5/29, ツツジ科 ツツジ属.
西沢渓谷はシャクナゲの群落がすごいと聞いていたのですが,咲いていたのはこれだけでした.訪れた人々がみんな不思議がっていました.確かにシャクナゲがたくさん生えてはいましたが...
ハクサンシャクナゲと比較して,花の色が濃いものが多いようです.また,葉柄に近い部分の葉がほっそりしているようです.別ページにあるハクサンシャクナゲ(多分)は葉柄に近い部分が丸みを帯びています.
5/29, ツツジ科 ツツジ属.
西沢渓谷はシャクナゲの群落がすごいと聞いていたのですが,咲いていたのはこれだけでした.訪れた人々がみんな不思議がっていました.確かにシャクナゲがたくさん生えてはいましたが...
ハクサンシャクナゲと比較して,花の色が濃いものが多いようです.また,葉柄に近い部分の葉がほっそりしているようです.別ページにあるハクサンシャクナゲ(多分)は葉柄に近い部分が丸みを帯びています.
5/29, アジサイ科 ウツギ属.別名ウノハナ(卯の花).
ウツギというのは枝が中空だからついた名前のようです.
西沢渓谷を上っていった途中の天然の休憩所?になっている辺りにたくさん咲いていました.
ウツギも元々はユキノシタ科に分類されていたのですが,最近はアジサイ科に分類されているようですので両方から引けるようにしてあります.
5/29, ユキノシタ科 ヤグルマソウ属.
確かに,5枚の葉っぱの様子が鯉のぼりの竿の先端につける矢車に似ています.
湿った場所が好きなのか,沢沿いにたくさん生えていることが多いようです.
この西沢渓谷でもヤグルマソウが群生しているのを見ることができます.
5/22,バラ科 キジムシロ属.
キジムシロ(雉筵)の仲間だとは思うのですが,ちょっと自信がありません.
花びらの付け根が濃色なのと,ライナーが出ている点,葉っぱは艶がない薄手の三つ葉である点を考え合わせるとツルキンバイとではないかと思います.
似たものにテリハキンバイ,ミツバツチグリがあります.
ミツバツチグリは花びらの付け根が急激に細くなっているので,裏のガクが花びらの隙間から見えます.
テリハキンバイは花びらが少し細め.ちょっと毛深い感じで葉っぱに光沢が有ります.
二つ岳ハイキングに関する記録は 二ッ岳ハイキング(群馬県) にあります.
5/22,ケマンソウ科 キケマン属.
二ツ岳(雄岳,雌岳)に上った後で通った,マユミの原辺りに生えていました.
花が妙に少ないのですがムラサキケマンでしょう.珍しくはない植物で,少し日当たりが悪い場所ではよく見かけます.
昔はケシ科に分類されていたような...毒があります.
5/22,ユリ科 ユキザサ属.別名:アズキナ(小豆菜)
雄岳から下ったオンマ谷付近に生えていました.
笹のような葉っぱで白い花が付くところからつけられた名前のようです.茎の上の方に白い花がたくさんつくのですが,開花すると本当に雪の結晶のようです.秋には赤い実がなります.
春の新芽は山菜として利用できます.別名のアズキナは,ゆでた時に小豆のニオイがするからだそうです.
5/22, キク科 ヤマボクチ属.
オンマ谷に下っている途中で見かけました.葉っぱも何も写っていないので何とも言えませんが,オヤマボクチかハバヤマボクチ(葉場山火口)あたりの残骸と思われます.
ボクチとは耳慣れない言葉ですが,昔はこの仲間の葉裏などの毛を集めて火口(ほくち)として使ったことに由来する名前だそうです.葉っぱはゴボウのものと似ています.山菜として食べられるようです.
5/22,ツツジ科 ツツジ属.
ツツジが峰,つつじヶ丘付近は本当にオレンジ色のツツジだらけです.この時期にハイキングをするとツツジのトンネルの中を歩く感じになるかもしれません.
もちろん,森林公園管理棟付近や,榛名二ツ岳山頂付近でもツツジを見ることができます.
ちなみにつつじヶ丘付近にはイノシシが出没するらしく,イノシシ注意の立て札がありました.
5/22,バラ科 サクラ属.
小さな白い花びらが五枚あります.
おしべが長い桜です.花自体は意外に目立ちません.
5/22,スズラン科(ユリ科) マイヅルソウ属.
マイヅルソウは二ツ岳付近では比較的よく見かける植物です.
ハート型の二枚の葉っぱの間から花穂が出ているように見えます.これから花が咲くところです.
スズラン科に分類されることもあるようです.
5/22,スズラン科(ユリ科) マイヅルソウ属.
二ツ岳の場所によっては一面の大群落を作っていることがあります.白い小さな花が咲いた後,秋には赤い実がなります.
スズラン科に分類されることもあるようですのでユリ科とスズラン科の両方から検索できるようにしてあります.有毒な植物です.
5/22,ユリ科 エンレイソウ属.
花を拡大するとこのような感じです.この個体は花びら?の色がうすピンクです.
5/22,ユリ科 エンレイソウ属.
三枚の大きな葉っぱの真ん中から花が突き出ているように見えます.
以前はミヤマエンレイソウと呼ばれていましたが,別に高山に生えているわけでもない等の理由で最近はシロバナエンレイソウというようです.
5/22,スイカズラ科 タニウツギ属.
二つ岳から谷の方へ下っている途中の林に生えていたキバナウツギの花を正面から見たところです.
枝の先に花が二つぐらいずつ並んで付くことが多いようです.
5/22,スイカズラ科 タニウツギ属.
ツクバネウツギ(スイカズラ科 ツクバネウツギ属)と似ていますが,ガクの形が羽根突きの羽根のようにはなっていません.
タニウツギの仲間ってスイカズラ科から独立してタニウツギ科になったのでしょうか?
5/22,キンポウゲ科 キンポウゲ属.別名キンポウゲ(金鳳花)?
有毒.妙に明るくキラキラした印象の黄色い花が咲きます.別名はキンポウゲと書きましたが,八重咲きのものがキンポウゲ(金鳳花)でしょうか?
似ているものにキツネノボタンがあります.
根元付近につく葉っぱの形が馬の足形に似ているからつけられた名前だそうですが,どこがどう似ているのかよくわかりませんでした.花びらの形が馬の蹄の跡に似ているからかと思っていたのですが,どうやら違うようです.
5/22,ゴマノハグサ科 サギゴケ属.
うす紫色の小さな花で,中央付近にオレンジ色の斑点があります.春に田んぼのあぜ道などによく咲いているように思います.
サギが羽を広げているように見えるのでムラサキサギゴケという名前になったとのことですが,あまりそんな感じはしません.白花タイプもあって,そちらはサギゴケと呼ばれます.
トキワハゼとよく似ていますが,トキワハゼの花のほうが小さくて,色も白っぽいです.また,トキワハゼは直立した感じです.ムラサキサギゴケは匍匐します.
5/2, ウラジロ科 ウラジロ属.
発端杖山から長浜,三津中央口方向に下っている途中,展望所の下の林の中にたくさん生えていました.
葉っぱは展開している途中なのでしょうが,全体の感じがどれもこれも浅いV字型というかブーメラン型です.
追記:謎のシダと書いていましたが,どうやらお正月飾りにつかわれるウラジロの葉っぱが展開している最中のようです.treciaさんに教えていただきました.どうもありがとうございます.treciaさんのブログは of Ferns and Men です.
5/2, キク科 アザミ属.
開花時期から判断するとノアザミでしょう.葉っぱにトゲがあるので,ハイキングの最中に接触すると結構痛いかもしれません.
ノハラアザミとの見分け方は花の時期(ノアザミは5月~8月頃,ノハラアザミは秋),総苞(そうほう)がベタベタするかしないか(ノアザミはベタベタする)だそうです.そういわれると何となくベタベタしそうな気が...
その他,『花薫る八島高原』のp.31によると,ノハラアザミは中部地方のみに見られる,花が茎の先に2,3個集まってつくという特徴もあるようです.
5/2, アヤメ科 アヤメ属(アイリス属).
よく見るとアヤメの仲間らしい花の形です.少し湿り気のある場所で見かけることが多いようです.意外に薄暗い場所にも生えていたりします.
日本原産かと思っていたら帰化植物らしいです.タネは出来ないようです.
葛城山ハイキングの記録は,葛城山,発端丈山ハイキング(静岡県) にあります.
5/2, アジサイ科(ユキノシタ科)ウツギ属.
ミカン畑の側の林にたくさん咲いていました.最初はウノハナ(ウツギ)かと思ったのですが,葉っぱの形も花の感じも違います.
ユキノシタ科に分類されていたのですが,最近はアジサイ科に分類されているようですので両方から検索できるようにしてあります.
5/2, ユリ科 チゴユリ属.
有毒です.アマドコロやナルコユリの花と良く似ているので分かりにくいのですが,茎が枝分かれしていて,花が上の方にだけ付いているのでホウチャクソウだと思います.アマドコロやナルコユリは枝分かれしないで花が下の方まで付いています.引っこ抜けば地下茎の有無(ホウチャクソウは無し)でも見分けられるそうです.
ちなみにアマドコロやナルコユリはユリ科ナルコユリ属です.アマドコロ(甘野老)やナルコユリ(鳴子百合)は茎で見分けます.茎を触ったときにつるっと丸っこいのがナルコユリで,何だか凸凹しているのがアマドコロです.
また,ナルコユリの方が一カ所につく花の個数が多いことが多いようです(5個ぐらいつくこともある).アマドコロは1,2個ぐらいのことが多いです.
5/2, サトイモ科 テンナンショウ属.
有毒です.詳細な種名はちょっと自信がないのですが,テンナンショウの仲間には違いないでしょう(ウラシマソウやユキモチソウではないことも間違いないでしょう).
花びらのように見える部分(仏炎苞)の色は緑色のものも茶褐色のものもあります.緑色のタイプは『清里の川俣川・東沢渓谷, マムシグサ(蝮草)』に写真があります.
5/2, ラン科 エビネ属.
丸っこい地下茎をエビに見立ててつけられた名前のようです.お店でも普通に売られていますが,野生の株を見たのは初めてでした.
5/2, ミズキ科 アオキ属.
年中青々している印象です.枝も緑色です.斑入りの物などは庭に植えてあることもあります.雌雄異株ですが,赤い実がなっているのを見かけることがあるかもしれません.
5/2, シソ科 タツナミソウ属(スクテラリア属).
花の感じを波頭に見立ててつけられた名前です.タツナミソウの仲間には違いないと思うのですが,詳細は不明です.
5/2, キク科 ニガナ属.
ごく普通に見られる野草です.食べたことがないので分かりませんが,名前のとおり苦いようです.
ニガナの花びら(に見える部分)は5枚です.8枚ぐらいあるものはハナニガナです.
5/2, キク科 ニガナ属.
ミカン畑の脇に生えていました.
葉っぱが写っていないので分からないのですが,オオジシバリ(大地縛り)ではないかと思います.少なくともニガナ属だとは思います.
葉っぱが丸っこいものがジシバリで,ずっと長細い感じのものがオオジシバリのようです.
5/2, マメ科 フジ属.
5月頃にたくさん咲いているのを見かけるかもしれません.公園などにもよく植えてあります.個々のお花を見ると豆類の花とよく似ていることが分かります.花後は結構大きな鞘に入った実がなります.タネは平らです.
よく似た花にヤマフジ(山藤)がありますが,ヤマフジの花はもう少し大きくて,房がもう少し短い感じです.
5/1, ユリ科 エンレイソウ属.
シロバナエンレイソウ(旧名はミヤマエンレイソウ)とは違って,花は今ひとつ目立ちません.茶色っぽいというか紫っぽい,花のように見える部分は花ではなくガクです.
5/1, キキョウ科 タニギキョウ属.
木漏れ日の林の中に咲く可憐な白い花という印象です.大きな群落を作っていることもあります.
5/1, ムラサキ科 ルリソウ属.
青白い花が意外に目立ちます.
ルリソウなのかヤマルリソウなのかよく分かりません.
5/1, バラ科 バラ属 .
ノバラともノイバラとも呼ばれます.園芸種のバラの台木によく使われています(時々,根元からノイバラが生えてくることってありませんか?).