玉原湿原・尼ヶ禿山, ヤマドリゼンマイ(山鳥薇)?

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玉原湿原・尼ヶ禿山, ヤマドリゼンマイ(山鳥薇)?
5/23, ゼンマイ科 ゼンマイ属.
お猿さんを連想させる,薄茶色の毛に覆われたシダの芽が出ていました.少し小さい気もしますが,ヤマドリゼンマイではないかと思います.

湿原などで妙に縦長で立った印象のシダが生えていたら,ヤマドリゼンマイであることが多いようです.ゼンマイよりも茶色っぽい綿毛に包まれています.
ヤマドリゼンマイもゼンマイと同様に山菜として利用されるのですが,味が劣ると言われています.

ちなみに,ゼンマイは一カ所から何本もまとまって芽が出てきます.
その中に真ん中がぼっこり膨らんだ芽と平らな芽があるのですが,子どもの頃に『膨らんだ方はオスだから食べてはいけない』と言われました.丸く膨らんだ芽は胞子葉なので,取ってしまうとゼンマイが減ってしまうからそのように言い習わされているのでしょう.

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このページは、せとさんが2009年5月23日 00:00に書いたブログ記事です。

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