2009年4月アーカイブ

コデマリ(小手毬)
4/30, バラ科 シモツケ属.
白い小さなユキヤナギの花が団子になってついたような雰囲気で,近づいてよく見ると,花の形はシモツケ(木下野)とそっくりです.ユキヤナギと似た香りがするように思います.

シラン(紫蘭)
4/29, ラン科 シラン属.
名前の通り,赤紫色の蘭です.葉に斑が入ったものや,花が白,水色のものもあります.
ランの仲間は育てにくかったり,寒さに弱いものがあったりする印象がありますが,このシランは庭植えで勝手に増えていきます.薄いアスファルトなら突き破って芽が出てきたりもします.

カナメモチ(要糯)
4/28, バラ科 カナメモチ属.別名:ベニカナメ,ベニカナメモチ(紅要糯).
生け垣によく用いられている木です.
春の新芽が赤く色づくので,ベニカナメと呼ばれることが多いようです.
赤い葉が目立つので花はほとんど注意を引かないのですが,白くて小さな花が咲くようです.

ホウレンソウの花(菠薐草)
4/27, アカザ科 ホウレンソウ属.
前にも書いたとおり,ホウレンソウは雌雄異株で,こちらはホウレンソウの雄花です.

ラズベリーの花
4/26, バラ科 キイチゴ属.
ラズベリーの花が咲きました.想像していたよりも花びらがずっと細くて小さいのは意外でした.
品種名はインディアンサマーで赤実の二期なりです.枝に細かなトゲがたくさんあるので,不用意に触るとひっかき傷だらけになります.

モチツツジ(糯躑躅)?
4/25, ツツジ科 ツツジ属.
もしかするとヒラドツツジ(平戸躑躅)かもしれません.モチツツジは萼などがネバネバで,虫がくっつきます.この花も確かに萼などを触るとべたべただったのですが...

道路際に街路樹として植えてありました.
ピンク色の花弁で,上側の花びらには濃いピンク色の斑点があります.

ユズリハ(譲り葉)
4/24, ユズリハ科 ユズリハ属.
いつ見てもあまり変化がないユズリハですが,新しい葉っぱが伸び出していました.

ちなみに,4/24は植物分類学者・牧野富太郎の誕生日なので,植物学の日だそうです.もっとも旧暦の4/24が誕生日らしいのですが.

ベニバナトチノキ(紅花栃)
4/23, トチノキ科 トチノキ属.
広場に植えてありました.名前の通り,赤みのある花が咲きます.
ただし,単なるトチノキの赤花種というわけではなく,交配して出来た種類のようです.

ホウレンソウの花(菠薐草)
4/22, アカザ科 ホウレンソウ属.
野菜としておなじみのほうれん草は長日植物なので春にはとう立ちし,花が咲きます.畑などではとう立ちすると片付けられてしまうので,花を見かけることは意外に少ないかもしれません.

ホウレンソウは雌雄異株で,写真は雌株,当然雌花がつきます.
葉っぱの付け根部分に細い糸状の花びら?がついているのが分かるかと思います.雄花は茎の先のほうにツブツブ状の花をつけます.

ナルコユリ(鳴子百合)?
4/21, ユリ科 ナルコユリ属.
アマドコロなのかナルコユリなのかよく分からない斑入りの株です.
去年はナルコユリだと思ったのですが,今年の茎は上半分が角張っていて,下半分は丸っこくてなめらかです.

ワタスゲ(綿菅)
4/20, カヤツリグサ科 ワタスゲ属.別名:スズメノケヤリ(雀の毛槍).
ワタスゲが実になりました.
受粉がうまくいかなかったせいか,綿毛が少ししか出ていません.

イワヒバ(岩檜葉),紅孔雀
4/19, イワヒバ科 イワヒバ属 .別名:イワマツ.
品種名は紅孔雀です.
写真だと分かりにくいのですが,緑色に少し赤紫色が入っていてなかなかきれいです.

イワヒバ(岩檜葉),九重錦
4/18, イワヒバ科 イワヒバ属 .別名:イワマツ.
品種名は九重錦です.
イワヒバは水がなくなるとこのように葉っぱを丸めて休眠します.
水を与えるとまた元通りになります.

シュロの花(棕櫚)
4/17, ヤシ科 シュロ属.
シュロに蕾がついていました.
木の大きさの割には花は小さく,魚の卵を連想させるようなツブツブ一つが一つの花です.

シロバナヤハズエンドウ(白花矢筈豌豆)
4/16, マメ科 ソラマメ属.別名カラスノエンドウ.
普通のヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)の群生している場所のなかで,この付近は毎年白い花が咲いています.しかも去年より株数が少し増えているような気が...

シバザクラ(芝桜)
4/15, ハナシノブ科 クサキョウチクトウ属.別名:モスフロックス.
こちらはピンク色の花のシバザクラです.道路脇に植えてありました.
平らに広がるのでグランドカバーにも良いようです.

シバザクラ(芝桜)の白花
4/14, ハナシノブ科 クサキョウチクトウ属.別名:モスフロックス.
公園に植えてありました.名前のとおり,芝生のように横に広がる草で,桜と同じように5枚の花びらがあるように見える花をびっしりとつけます.ただし,バラ科ではなくハナシノブ科です.

白い花が咲く芝桜の葉っぱはどういう訳かピンク色の花が咲くものよりも柔らかい感じでツメクサを連想させます.

ヤマブキ(山吹)
4/13, バラ科 ヤマブキ属.
道路沿いの植え込みでは一重咲きのヤマブキが開花していました.黄色い花びらは5枚です.
刈り込まれたためか膝上ほどの高さでした.

ハナニラ(花韮)
4/12, ユリ科 ハナニラ属(イフェイオン属).別名:セイヨウアマナ.
花ニラが道ばたに生えていました.
葉っぱはニラのような匂いがしますが,花の雰囲気はニラとはだいぶん違います.

ベニバナトキワマンサク(紅花常葉満作)
4/11, マンサク科 トキワマンサク属.
名前の通り,紅色の花が咲くトキワマンサクです.
全体が紅色に見えるほどたくさん花がついていました.
生け垣として植えてありました.

ブドウの蕾(葡萄)
4/10, ブドウ科 ブドウ属.
一年ちょっと前に購入したブドウの接ぎ木苗につぼみがついていました.
品種名は紅南陽で,デラウエアの枝変わりだそうです.

オリーブ,シプレッシーノ
4/9, モクセイ科 オリーブ属.
オリーブに花芽らしきものがついていました.
品種はシプレッシーノ(Cipleccino).チプレッシーノという名称で呼ばれることもあります.イタリア原産.性質等の詳細は不明です.

カジイチゴ(梶苺)
4/8, バラ科 キイチゴ属.
先日の蕾がようやく開花しました.長崎よりは20日以上遅いようです.
少ししわのある白い花はなかなかきれいです.
花が咲いた後は黄色っぽい食べられる実がなります.

レモンのつぼみ(檸檬)
4/5, ミカン科 ミカン属.
屋外で防寒等なしのまま越冬した鉢植えのレモンです.
この付近だと,少し大きくなったレモンの木は軒下等で寒風を遮れば落葉もなく越冬できるようです(ただし,数年前にはタフベルで覆ってもすべて落葉したことがあります).

屋内に置いていたものは2月頃から開花を始めたのですが,こちらの開花はまだ先になりそうです.

コシアブラ(漉し油)
4/4, ウコギ科 コシアブラ属.別名:ゴンゼツノキ.
春先に少し伸びた芽はおひたしや天ぷらにして食べます.

ブナ(山毛欅)
4/3, ブナ科 ブナ属.別名:シロブナ,ソバグリ.
ブナの葉っぱが開いていました.漢字表記をみるとなんだかとても納得できます.山に生えていて細かな毛のあるケヤキという感じです.

春山でみょうに大きな双葉を見かけたら,それはブナの芽かもしれません.

イワヒバ(岩檜葉)
4/2, イワヒバ科 イワヒバ属 .別名:イワマツ.
九重錦という園芸品種です.なんか先端部分がオレンジ色っぽくて,人工的な雰囲気を醸し出しています.
イワヒバは乾燥するとクルクルに丸まって枯れたようになるのですが,雨が降るともとの状態になります.

キケマン(黄華鬘)
4/1, ケマンソウ科 キケマン属.
公園の中のやや日当たりが良くない場所に生えていました.
条件が良いのか,大きくて立派な花がついていました.
ひょっとして園芸種だったりするのでしょうか?

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