アカネ科の最近のブログ記事

アラビアコーヒーノキ
12/29, アカネ科 コーヒーノキ属.
艶のある濃い緑色の葉っぱで,赤い実がなっています.
この赤い実の中に二つずつコーヒー豆が入っています.

アラビアコーヒーノキ(珈琲の木)
9/27, アカネ科 コーヒーノキ属.別名:コーヒーノキ.

一番下の一対の丸っこい葉っぱは双葉です.

アオキを連想させる深い緑色の艶々した葉っぱがきれいなのと,意外に耐陰性があるので観葉植物として利用されることも多いようです.葉っぱを折ったりすると,独特な草っぽいニオイがします.越冬には10度以上欲しいところです.

白い花が咲いた後,赤い実がなります.その赤い実の中にいわゆるコーヒー豆が二つずつ入っています.コーヒー豆を焙煎して,粉砕して,熱湯をかけて抽出した黒っぽい液がいわゆるコーヒーでしょう.

クチナシの花(山梔子)
6/16, アカネ科 クチナシ属.
艶のある常緑性の葉っぱです.
最初から黄色い花が咲くクチナシもありますが,普通のクチナシの花は咲き始め白く,開花後,時間が経つと黄色っぽくなってきます.
花が散った後,オレンジ色の実ができます.これは染色や薬草として利用されます.
一般に八重咲きタイプのものには実がなりません.

オオスカシバという蛾の幼虫がよくつきます.

アリドオシ(蟻通し)
1/27, アカネ科 アリドオシ属.

ありどうしと表記されることもあります.通常はつやのある緑色の葉っぱが対生していて,その間から葉っぱの大きさと比較して妙に長いトゲが突き出ています.
名前は,この蟻を突き刺してしまうような細長いトゲに由来するようです.ちなみにアリドオシにぶつかってトゲが刺さるとかなり痛いです(しかも意外にトゲが折れやすいので,皮膚に刺さったままになってしまうことも).

春頃に白い花が下向きに咲きます.写真のものは斑入りの園芸種です.

蔓性のものはツルアリドオシですが,ツルアリドオシ(蔓蟻通し)にはトゲがありません.

千両,万両と一緒にお正月の寄せ植えに使われることがあります.なんでも,『千両,万両,あり通し』ということで縁起がよいとか.このアリドオシを一両とすることもあります.

ツルアリドオシの実(蔓蟻通しの実)
10/14, アカネ科 ツルアリドオシ属.
対生した葉っぱの間に赤い実がなっていました.
この写真では分かりにくいのですが,実のおへそが二つあります.
初夏の頃,白い花を二つずつつけるのですが,この二つの花の子房がくっついて一つの実となるようです.
このため,一つの実におへそが二つある状態になります.

蔓性のアリドオシということのようですが,アリドオシとは違ってトゲがありません.

オオバノヨツバムグラ(大葉の四葉葎)
9/2, アカネ科 ヤエムグラ属.
毛が生えた小さな実が付いていました.
夏に咲く花は白っぽくて小さく,あまり目立ちません.

普通のヨツバムグラの葉っぱはもっと細身です.

ヘクソカズラの花(屁糞葛)
7/7, アカネ科 ヘクソカズラ属.別名ヤイトバナ.
ヘクソカズラの花を正面から見てみました.
正面から見ると,ある種のカイガラムシを裏側からみたのとよく似ているような気も...

ちなみに,葉っぱは細長いハート型で対生します.

ヘクソカズラ(屁糞葛)
7/7, アカネ科 ヘクソカズラ属.別名ヤイトバナ.
遠目には白と濃桃色のかわいらしい花です.なんとなく練乳イチゴバーを連想させる配色かも.
しかし,触るとはっきり言ってかなり臭いです.この悪臭からヘクソカズラ(屁糞葛)という名前になったとのことです.
まあ気の毒といえば気の毒ですが...

花の後に丸っこい実がなるのですが,鳥も食べないらしく冬になっても残っていることが多いです.

ヤエムグラ(八重葎)のアップ
2/26, アカネ科 ヤエムグラ属.別名 クンショウグサ.

小さな白い花がついています.

ヤエムグラ(八重葎)
2/27, アカネ科 ヤエムグラ属.別名 クンショウグサ.
よく見ると1,2ミリぐらいの小さな白い花が付いています.茎は四角形で細長い葉っぱが6~8枚ぐらい輪生しています.

全体がザラザラした手触りです.服にくっつけて遊びました.

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