2008年7月アーカイブ

アツバチトセラン(厚葉千歳蘭) 7/,リュウゼツラン科 チトセラン属.別名:サンセベリア,サンスベリア,トラノオ(虎の尾).

アツバチトセラン(厚葉千歳蘭,サンセベリア・トリファスキアタ)の変異種で,ハーニーという品種です.草丈が伸びません.

普通にサンセベリアと言った場合,長い葉っぱで,縁に黄色っぽい縁取りがついているものが多いのですが,それはフクリンチトセラン(覆輪千歳蘭),つまり,サンセベリア・トリファスキアタ"ローレンチー"という品種です.

ローレンチーを挿し木というか葉挿しで増やすと,縁取りがなくなってしまいますが,これが本来のサンセベリア・トリファスキアタの姿のようです.

白っぽい花が咲きます.

サンゴジュの実(珊瑚樹)
7/28, スイカズラ科 ガマズミ属.
6/18ごろに白い花が咲いていたのですが,実が赤くなり始めました.

アカメガシワの実(赤芽柏,赤芽槲)
7/28, トウダイグサ科 アカメガシワ属.
新芽が赤い,柏に似た植物ぐらいの意味でしょうか.
クリーム色っぽい花が咲いた後,イガイガのある実がなります.これの中から黒くて丸い実が顔を出します.
雌雄異株.

サルスベリ(百日紅)
7/27, ミソハギ科 サルスベリ属.
ピンク色のものが多いと思いますが,写真のように白花のものもあります.
性質は特に違いがないように思われます.

マルバチシャノキ?(丸葉萵苣の木)
7/24, ムラサキ科 チシャノキ属.
初夏に白い小さな花がたくさん集まって咲きます.
今はまだ実が緑色ですが,熟すと黄色くなってパラパラと落ちてきます.

白実ドラゴンフルーツの実の断面
7/24, サボテン科 ヒモサボテン属.別名:ピタヤ,サンカクサボテン.
さっぱりとした味.
食感はややキウイフルーツと似ていますが,酸味がありません.
黒い粒々は種子で,播種すると数日で芽を出します.

赤実ドラゴンフルーツの実の断面
7/24, サボテン科 ヒモサボテン属.別名:ピタヤ,サンカクサボテン.
白実のドラゴンフルーツよりはやや甘みがあるかもしれません.
果肉の赤い色は服などに付くとなかなか取れません.指も赤紫色に染まってしまいます.
黒い粒々は種子で,播種すると数日で芽を出します.

ドラゴンフルーツの実
7/24, サボテン科 ヒモサボテン属.別名:ピタヤ,サンカクサボテン.
沖縄産ドラゴンフルーツとして市販されていた果実です(入手は関東地方です).
大きなものは大人の握り拳二つ分かそれ以上の大きさでした.

ちなみに,小さい3つの実は赤実で,大きな2つの実は白実でした.

キミノバンジロウ(黄実バンジロウ,イエローストロベリーグアバ)
7/1, フトモモ科 バンジロウ属.別名:イエローストロベリーグアバ,黄実グァバ.
テリハバンジロウ(ストロベリーグアバ)の変種のようです.葉っぱを見比べても違いは分かりませんでした.
名前の通り,黄色い実がなります.この実も食べることが出来ます.
花はフトモモ科の植物にありがちなおしべが目立つ形態で,色は白です.

トケイソウ(時計草)パッシフローラ アラタ
7/24, トケイソウ科 トケイソウ属.別名:パッションフルーツ.
クダモノトケイとは別種ですが食べられる実がなるとのことです.
赤っぽい花びらは長いものと短いものが交互に並んでいるように見えますが,半分は萼片です.ちなみに長い方がガクで,短い方が花びらだそうです.
紫と白の縞々な糸のようなモジャモジャしたものは副花弁です.
最低温度は5度までとされるので,越冬は室内になります.

トケイソウ(時計草)パッシフロラ・デカイスネアナ
7/24, トケイソウ科 トケイソウ属.別名:パッションフルーツ.
オオナガミクダモノトケイ(大長実果物時計,あるいはオオミノトケイソウ,大実時計草)とパッシフロラ・アラタを交配したものです.

クダモノトケイとは別種ですが食べられる実がなるとのことです.
赤っぽい花びらに見える部分のうち半分は萼片です.
紫と白の縞々な糸のようなモジャモジャしたものは副花弁です.
最低温度は5度までとされるので,越冬は室内になります.

ブラックベリーの実
7/21, バラ科 キイチゴ属.別名:クロミキイチゴ(黒実木苺).
ブラックベリーの実がそろそろ黒く熟してきました.

軽く引っ張って収穫できるぐらいに熟した果実はそれなりに甘みがあり,ややブドウの風味を感じます.強く引っ張らないと収穫できない実はかなり酸っぱいかもしれません.

いずれにしても,種子がやや口の中に残ります.


7/19, トウダイグサ科 シラキ属.
遠くから見たときにはシラカバ等の仲間かと思ったのですが,トウダイグサ科の植物だそうです.

名前にハゼと付いていますが,これはハゼノキと同様にロウが採取できるところに由来するようです.
また,名前から推測されるとおり中国原産です.ちなみに,ハゼノキはウルシ科です.

穂のようなものがぶら下がっていますが,これは花で,先の方は雄花,穂の付け根の数個が雌花です.


7/19, マツ科 ヒマラヤスギ属.別名:ヒマラヤスギ,ヒマラヤヒマラヤシーダー
実がなっていました.これは去年の秋に開花,受粉したものです.このときに雄花から飛ぶ花粉の量はかなりのものです.

ヒマラヤ杉という名前なのに,杉ではなくて,松の仲間です.
そういわれてみると確かに葉っぱの形も,実の形もマツの方に似ているように思います.
ただ,ヒマラヤの部分はちゃんと原産地名になっています.

ちょっと似ているものにレバノンスギがありますが,レバノンスギはヒマラヤスギよりも明らかに葉っぱの長さが短いです.
その辺に植えてある葉っぱが銀緑っぽいものはまずヒマラヤ杉だと思ってよいのかも.

オシロイバナ(白粉花)
7/19, オシロイバナ科 オシロイバナ属.
昼間はこのように花がしぼんでしまいます.
花の付け根を花びら部分からそっと取り外して引っ張り,めしべの紐状の部分を露出させて,それをパラシュートに見立てて遊んだりします.
花の後は黒くてでこぼこした実がなります.その中身は真っ白で,ちょうどおしろいのようです.


7/19, ザクロ科 ザクロ属(ミソハギ科に移動?).
花の時期は終わりました.
6/18に撮影した花とは別ですが,実が大きくなっています.

フェイジョア
7/18, フトモモ科 フェイジョア属.別名:パイナップルグアバ.
フェイジョアにはピンク色の花びらで,おしべやめしべの柄が赤い花が咲くのですが,今年は開花しませんでした.

銀緑がかった葉っぱです.品種はアポロ.

キンカン(金柑)
7/18, ミカン科 キンカン属.
白い小さな花が咲いています.品種はぷちまる.種なしで甘いという触れ込みでした.確かに種子はほとんど混じりません.ただ,とても美味しいかと言われると微妙です.
何よりも,キンカンとしては意外なくらいに調子を崩しやすく,収量も少ないという印象です.
キンカンは他の柑橘類と比較して,葉っぱが小さくて濃い緑色なものが多いように思います.花も,レモンなどと比べてかなり小さめです.

クダモノトケイ(果物時計)
7/18, トケイソウ科 トケイソウ属.別名:パッションフルーツ,パッシフローラ・エデュリス,クダモノトケイソウ(果物時計草),食用時計草.
普通のクダモノトケイ(Passiflora edulis)です.葉っぱは,先のとがった楕円形のものや朝顔の葉っぱのように切れ込みが入ったものが混じって生えてくるようです.

花の色は白っぽいのですが,糸か髭のようなモジャモジャしたもの(副花冠)の付け根側は紫色です.
紫色がかった卵形の食べられる実がなります.

ブラックベリーの実
7/18, バラ科 キイチゴ属.別名:クロミキイチゴ(黒実木苺).
セイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺)の品種改良されたものがブラックベリーということでしょうか?
赤くなってきました.でもこの状態で食べるとおそらく美味しくないでしょう.

ドラゴンフルーツの芽
7/18, サボテン科 ヒモサボテン属.別名:ピタヤ,サンカクサボテン.

前回の撮影から二週間経ちました.双葉の間から柱状のものが伸びています.
こうなると,サボテンであることが納得できます.

思っていたより成長が早いかもしれません.

サルスベリ(百日紅,猿滑り)
7/17, ミソハギ科 サルスベリ属.
庭などによく植えられている落葉樹.
夏に,ピンク色や薄紫色の花をつけます.花びらはクシャクシャです.
うどんこ病にやられて,葉っぱや蕾が白くなっているかもしれません.

樹皮がツルツルでなので,木登りが上手なはずの猿でも落ちそうというというのが名前の由来らしいです.

また,百日紅という表記の通り,比較的長期にわたって花が咲き続けます.

アボカドの葉
7/14, クスノキ科 アボカド属(ワニナシ属).別名:ワニナシ.
市販のアボカドの実の中にあった種子を蒔いたものです.
比較的大きな葉っぱです.

観葉植物にしようかと思ったのですが,茎が一本まっすぐに伸びて,その上の方に葉っぱがあるという状態になってしまいやすいようです.

ブラックベリーの実
7/14, バラ科 キイチゴ属.別名:クロミキイチゴ(黒実木苺).
6/15の写真と同じ株です.日当たりが良くないせいか,なかなか赤くなりませんが,少しずつ色づいてきました.

オオバコ(車前草)
7/11, オオバコ科 オオバコ属.
人に踏みつけられるような場所によく生える背の低い雑草です.むしろ踏みつけられるような場所の方が,他の植物の陰にならないので都合がよいようです.
葉っぱは食べられますし,葉っぱは車前草,実は車前子といって薬草として利用することもできます.

二本の花茎を引っかけて引っ張り相撲(切れない方が勝ち)をしたりして遊びます.

アメリカスズカケノキ(亜米利加鈴掛の木)?
7/11, スズカケノキ科 スズカケノキ属.別名:プラタナス.
街路樹としてよく植えられています.
樹皮は縦にたくさんの亀裂が入っていましたので,おそらくアメリカスズカケノキと思われます.
スズカケノキやモミジバスズカケノキは樹皮が剥がれてまだら模様になります.
秋には丸い実がぶら下がるように実ります.スズカケノキというのはこの丸い実がぶら下がっている様子を,鈴をぶら下げたと見立てたことに由来するようです.
ちなみにアメリカスズカケノキの場合は一つの軸に一個の丸い実がなります.

アケボノスギの樹皮(曙杉,メタセコイア)
7/11, スギ科 メタセコイア属.別名:メタセコイア.
木の幹と葉っぱを写してみました.
樹皮を見ると,杉の仲間というのが何となく納得できるかもしれません.

アケボノスギの葉(曙杉,メタセコイア)
7/11, スギ科 メタセコイア属.別名:メタセコイア.
アケボノスギという名前よりは,メタセコイアのほうが通りがよいかもしれません.
ある種のシダにも似た,羽根状の葉っぱは秋になると落葉します.セコイアは常緑です.

ユキノシタの花(雪の下)
7/10, ユキノシタ科 ユキノシタ属.
葉っぱは厚めで表面に毛が生えています.白っぽい模様が入っているのが普通です.
下の二枚の花びらが大きく,への字といか,人という文字のような白い花を咲かせます.

仲間のダイモンジソウ(大文字草)は上の花びら三枚がもう少し大きいので,名前の通り大の字に見える花が咲きます.

アオシソの葉(青紫蘇)
7/10, シソ科 シソ属.
いわゆる大葉として売られている葉っぱです.
こぼれ種で勝手に生えてくるので,そうめんなどの薬味に重宝しますが,何年か経つと香りがなくなったり,変な色の葉っぱが出てきたりします.
どうやら,エゴマやムラサキジソと交雑してしまうようです.白い花が咲きますがバジルに似た雰囲気です.

ブルーベリーの実
7/10, ツツジ科 スノキ属.
ノーザンハイブッシュ系です.大粒で酸味が少なめな品種が多いように思います.
ラビットアイ系はまだ全然食べられる状態ではないのですが,ノーザンハイブッシュ系のものはすでに収穫が可能です.

 ミニトマトの花
7/8, ナス科 トマト属.別名:アカナス.
黄色い花が咲きます.この色,形は普通のトマトと共通です.

ミニトマトの青い実
7/10, ナス科 トマト属.別名:アカナス.
プランター菜園や家庭菜園でおなじみのミニトマトです.大玉のトマトよりは育てやすい品種が多いように思います.
水耕栽培も比較的行いやすいです.

インゲンの葉(隠元)
7/10, マメ科 インゲンマメ属.別名:インゲンマメ.
三つ葉というか,三枚の葉っぱのうち,一枚は離れた場所に,残りの二枚は対生する形でついています.

インゲンの花(隠元)
7/10, マメ科 インゲンマメ属.別名:インゲンマメ.
普通に食用として市販されているインゲンマメの花です.
蔓ありと蔓なしがあります.蔓なしは収量は少ないかもしれませんが,プランター菜園などでは育てやすくて早く収穫できると思います.

セイヨウキヅタの葉(西洋木蔦)
7/10, ウコギ科 キヅタ属.別名:アイビー,ヘデラ.
観葉植物としておなじみのアイビーです.
環境への適応力があるものが多いようで,日当たりが良いところでもかなり日陰のところでも育つようです.
ただ,条件が良いとやたらと広がって困るかもしれません.

壁にも這い上ります.

フチベニベンケイ(縁紅弁慶)
7/9, ベンケイソウ科 クラッスラ属.別名:カネノナルキ(金のなる木),カゲツ(花月).
金の成る木と言った方がわかりやすいかもしれません.
白っぽい花が咲きます.

ヤブコウジの花(藪柑子)
7/9, ヤブコウジ科 ヤブコウジ属.別名:ジュウリョウ(十両).
斑入りの日の出という園芸品種です.
白っぽい花が咲いていますが,やはりあまり目立ちません.

カラタチバナの花(唐橘)
7/9, ヤブコウジ科 ヤブコウジ属.別名:ヒャクリョウ(百両).
これもお正月に赤や白の実がついた鉢植えとして飾られる,ヒャクリョウの花です.

センリョウの花(千両)
7/9, センリョウ科 センリョウ属.
お正月飾りに用いられるセンリョウの花です.
花を見ても黄色い実がなるのか赤い実がなるのか分かりません.

マンリョウの花(万両)
7/9, ヤブコウジ科 ヤブコウジ属.
お正月に赤や白の実がついた鉢植えとして飾られる,マンリョウの花です.
あまり目立たない,白っぽい花です.

ナンテンの花(南天)
7/9, メギ科 ナンテン属.
縁起物として庭に植えられることが多いナンテンです.
白い花が咲いていました.

オオキンケイギク(大金鶏菊)?
7/8, キク科 ハルシャギク属.別名:コレオプシス.
道ばたに生えていたものです.黄色い花が次々と咲きます.
もしも多年草のオオキンケイギクだとすると,特定外来生物に指定されているので栽培等は禁止されています.

よく似た植物に黄花タイプのキンケイギクがありますが,こちらは一年草で,2008年7月の段階では特定外来生物に指定されていないようです.

ハルシャギク(波斯菊)
7/8, キク科 ハルシャギク属.別名:ジャノメギク(蛇の目菊),ジャノメソウ(蛇の目草).
最近道ばたや河川敷などでよく見かける花です.花の中心部が丸く暗赤色になっていて,まさにジャノメギクという名前どおりです.
株全体の雰囲気はややコスモスに似ているかもしれません.

猛烈な繁殖力があるようで,2008年6月には高知県安芸郡東洋町の野根中学校の校庭がハルシャギクに埋め尽くされて使えなくなり,体育の授業を体育館で行うはめになったというニュースが流れていました.

ヤマモモの実(山桃)
7/8, ヤマモモ科 ヤマモモ属.
生け垣として植栽してあったものです.
雌雄異株の常緑樹で,雌の木にはこのようなつぶつぶした実がなります.
この実はこれからもっと赤く熟すと食べることができます.

カキノキの実(柿の木)
7/8, カキノキ科 カキノキ属.別名:カキ(柿).
果実は次第に大きくなってきています.
秋にはオレンジ色に熟して,食べられます.
もちろん,よく知られているように渋柿と甘柿があって,甘柿は熟していればそのまま食べれれます.
渋柿は焼酎をかけたり,二酸化炭素にあてたり,皮をむいて干したりしてから食べます.

カキノキの葉(柿の木)
7/8, カキノキ科 カキノキ属.別名:カキ(柿).
普通はカキと呼ばれていますが,カキノキというのが正しいようです.
つやがある葉っぱは秋に赤やオレンジ色に紅葉します.
雌雄同株ですが,雄花と雌花に分かれて咲きます.

宇宙いも(エアーポテト)
7/7, ヤマノイモ科 ヤマノイモ属.別名:エアーポテト,エアポテト.
宇宙いも(エアーポテト)という名称で売られていた,巨大なムカゴができるカシュウイモ?の葉っぱです.
普通のヤマノイモとはちょっと雰囲気が違いますが,山芋に似たハート型の葉っぱです.

宇宙いも(エアーポテト)
7/7, ヤマノイモ科 ヤマノイモ属.別名:エアーポテト,エアポテト.
東南アジア原産の仲間.
宇宙いも(エアーポテト)の名前で市販されていました.Dioscorea bulbifera と書いてありましたので,カシュウイモ(何首烏薯,何首烏芋)なのでしょう.

うまく育てるとかなり巨大なムカゴができて,食べられるようです.確かに,このムカゴ自体が山芋のものと比較して十分大きいと言えます.

この大きなムカゴがぶら下がっている様子が隕石を連想させると言うことで,宇宙いもと呼んでいるのでしょう.

ムラサキヤマイモの葉(紫山芋)
7/7, ヤマノイモ科 ヤマノイモ属.別名:ムラサキヤマノイモ.
詳細は不明ですが,紫やまいもとして市販されていました.この時点では葉っぱは緑色っぽくなっていますが,新芽はサツマイモの新芽のように紫色でした.
イモにポリフェノールが含まれていて,中が紫色とのことです.すり下ろすと紫色のとろろ芋ができるとか.

ハナスベリヒユ(花滑ひゆ,ポーチュラカ)
7/5, スベリヒユ科 スベリヒユ属.別名:ポーチュラカ,ヘラバマツバボタン .
マツバボタンやマツバギクと並んで,夏の地面付近を彩る多肉っぽい植物です.
花の感じはマツバボタンと似ていますが,葉っぱの形はスベリヒユに似ています.

写真のものは薄ピンク色の一重咲きですが,白,黄色,オレンジ,赤,濃ピンクなどの色のものもあります.また八重咲きのものもあります.

ポーラチュカだと思っていたのですが,ポーチュラカが正しいようです.

斑点なしヤマユリの花(山百合)
7/5, ユリ科 ユリ属.
こちらも改良ヤマユリという名称で市販されていた球根から育てたものなので,本来のヤマユリとは違うかも知れません.花も小振りでした.

通常のヤマユリは白い花びらの中央にある筋が黄色で,花弁にオレンジ色の斑点がついているのですが,これは斑点がありません(下の花びらの斑点に見えるものは花粉です).そのようなタイプは野生でもごく稀に見られるようです.

ヤマユリの花には強い芳香があるのが一般的です.花粉は服に付くとなかなか取れないかも.
ヤマユリの球根はユリ根として食べることが出来ますが,この球根は食べられるのかどうかは不明です.

ドラゴンフルーツの芽
サボテン科 ヒモサボテン属.別名:ピタヤ,サンカクサボテン.
サンカクサボテンの果実をドラゴンフルーツまたはピタヤと呼んでいるという感じでしょうか.

1mmほどの黒い種子を蒔くと,このような双葉が生えてきます.双葉だけをみるとサボテンなのかよく分かりませんが,双葉の間には白くて細い棘のようなものが見えています.

十分に大きくなると,月下美人のような形の花が咲きます.

ヤマユリの花(山百合)
7/3, ユリ科 ユリ属.
改良ヤマユリという名称で市販されていた球根から育てたものなので,本来のヤマユリとは違うかも知れません.

通常のヤマユリは白い花びらの中央にある筋が黄色なのですが,これは紅筋になっています.
そのようなタイプは野生でもごく稀に見られるようです.

花には強い芳香があります.花粉は服に付くとなかなか取れないかも.
ヤマユリの球根はユリ根として食べることが出来ますが,野生のヤマユリは減少傾向にあるようですので採集は避けたいものです.

ワラビの芽(蕨)
7/2, コバノイシカグマ科(イノモトソウ科) ワラビ属.
葉っぱを展開している途中のワラビです.
山菜として収穫するならば,もう少ししっかり巻いている頃の方が良いかもしれません.

ワラビの葉(蕨)
7/2, コバノイシカグマ科(イノモトソウ科) ワラビ属.
シダの仲間のワラビは身近な山菜の一つでしょう.春先の葉っぱが巻いた状態のものを摘み取り,重曹などであく抜きをして食べます.
このあく抜き作業はとても重要で,あく抜きが不十分なものを食べると体を壊すとのことです.発がん性もあると言われています.

また,わらび餅に使われるデンプンは本来,ワラビの根茎からとったものです.

ワラビは何科に分類されるのかよく分かりません.コバノイシカグマ科,ワラビ科,イノモトソウ科のどれかに分類されているのを見かけますが,最近はコバノイシカグマ科ということになったのでしょうか?

ちなみに,イヌワラビはイワデンダ科で,ワラビよりはクサソテツに近いようです.

ムラサキゴテン(紫御殿)
7/2, ツユクサ科 ムラサキツユクサ属(トラデスカンチア属).別名:パープルハート.
メキシコ原産のツユクサの仲間.御殿かどうかはともかく,葉っぱも茎もとにかく赤紫色!という感じの植物で,ツユクサなどと比較すれば,葉っぱや茎はとても頑丈な感じです.花はピンク色です.
半耐寒性とされますがこの付近では屋外越冬可能なようです.また,意外に丈夫らしく道路際の隙間にも生えていることがあります.

テリハバンジロウ(照葉バンジロウ,ストロベリーグアバ)
7/1, フトモモ科 バンジロウ属.別名:ストロベリーグアバ,ストロベリーグァバ.
グァバ(バンジロウ)と似ていますが,名前の通り,葉っぱに光沢があります.
グァバよりは耐寒性があり,小さめな赤い実がなり,食べられるとのことです.
花はフトモモ科の植物にありがちなおしべが目立つ形態で,色は白です.

キミノクダモノトケイの葉(黄実の果物時計)
7/1, トケイソウ科 トケイソウ属.別名:パッションフルーツ.
普通のクダモノトケイ(Passiflora edulis)は紫がかった実がなるのですが,キミノクダモノトケイ(黄実の果物時計)は名前の通り,黄色い実がなるクダモノトケイ(パッションフルーツ)です.もっとも,葉っぱをみただけでは違いがよく分かりません.

耐寒性は普通のクダモノトケイよりは劣るようですが,ネコブセンチュウには強いようです.

カジイチゴの葉(梶苺)
7/1, バラ科 キイチゴ属.
巨大なモミジ型の葉っぱが,カジノキの葉っぱと似ているのでカジイチゴという名前になったようです.
いわゆるキイチゴですが茎にトゲはありませんでした.
いかにもイチゴの仲間らしい白い花は上向きに咲きます.花後にオレンジ色っぽい実がなります.

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