ツバキ科の最近のブログ記事

サザンカ(山茶花)
2/2, ツバキ科 ツバキ属.
珍しく雪が降り,サザンカの上にも積もっています.
花の赤,葉の緑,雪の白の取り合わせはなかなかきれいです.

ハマヒサカキ(浜姫榊,浜非榊)
3/15, ツバキ科 ヒサカキ属.
道路脇の植え込みなどにもよく使われています.
白っぽい小さな花が咲いた後,黒っぽい丸い実がなります.

オトメツバキ(乙女椿)
3/14, ツバキ科 ツバキ属.
かわいらしいピンク色のツバキの花ですが,普通のツバキの花とは違って完全に八重咲きで,雄しべは全く見えません.散るときは花弁が少しぱらぱらと崩れることがあります.

ヤブツバキ(藪椿)
3/12, ツバキ科 ツバキ属.別名:ヤマツバキ,ツバキ,ホウサンツバキ,タイワンヤマツバキ.
サザンカの花はかなり平たく開いてぱらぱらと散りますが,ツバキの花は開き切らない種類も多く,開いても何となく厚みがある感じです.

サザンカ(山茶花)
3/12, ツバキ科 ツバキ属.
冬の初め頃から咲き始めたサザンカの花の時期はそろそろ終わりなのですが,ツバキの花はまだこれからたくさん咲きそうです.

ヒサカキ(姫榊,非榊)
1/28, ツバキ科 ヒサカキ属.
神棚に供えたり,玉串を作ったりするのに使われる植物です.
このヒサカキをサカキだと思い込んでいましたが,どうやら関東地方ではヒサカキを神棚に上げることも多いようです.

葉っぱの縁にギザギザがあるのがヒサカキ,ないのがサカキです.
小さな白っぽい花が咲いた後,青黒い実がなります.

サザンカ(山茶花)
11/20, ツバキ科 ツバキ属.
白いサザンカの花が咲いていました.サザンカは冬場の花が少ない時期に花をつけます.
艶のある葉っぱは椿と同様に縁に細かなギザギザがあります.常緑で垣根としてもよく用いられますが,チャドクガが食害するので防除が必要です(幼虫も成虫も危険).
ツバキとサザンカの見分け方ですが,基本的にツバキは散るときに花が丸ごとボットッと落ちるのに対して,サザンカは花びらがパラパラと分かれて落ちます(例外もあります).葉柄の毛の有無や開花期でも見分けられるかもしれません.

ツバキの実(椿)
10/11, ツバキ科ツバキ属.
種子が落ちてしまった後も,種子を包んでいた部分はしばらく木に残っています.

ツバキの実(椿)
10/11, ツバキ科ツバキ属.
実が割れると,中から茶色い種が出てきます.お茶の実と似ているでしょうか.

種子はかなり硬くて,なかなか割れません.この実をつぶして搾ると椿油が採れます(本来はヤブツバキを用いる?).椿油はヘアケア,スキンケア,料理などに利用されます.

ツバキの実(椿)?
10/11, ツバキ科ツバキ属.
ツバキなのかサザンカなのかちょっと確信が持てないのですが,実が艶々しているのでとりあえずツバキとしておきます.ただ,ツバキの実としてはかなり小さめな気もします.

ツバキとサザンカの見分け方ですが,一般に,花がボトッと丸ごと落ちるのがツバキ,ばらばらと花びらが散るのがサザンカだとされますが例外もあります.

花の時期も若干違っていて,サザンカの方がやや早く咲き,ツバキは新春に咲く感じです.ツバキの実や葉柄は毛が生えていませんが,サザンカの実や葉柄には毛があります.ツバキの葉っぱの方が肉厚で大きいものが多いようで,縁がやや裏側に向かって反っている感じがします.

写真の撮影場所は八ヶ岳パーキングエリア(下り)です.

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