドウ(浅間葡萄).
白い小さな花の他に,緑色の実もなっていました.
これも浅間ブドウの名前で市販されていたものです.

ナツハゼの花(夏櫨の花)
6/6, ツツジ科 スノキ属.
赤くて小さな花が枝先に並んで下向きに咲いています.
このあと,果実は黒っぽく熟し,食べることが出来ます.

ナツハゼの葉(夏櫨の葉)
6/6, ツツジ科 スノキ属.
ナツハゼという名前は,夏にハゼの木のように紅葉することに由来するようです.
確かに葉っぱが赤く色づいているように見えますが,このことを指しているのでしょうか?

葉っぱには毛が生えています.

アメリカオニアザミ(亜米利加鬼薊)
6/4, キク科 アザミ属.
最近よく見かけるようになった帰化植物です.
とにかくすさまじいトゲです.道路際によく生えていますが,うっかりぶつかるとかなり痛いです.
茎にはヒレがあって,そこにもトゲがあります.

ちなみにオニアザミの花は下向きに咲きます.

パパイアの雄花
6/2, パパイア科 パパイア属.別名:パパイヤ,パパヤ.
ほのかに良い香りのする,クリーム色の花が咲きました.
パパイアは雌雄異株なのですが,花芽形成期の気温によって雄花が付いたり雌花が付いたりする両性タイプもあります.
これは矮性で両性タイプとされる紅妃という品種のパパイヤなのですが,雄花しか付いたことがありません.
雌花は花の付け根がもっとずんぐりしています.

クロマメノキ(黒豆の木)
6/2, ツツジ科 スノキ属.別名 アサマブドウ(浅間葡萄).
白い提灯のような小さな花が下向きに咲きます.
浅間ブドウの名前で市販されていたものですが,ブドウの仲間ではなく,ブルーベリーやクランベリーと同じツツジ科スノキ属の植物です.この後にできる青黒い実は食べられます.

ミツバアケビの葉(三葉木通)
6/2, アケビ科 アケビ属. 別名:キノメ.
濃い赤紫色の花が咲きます.ミツバアケビの葉っぱの縁は写真のように波形になっていることが多いようです.
ただ,すべての葉っぱの縁が波形になるわけではないようです.

モミジガサの蕾(紅葉傘の蕾)
6/2, キク科 コウモリソウ属.別名:モミジソウ,シドケ,シドキ,シトギ.
モミジガサに蕾がついていました.この部分を見ると,コウモリソウと似ている気がします.
モミジガサとトリカブトの芽を間違えることもあるようですが,毛の有無や葉の切れ込みで見分けられると思われます.

シオデ(牛尾菜)
6/2, サルトリイバラ科 シオデ属.別名:ヤマアスパラガス,ヒデコ.
4/22の写真と同じ個体.春の新芽が伸びるとこのような形の葉っぱになります.
タチシオデかとも思ったのですが,横に伸びていますので,シオデなのでしょう.
タチシオデとシオデは花期が違っていて,タチシオデは春,シオデは夏にそれぞれ緑色っぽい花が咲きます.

ムベの葉(宜の葉)
6/1, アケビ科 ムベ属.別名:冬アケビ,トキワアケビ.

アケビの葉っぱとは違って,小葉の先はとがっていることが分かるかと思います.
この株は開花しませんでしたが,春に花が咲いていれば今頃は緑色の小さな実がなっているはずです.

サルナシの幼果(猿梨の幼果)
6/1, マタタビ科 マタタビ属.
先日掲載したサルナシの花は小さい実がついたものの,黄色くなって落果してしまいましたが,その後に咲いた花には1cmほどの小さな緑色の実がなりました.
キウイフルーツとは違って,果実の表面には毛が生えていません.マタタビのほうが近いかも.品種はグリーンベルベット.

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.031

このアーカイブについて

このページには、2008年6月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2008年5月です。

次のアーカイブは2008年7月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。