6/5, ラン科 アツモリソウ属.
ちょっとピントが合っていませんが,アツモリソウです.
平家物語に登場する熊谷次郎直実(平敦盛を討ち取った人)がつけていた母衣(ほろ)にちなんで
名付けられたクマガイソウ(熊谷草)と対なのでしょう.
2004年6月アーカイブ
6/5, キキョウ科 フィテウーマ属.別名:アクマノツメ(悪魔の爪).
Phyteuma comosumだそうです.残念ながら花はほとんど終わっていました.
黒く伸びた細い爪状のものを悪魔の爪に見立てたようですが,これとは別にツノゴマ科のキバナノツノゴマあたりが悪魔の爪と呼ばれているようです(実の形がかぎ爪状なので).
6/5, キンポウゲ科 カラマツソウ属.
白い糸でできたぽんぽんのような形です.
この花びらに見える白い部分は雄しべです.
6/5, キンポウゲ科 リュウキンカ属.
リュウキンカの株全体の様子です.
キンポウゲの仲間ということは,おそらく花びらに見えるものはガクなのでしょう.花びらのようなものがキラキラと光を反射するように感じられるのはキンポウゲの仲間によくあります.
6/5, キンポウゲ科 リュウキンカ属.
花びらが5枚程度あるように見える,黄色い花が咲きます.黄色い花が立ち上がって咲くということでリュウキンカという名前になったようです.
エゾノリュウキンカとは茎の断面の形状で見分けられるそうです.
6/5, イソマツ科 アルメリア属.別名:アルメリア.
ハマカンザシよりはアルメリアという呼び方の方が一般的かもしれません.
花壇などにも良く植えられている花です.
すっと10cmぐらい伸びた花茎の先に,ピンク色の花が集まって咲きます.
6/5, ヒメハギ科 ヒメハギ属(ポリガラ属).
名札付きでしたが,名札ではマメ科となっていました.
突き出た花びら?が黄色で,外側の花びら?がピンク色の花が付きます.
6/5, バラ科 ダイコンソウ属.
ダイコンソウの名前のもとになった大根の葉と似た葉っぱというのは確認できませんでした.
6/5, バラ科 ダイコンソウ属.
アルプの里の園内に植えてありました.
ダイコンソウの花は黄色いのですが,アケボノダイコンソウの花はオレンジ色です.
黄色い花.茎は白っぽくて毛が生えいました.
6/5, キンポウゲ科 オキナグサ属.
いかにもオキナグサの仲間らしく,白い毛がもさもさに生えています.
名前の通り,赤っぽい花が咲いていました.
6/5, キンポウゲ科 オキナグサ属.
白っぽい毛がたくさん生えています.
花が咲いた後,できる種子に綿毛がついていて,それを翁の毛に見立ててつけられた名前のようです.
日本のオキナグサは赤黒い花が咲きます.
6/5, キク科 ウスユキソウ属.別名:レブンウスユキソウ(礼文薄雪草).
湯沢高原高山植物園「アルプの里」に名札付きで植えてありました.
野生での個体数は減少しているようです.
6/5, キク科 ウスユキソウ属.別名:セイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草).
アルプの里の園内に植えてありました.多くの人がありがたがって写真を撮っていました.
山で見かけるウスユキソウよりも毛深い感じでしょうか.
お花は黄色っぽい部分で,白い毛が生えた部分ではありません.
6/5, ツツジ科 ツツジ属.
少し黄色みがかった白っぽい花です.
山で普通に見かけるシャクナゲよりはかなり樹高が低いです.
6/5, リンドウ科 リンドウ属.別名:チャボリンドウ(矮鶏竜胆).
名前の通り,アルプス原産のようです.花びらはの先端部分は平たく全開します.
小型のリンドウですが葉っぱや草丈に対して花が相対的に大きく感じられます.
6/5, ツツジ科 エゾツツジ属.
赤紫色の花がついていました.
樹高があまり高くならないようです.
6/5, ハナシノブ科 ハナシノブ属.別名:ヒダカハナシノブ,エゾノハナシノブ.
エゾハナシノブの葉っぱを写してみました.
アルプの里の園内に植えてあったものです.
6/5, ハナシノブ科 ハナシノブ属.別名:ヒダカハナシノブ,エゾノハナシノブ.
五枚の花びらがある,薄い紫色の花です.清楚な雰囲気です.
野生での個体数は減少しているようです.
6/5, ムラサキ科 ハマベンケイソウ属.
やや白みのある葉っぱです.水色のメガホン型というかてるてる坊主型の花が斜め下向きに咲いていました.
ヤマルリソウとは花の雰囲気が全然違いますが,属もちがいます.
6/5, キク科 ヤグルマギク属.
ヤグルマソウの仲間のようですが,ちょっと変わった雰囲気です.
6/5, ゴマノハグサ科 イワカラクサ属(エリヌス属).
アルプの里の園内に植えてありました.5枚の花びらがあるようにみえ,最初はバーベナかサクラソウの仲間かと思いました.
白い花の他にピンク色の花もありました.アルプス原産のようです.
6/5, バラ科 キジムシロ属.
黄色い花は確かにキジムシロの仲間らしい雰囲気ですが,草ではなくて小木です.
6/5, キンポウゲ科 イチリンソウ属.
アネモネならばイチリンソウ属でしょう.
アネモネ・オブッシロとなっていましたが詳細は不明です.
6/5,
地面から突き出た葉っぱの株元に紅色の花が咲いていました.
葉っぱはヒマラヤユキノシタに少し似ていますが,何でしょう?
正体は謎です.これから調べます.
6/5, メギ科 イカリソウ属.
白い八重咲きのように見える花が咲いていました.花だけを見るとイカリソウ仲間とは思えないほど,かなり印象が違います.
6/5, キンポウゲ科 オダマキ属.
明るい青紫色のオダマキです.内側の花びらの先は白くなっています.
アルプの里の園内に植えてありました.
6/5,ベンケイソウ科 ムラサキベンケイソウ属.
北海道の十勝・日高地方で見ることが出来るそうです.
花は咲いていませんでしたが,星形の花でピンク色のきれいな花がたくさん集まって咲きます.
きれいなので他の人にも見せたいということで,『見せばや』になったとのことです.
湯沢高原高山植物園「アルプの里」の敷地内に植えてあったものです.
6/5, ツツジ科 ツツジ属.
普通のレンゲツツジはオレンジ色の花が咲くのですが,黄色い花が咲くものはキレンゲツツジと呼ばれます.
湯沢高原高山植物園「アルプの里」の敷地内に植えてあったものです.
6/5, キク科 ヨモギ属.
銀白色で繊細な感じのする葉っぱがフサフサこんもりと茂っています.
やや黄色みがった白い花が咲きます.
湯沢高原高山植物園「アルプの里」の敷地内に植えてあったものです.
6/5, ツツジ科 ヨウラクツツジ属.
ウラジロヨウラク(アズマツリガネツツジ)と良く似た花です.
何となく全体的に毛深い印象です.
湯沢高原高山植物園「アルプの里」の敷地内に植えてあったものです.
別名ムラサキツリガネツツジでよいのかな?
6/5, キンポウゲ科 オダマキ属.
オダマキとよく似ています.草丈はかなり低い小さなオダマキです.湯沢高原高山植物園「アルプの里」の敷地内に植えてあったものです.
6/5, ユキノシタ科 ヤグルマソウ属.
ちょっと変わった色ですが,湯沢高原の大峰展望台に向かう途中に生えていました.鯉のぼりのポールの先に付いている矢車に似た形の葉っぱです.
ヤグルマギクではないです.
6/5, ユキノシタ科 ヤグルマソウ属.
ヤグルマソウから突き出ているように見えるのですが,これは蕾?それとも咲き終わった後?ちなみにヤグルマソウは白っぽい花が穂のように咲きます.
6/5, メギ科 サンカヨウ属.
湯沢高原高山植物園「アルプの里」に向かう途中の林の中に生えていました.
ぎざぎざした二枚の葉っぱの間から花茎が伸びて,数輪の真っ白い花がつきます.花びらは6枚ぐらいで,草丈は膝ぐらいでした.
見ようによっては,葉っぱの上に花が咲いているように見えるかもしれません.
花の後で白い粉を吹いたように見える青紫色の実がなりますが,食べられるそうです.
6/5, スイカズラ科 タニウツギ属.
大峰山に向かう途中に咲いていました.木全体がピンク色に見えるほどたくさんの花が付いていてきれいでした.
6/5, ユリ科 ツクバネソウ属(キヌガサソウ属?).
かなりインパクトのある植物です.湯沢高原高山植物園「アルプの里」の敷地内に植えてあったものです.天然物でなくて残念.
エンレイソウの仲間にされていた時期もあったようですが,その後,ツクバネソウの仲間にされていたり,一属一種の日本特産種とされていたりしているようです.
6/5, バラ科 キジムシロ属.
北海道で見られるキジムシロの仲間です.発見されたのが雌阿寒岳で,梅に似た黄色い花が咲くということでつけられた名前のようです.ちなみに,キンバイソウというのもありますがそちらはキンポウゲ科のはず.
湯沢高原高山植物園「アルプの里」に植えてありました.
6/5, ゴマノハグサ科 ルリトラノオ属.
菊の葉っぱのような葉を持つクワガタソウということのようです.湯沢高原高山植物園「アルプの里」の敷地内に植えてあったものです.
6/5, キク科 ムカシヨモギ属.
薄い紫色の花です.湯沢高原高山植物園「アルプの里」の敷地内に植えてあったものです.
6/5, ユリ科シュロソウ属.
湯沢高原高山植物園「アルプの里」の敷地内に植えてあったものですが,意外にあちこちの山で見かけます.御前山,本白根山あたりでも見かけました.毒があります.新芽の頃にギボウシと間違えて食べてしまう事故が時々起こるようです.
ちなみに,年によってたくさん咲く当たり年とほとんど咲かない年があるようです.以前栂池自然園に行ったときは外れ年でした.