マタタビ科の最近のブログ記事

サルナシ(猿梨)
10/28, マタタビ科 マタタビ属.
サルナシに実がなりました.大実サルナシの名札付きで市販されていましたが,詳細な品種名等は不明です.
野生のサルナシとは違って,葉っぱの形が丸っこいので,キウイフルーツあたりとの交雑種なのかもしれません.また,両性花が咲くらしく,特に交配しなくても実がなりました.

断面も味も,果肉が緑色のキウイフルーツとよく似ています.

サルナシ(猿梨)
5/10, マタタビ科 マタタビ属.
大実サルナシとい名称で売られていました.
こちらもキウイフルーツの雌花を小さくしたような雰囲気の両性花が咲きます.

サルナシの蕾(猿梨)
5/10, マタタビ科 マタタビ属.
グリーンベルベットという品種です.今年は開花しないものと思っていたのですが,いつの間にかつぼみがついていました.
白い両性花がつくので一本で実がなります.果実の表面には毛がないのですが,断面はキウイフルーツに似ています.

サルナシ(猿梨)
3/31, マタタビ科 マタタビ属.別名:コクワ,シラクチヅル.
サルナシも葉っぱが開き始めました.
赤い実がなるハーディレッドという品種です.

サルナシの実の断面(猿梨)
11/6, マタタビ科 マタタビ属.別名:コクワ.
収穫した大実サルナシを包丁で切ってみました.
キウイフルーツのように黒っぽい種子が入っているのが普通だと思っていたのですが,今回のサルナシは種なしでした.

試食してみたところ,確かに果肉が緑色のキウイフルーツに似た系統の味で,酸味も甘みもあります.果実は長径が2cmと小さいのであまり食べた気がしませんが,表面に毛が生えていないので食べやすいと思います.

もしかすると,果実が小さかったのは受粉しなかったせいかもしれません.「一本で実がなる」と説明書きにありましたが,他のサルナシと交配すればもっと大きな果実になる可能性も考えられるので,今度試してみたいと思います.

サルナシの実と葉(猿梨)
11/6, マタタビ科 マタタビ属.別名:コクワ.
収穫しました.一つ前の写真では写っていなかったのですが,葉っぱは黄葉して落葉し始めています.

サルナシの実(猿梨の実)
11/6, マタタビ科 マタタビ属.別名:コクワ.

6/30のものと同じ,大実サルナシという名称で市販されていた株です.
大実と言いつつ果実のサイズは高さが2cmほどで夏頃から全然大きくなった気がしません.
色も緑色のままですが,表面に皺が寄り,触ると柔らかい感じなので,さすがに収穫しても大丈夫だと思われます.
どうやら,少なくともこの株に関しては,キウイフルーツとは異なって樹上で完熟するようです.

なお,グリーンベルベットという品種のサルナシは現時点でも果実が固いままでした.

オニマタタビの実(鬼木天蓼)
8/31, マタタビ科 マタタビ属.別名:キウイ,キウイフルーツ.
いわゆるキウイフルーツです.マタタビやサルナシの仲間で花の様子も似ていますが,果実には茶色くて短い毛がたくさん生えています.品種はヘイワードで中が緑色のキウイとしては最も一般的でしょう.
霜が降りるころに収穫しますが,木の上では完熟せず,追熟してから食べます.その際にはリンゴなどと同じ袋に入れておくと早く食べられるようになります.

基本的に雌雄異株ですが,最近は一本でも実がなる品種も市販されているようです.

マタタビの仲間のせいか,猫がイタズラをすることがあります.

ミヤママタタビ(深山木天蓼)
8/14, マタタビ科 マタタビ属.
入笠山から大阿原湿原へ向かう林道沿いに生えていました.
一部の葉っぱがピンク色に着色していますので,ミヤママタタビと思われます.雌雄異株.

サルナシの実(猿梨の実)
6/30, マタタビ科 マタタビ属.別名:コクワ.
大実サルナシという名称で売られていました.
相変わらず,毛がない緑色のデコボコなキウイといった感じです.
二週間前と比較して,ほとんど変化していないような気が.

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